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Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

走行する本物の新幹線での撮影秘話も!Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント【完全レポート】

2025年4月21日、TODA HALL CONFERENCE TOKYO(東京都中央区)にて、Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベントが行われ、草彅剛、細田佳央太、のん、要潤、斎藤工、樋口真嗣監督が登壇。(動画&フォト)

イベントレポート

■動画ダイジェストレポート

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■テキスト【完全】レポート

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

樋口真嗣監督/細田佳央太/のん/草彅剛/斎藤工/要潤

草彅剛(本務車掌・高市和也 役)
皆さんこんにちは。本日はお集まりいただきありがとうございます。
チャンネル登録よろしく。これ、今流れてるんですよね。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

草彅剛

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

‐たくさんの方が見てます。

草彅剛
本当ですか。これはドッキリじゃないんですか。
(オープニングのビートヴォックスには)びっくりしましたね。何かソロコンサートでも始まるんじゃないかなと思いました。
どうも工さん、要さん、のんさん、細田さん、監督ありがとうございます。
今日はなんかちょっとふわふわしてます。
4月23日から世界に向けて発信されたら、皆さんがどんな感想を持ってくれるのかなと思って。
もう私、空回りしてますよ。先ほどたくさん説明していただいたんですけど。
はい、今日のこのイベントのことをもう全部すっ飛ばしてまして、もうほんとふわふわしてます。
だけど、この作品の中では、しっかりとした車掌を私、草彅剛が演じてますので、今日は少しでもこの作品の魅力をお話して、皆さんに興味を持っていただきたいと思ってます。
本日はよろしくお願いします。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

細田佳央太(便乗車掌・藤井慶次 役)
藤井は若い車掌で、現場では常に草彅剛さん演じる高市さんに支えてもらいっぱなしでしたが、今日はふわふわされているということなので、僕が支える側になれればななんて生意気ながらに思っています。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

細田佳央太

のん(運転士・松本千花 役)
運転手の松本千花役を演じさせていただきましたのんです。映画のおもしろさが伝わるように頑張ります。よろしくお願いします。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

のん

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

要潤(起業家YouTuber・等々力満 役)
草彅さんはふわふわしてるとおっしゃってたんですけど、実は僕もふわふわしてまして、登場の時に前に出るのを忘れてました。
そこでおきして、そのまま来ちゃったんですよね。
それぐらいちょっと今緊張してて。あと、この作品がこの世の中に出るということで、すごく興奮しています。
今日は僕は乗客役なんですけれども、この中で乗客役が僕一人ということで、乗客目線で話ができたらいいなと思います。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

要潤

斎藤工(新幹線総合指令所統括指令長・笠置雄一 役)
新幹線総合指令所統括指令長というなかなか肩書きは立派なんですけど、僕はオリジナルの1975年版、佐藤純弥監督の『新幹線大爆破』の大ファンでもありまして、75年版が世界に轟いたように、このオリジナルにリスペクトを込めた本作が明後日から世界に轟くことを心から願っております。
そんな場に立ち会えて誇らしい気持ちでいっぱいです。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

斎藤工

樋口真嗣監督
爆発を担当しました樋口です。よろしくお願いします。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

樋口真嗣監督/細田佳央太/のん

‐さて、本作は、先ほど齋藤工さんからもお話ありましたが、1975年公開の同名タイトルの原作を、これまでも多くのスペクタクルな映像と人間ドラマを融合させてきた樋口真司監督が、リブートという形で再構築した作品になっております。
物語は、新青森から東京へ向けて定刻通りに出発したはやぶさ60号から始まり、いつもと変わらぬ日常を過ごす乗務員や乗客。
そこに1本の緊迫した電話が入ります。その内容は、はやぶさ60号に爆弾を仕掛け、新幹線の時速が100キロを下回れば即座に爆発するというもの。
混乱を極める状況の中、乗務員と乗客たちがさまざまな困難に直面しながら、鉄道人たち、政府と警察、さらには国民までも巻き込み、ギリギリの攻防戦が繰り広げられていくという作品になっております。
私も事前に作品を見させていただいたんですが、ほんとにもうめちゃくちゃ面白くて、あっという間に終わってしまいました。
いよいよ、24日から配信開始となりますが、今までを振り返って、今改めてどんなお気持ちなのか教えて下さい。

草彅剛
もうほんとに嬉しくて。そして今日、久しぶりに共演者の皆さんと会えたのも本当に嬉しくて。
当たり前ですけど、作品の中と全然(雰囲気が)違うんですが、のんさんですよね?松本運転手とこのギャップというか、細田君もそうですし、工君も要さんもこのギャップがたまらないですよね。
撮影を共にした人と全然違うので。
とにかく難しいことを言わず見ていただけるとすごい迫力を感じられる作品で、僕もそうなんですけど、監督もそうですし、その時持ってる力を全て込めた作品で、今の自分ではもうなし得ない、できないような力を込めている作品なので、必ず何か皆さん感じてもらえることがあると思うので、楽しみにしていただきたいです。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

のん/草彅剛/斎藤工

‐監督は今のお気持ち、改めていかがでしょうか。

樋口真嗣監督
配信の作品を手がけたのが初めてなので、その配信の日がどのようにに迎えられるか、今までと全く違うし、しかもそれが全世界にっていうことが本当に初めてのことなんで、緊張しまくってます。

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樋口真嗣監督/細田佳央太/のん

‐本作は、個性豊かな本作の登場人物を豪華キャストの皆さんが演じられています。一人一人が異なるバックグラウンドを抱えながら、各々が信じる正義を胸に奔走していくストーリー。
本作の人間ドラマを最大限に引き出しているポイントと言えると思いますが、改めてそんな物語の主人公を演じた高市役を演じられていかがでしたか?

Netflix映画『新幹線大爆破』

相関図

草彅剛
僕は、75年版の高倉健さんにもすごくお世話になったので、大きなご縁を感じてとても感慨深いです。
前回の健さん主演の映画では車掌さんはあんまり出てこなかったんですけど、こういう新幹線で事件が起きた場合、もしかして車掌さんが1番大変だったんじゃないかということに監督が着目してくれて、今回の作品になりました。
前作のいいところをいただいて、リメイクじゃなくてリブートとして新しく構築できたのではないかなと思っています。
そこにみんながいてくれて。細田さんとのんさんとは、初めての共演だったんですけど、要さんと工くんはもう何度も共演していて。だから、私を中心に(向かって左が)初めての方々で、(向かって右に)今まで友情を築き合った2人がいて、私はおいしいところに挟まれてできたなと思ってます。はい、挟まれ僕ちゃんです。
みんなもかしこまってないで喋ってよ。

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斎藤工
いや、フリートークじゃないので(笑)

草彅剛
生放送なので編集できないんですね?ディレイ放送もないんですか。
そして、のんさん、私との初めての共演はどうでしたか?

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

のん/草彅剛

のん
めちゃくちゃ嬉しかったです。たくさん勉強させていただきましたし、とても楽しい時間でした。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

草彅剛
のんさんはギターを弾かれるんですよ。僕、のんさんのYouTubeのチャンネルをよく見ていて、渋谷にギターとか買いに行かれた回は、何回もリピートして見てます。のんさんはギターがめちゃくちゃうまいんで。
僕もYouTubeをやっているので、僕のチャンネルでコラボレーションできたらなと思っています。
細田君は、どうですか。初めて僕とやって。

細田佳央太
とてもびっくりしたのが、本当ニュートラルな方だなってこと。
現場でもどんなに時間かかっても、どんなに体力的にしんどくても、辛い顔を一切見せない方ですし、常に明るく現場の皆さんを包んでくれる優しさを持たれてる方なので、ピリピリすることないのかなっていうのは逆に気になったりはしました。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

草彅剛
私、優しいマンなんで。

細田佳央太
本当ですか。もう十分感じておりましした。

草彅剛
自分が優しくしたことは回り回って自分に返ってくるかなというマインドでやっています。
でも、監督がいちばん優しいんじゃないかな?

樋口真嗣監督
いやいや、僕はみんなにひどい目に合わせてるので・・・

草彅剛
確かに結構ひどかったですよ。今回、特撮もありますけれども、樋口監督の新骨頂が映像にあらわれて大変なんですよ。

樋口真嗣監督
いやもう何でこんなことになっちゃったのかなと思ったら、六平直政さんが悪いんです(笑)

草彅剛
六平直政さんがキーポイントになりますよね。
工くんは僕達の関係性や雰囲気はどうですか?。

斎藤工
剛さんのお人柄、現場での佇まいを経験をしている人間としては、やはり剛さんが現場を包み込んでいたんじゃないかなと。
大変な撮影ではあったと思うんですけど、剛さんと、樋口監督のお人柄が、完成にたどり着かせたのかなと今思っています。

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草彅剛
要さんの役とはどういう関係ですか。

斎藤工
直接の共演シーンは無いんですが、大事な乗客の一人として、どういう職業の方かとかということは捉えてはいました。

草彅剛
要さんの役はお金持ちの企業家でYouTuberということで、現代の感じがしますよね。現代の75年版ではYouTuberってなかったですから。

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‐細田さん、車掌同士でありながら、草彅さん演じる高市とはどういう関係性にあるのでしょうか?

細田佳央太
高市さんがベテランの車掌なのに対して、僕は便乗して近くで勉強させていただく後輩の車掌という立場です。
お客様や緊急事態への対応は、やっぱり高市さんの方がもちろん数段優れている中で、藤井はそこで若さ故に間違えてしまって、怒られることもあります。
でも最終的には、高市さんは後輩として思ってくださっていたっていうのもわかりますし、藤井も藤井なりに、がむしゃらに高市さんの役に立とうと奔走しているところもあるので、すごく素敵な先輩後輩関係だったんじゃないかなっていうのは思っています。

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‐草彅さんが、高市役というのは、安心感がありましたか?

細田佳央太
本当にありました。それは草彅剛さんのお人柄なんだろうなと思います。

‐撮影現場のことで覚えていることは?

細田佳央太
草彅さんはずっと元気だったんです。朝が早いくて、夜が遅い撮影が連日続いているのに。
もちろんご自身の個人のお仕事もあるでしょうけど、ギターを現場に持ってきて弾かれていたり、草彅さんの声や笑顔は、現場を包んでくださっていたので、そういう優しいお人柄が高市さんに出ていたのかなっていうのは感じていました。

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‐なるほど。そしてのんさん、今回運転手として、皆さんとはちょっと離れた運転席にいたわけですが、改めて今回演じられてみていかがでしたか?

のん
すごく新鮮で楽しみました。最初は私は結構孤独な撮影で、運転席のセットの中でずっと撮影してたんです。
オリジナル版の『新幹線大爆破』では、運転手役は千葉真一さんなんですよね。だから私にお話が来たのですごいびっくりしちゃったんですけど、とっても嬉しかったです。
運転席でのシーンでは、高市さんとのシーンもあったので、とっても楽しかったです。

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‐先ほどギターが共通のみたいな話ありましたが、改めて現場での草彅さんはいかがでしたか?

のん
待ち時間が長くあるとギターの練習をされていて、休んでいるところを見てないので、もうとっても強靭な方だなと思って。
私もこんなふうになろうって憧れてます。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

草彅剛
ありがとうございます。はい。いつかFコードを教えてください。
のんさんは、今日のお衣裳もかっこいいですよね。ロックですよね。新幹線をイメージされてますよね。

のん
そうなんです。新幹線をイメージしたかっこいい衣裳です。

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‐草彅さんはいつもお元気だったんですね。

草彅剛
いや、皆さんも元気ですよ。監督も含めて。元気がないと撮影に臨めませんから。朝早くから遅くまでやるので、元気がないと乗り切っていけませんからね。

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‐監督は、草彅さん、細田さん、そしてのんさんのこの3人の関係性を描くときに気をつけられたことは?

樋口真嗣監督
皆さんいろんな作品に出てらっしゃって、そこで、本当にこの人と一緒に仕事をしたいな、仕事をしたことある人とはもう一回したいなっていうような気持ちで、まず欲張らせていただいたという、その願いがかなった形です。
でも、私だけがいいなと思ってもダメで、受けてくださって初めて成立して、先に進めるわけです。
皆さんの人生の一部分を私にくださいという話ですから、そういった意味でこちらこそ感謝しております。

草彅剛
こんなに素晴らしい素敵な作品に出演できたことを、本当に心から監督に感謝してます。
ありがとうございます。

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‐斎藤さんは、車両とは異なる新幹線の総合指令所での総括司令長という役どころ。見ていても息が詰まるぐらい、ものすごいプレッシャーのかかる重要な役だったのでは?

斎藤工
そうですね。こういった、普段我々が目にすることがない場所で、(交通)インフラを支えてくださっているんだなということを痛感しました。
で、おそらく日本中のミドルエイジのおじさまたちが僕含めて大集合したセットと撮影でした。
やっぱりみんな元気は あるんですけど、やっぱり疲れていくので、なんらかの成分がみんなの肩から出てって。
女性のキャストも含めて、最終的に1つの大きなおじさんになるんじゃないかなっていう、なんかなんとも言えない現場の空気感はありました(笑)

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‐そこでは車両とは全く違う世界が広がっていたと。

斎藤工
そうですね。ただ、そのおじさんが、どうにか爆破を止めてくれたり、あと、樋口監督との関係性で、「もうお前が(ウルトラマンに)変身してどうにかしてこい」みたいな空気も。

‐違う作品になっていきます(笑)

斎藤工
はい、すいません。失礼しました。はい、もう黙ります(笑)

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‐そして要さん、たまたま乗り合わせた乗客であり、世間的にも有名なYouTuberということで、それを遺憾なく発揮する癖の強いキャラクターですよね。

要潤
ほんとに現代社会が生み出した人物と言いますか、掴みどころのないキャラクターでしたし、事件にたまたま巻き込まれた人物。社会的に成功して、お金持ちでもある役なので、そういう人物が自分が死ぬかもしれないという事件に巻き込まれた時に、自分の命を守るために どういうふうに振る舞うんだろうかというのは、僕自身もすごく楽しみながら演じさせていただきました。

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‐相当にチャラチャラしたところもあるYouTuberですよね。決め台詞もあったりして。

要潤
決め台詞は監督が考えたもので、監督の要望が全て詰まったキャラクターですね。監督がそういうのが好きなんだなというのはすごくわかりした(笑)

‐監督、そうなんですか?

樋口真嗣監督
いや、好きというか、仕事ですから(笑)

‐なるほど。改めて監督に伺います。今回、制作側として、実際に走る車両での撮影、難しいところも多かったと思うんですが、改めて特に大変だったところ、どういうところがあったんでしょうか。

樋口真嗣監督
スタッフ、キャストのみんなは全員、多分歴史に残るぐらい大変だったと思うんですけど、俺だけめちゃくちゃ楽しいんですよ。
ほんとにね、明日も早く来ないかなっていうぐらい、もう降りたくないぐらい、ずっと乗っていたかった日々でした。他の方々には申し訳ないんですけど。
上野から6時半に出て、そのまま青森まで行って、青森からまた戻ってきて6時半に上野に着くんですけれども、上野に着くのがもう惜しいわけですよ。
もうずっと乗ってたかった。明日もどうせ乗るんだから乗ってたらダメかなみたいな。ダメなんですけど(笑)

‐その大変だったっていう現場の中で草彅さんが覚えてらっしゃることは?

草彅剛
監督はそうおっしゃいますけど、みんなも楽しかったと思いますし、車両セットではなく、 実際の車両の中での撮影っていう経験もできましたから。
先ほど監督がおっしゃられたように、上野から青森まで、それを7往復ぐらいして、1日12時間ぐらい。始発から夕方に帰ってくるのを繰り返しつつ、実際の新幹線の中で撮影するってのはほんとにドキドキワクワクしました。
あと、普段はあまり気にしないんですけれども、トンネルが多かったりとかすると(シーンが)繋がらなかったりとかして、もう一回撮り直しになったりとか。
長いトンネルだと5分ぐらいずっと入ってたりするので。
で、やっぱりその中で撮らないといけないことがあったりとかして。
だからもう大変ではあったんですけど、やっぱり普段できない経験をできるっていうのも撮影の1つの醍醐味ですから。いろんな新しい人生の経験を、監督がさせてくれたなと思って、大変なことが最終的には楽しくなっていくという、そんな撮影でした。

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‐細田さんは走る車内の中での撮影、いかがだったんですか。

細田佳央太
とても新鮮でした。草彅さんがおっしゃってましたけど、なかなか経験できることじゃないですし。
それで言うと、東北新幹線に乗る機会は、僕は仕事も含めてなかったので、この作品やるまでそもそもグランクラスっていうものがあるものことを知らなかったんです。
車掌を演じるってなってから、草彅剛さんとのんさんと僕とで、お話伺いにJRで実際に車掌されてる方や運転手の方にお話も聞きに行かせていただいたりもして、実際に車掌さんがどう動いてるかっていうことも直接教えていただきました。
そういうことのもひっくるめて、新幹線っていうものがどれだけの人関が関わって、そして定刻通りの発車を実現しているのは、決して当たり前じゃない難しいことなんだということを勉強させていただきました。

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‐それを踏まえた上で、のんさんの指差し確認は、めちゃくちゃかっこよかったですね。

のん
ありがとうございます!私、実際に運転席に入らせていただいて、樋口監督と尾上准監督たちの取材に便乗してお邪魔したんですけれど、

樋口真嗣監督
あれは、俺たちが便乗したんです。

のん
そうだったんですか。それで一緒に実際の運転席を見せていただいたりとかしたんです。
私は、ふだんからはやぶさには頻繁に乗っていて、毎月乗っている年もあったので、かなり
テンションが上がりました。

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樋口真嗣監督
そうだ、一度、俺らがロケしてる時に売店でばったり会った。

のん
どこでしだっけ?

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樋口真嗣監督
のんさんが仙台でコンサートがある時に。

のん
そうでした。ばったり会ったんですよね。カメラマンのチーフの方とばったり会って。
樋口監督とはホームで会えなかったんですけど、新幹線の中で私を探し当てられて。どうやって見つけたんだろうって(笑)そのときお土産をくれました。

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‐監督、今回、爆破シーンありますが、特撮とVFXを融合するという試みで、すごい迫力ですが、現場はいかがだったんでしょうか?

樋口真嗣監督
大先輩たちがみんなやってるんで、安心はしているんですけれども、ついついやりすぎちゃうんですよね、爆発を。
そんなにも爆発やっちゃったら、シーンがつながらなくなっちゃうというぐらいデカイ爆発になっちゃったりもしたんで、そういうところは本当、後でセリフを全部撮り直したりとかしているぐらい、すごい爆発が今回は撮れたなと思ってます。

‐草彅さん。出来上がった本作をご覧になっていかがでしたか?

草彅剛
いろんな溢れる気持ちがあるんですけど、とにかく観ていただきたいなっていう気持ちです。
ただの大パニックのものでもないし、ちゃんとそこに人の血が流れてますし、だけど理屈抜きに迫力があって楽しめるエンターテインメント性もたっぷり含まれてるので、もうどの世代の方、どの方が見ても何か響くんじゃないかなと思っています。そういうこの作品を世界に向けて発信できることの喜びがあります。
あと、高倉健さんが出演なさった1975年の『新幹線大爆破』を、僕らが、ちょっとでも意思を受け継いで、また後世に残っていく作品になれたらいいなと思ってるので、是非とも皆さんにほんとに愛してもらえるような作品になればと願っております。

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最後にメッセージ

‐最後に、草彅さんと監督からメッセージをいただければと思います。

樋口真嗣監督
個人的な話になりますが、50年前にこの映画と出会って、それからの50年間の間ですね、憧れていた映画を作らせていただけるという、本当に願ってもないチャンスを与えていただいた方、そしてここに集まった人が僕の50年で見つけた最高の宝物だと思っております。
この人たちと映画を作れて、僕はこんなに幸せなことはありません。
そして、50年前にこの映画を作った先輩たちに敬意を表して、本当にありがとうございます。

Netflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベント

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草彅剛
監督から嬉しい言葉をいただきました。
僕が生まれた50年前に(オリジナルの)『新幹線大爆破』ができたんです。
僕と同じ年のこの作品に一緒に参加できてとてもほんとに嬉しく思いますし、これを機に皆さんと僕たちと一緒に 未来に向けて出発できたらなと思っています。
観ていただけると、最後は何か1つの光というか、希望が感じられる作品になってますので、是非とも皆さん、これからも一緒に未来に向けて出発できたらいいですね。
よろしくお願いします。

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‐ありがとうございます。では、いよいよお見送りのお時間に・・・

中川家・礼二
「はやぶさ60号、東京駅でございます」
どうも、中川家でございます!
すみませんね、終わりかけの時に。実はこのイベントが始まる前に僕は影ナレーションをやらせていただきまして、このイベント始まる前に生配信もやっておりました。

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中川家・剛/中川家・礼二

礼二・剛
アーカイブも残ってますので是非御覧ください。

中川家・礼二
ぜひ監督、次回作にはどこでもいいので我々を出していただければありがたいなと思います。

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‐鉄道ファンからしたら胸熱の映画ですからね。では、4月23日の配信開始に向けて、草彅剛さん、最後に御発声をお願いできますか。

草彅剛
かしこまりました。それではいきます。新幹線大爆破、ここ東京から世界に向けて出発進行!!よろしくお願いします!

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■フォトギャラリー

[写真:山田健史/動画・記事:三平准太郎]

Netflix映画『新幹線大爆破』

《STORY》
はやぶさ60号は今日も、新青森から東京へ向けて定刻どおり出発した。高市(草彅剛)はいつもと変わらぬ想いで車掌としてお客さまを迎える。
そんな中、一本の緊迫した電話が入る。その内容は、はやぶさ60号に爆弾を仕掛けたというもの。新幹線の時速が100kmを下回れば、即座に爆発する……。
高市は、極限の状況の中、乗客を守り、爆破を回避すべく奔走することになる。犯人が爆弾の解除料として要求して来たのは、1,000億円! 爆発だけでなく、さまざまな窮地と混乱に直面することになる乗務員と乗客たち。鉄道人たち、政府と警察、さらに国民も巻き込み、ギリギリの攻防戦が繰り広げられていく。
極限の状況下でぶつかり合う思惑と正義、職業人としての矜持と人間としての本能。はやぶさ60号は、そして日本は、この危機を乗り越えることができるのか!?
出演:草彅剛 細田佳央太 のん 要潤 尾野真千子 豊嶋花 黒田大輔 松尾諭 大後寿々花 ・ 尾上松也 六平直政 ピエール瀧 坂東彌十郎 / 斎藤工
監督:樋口真嗣
原作:東映映画「新幹線大爆破」(監督:佐藤純彌、脚本:小野竜之助/佐藤純彌、1975年作品)
エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏(Netflix)
プロデューサー:石塚紘太
ライン・プロデューサー:森賢正
准監督:尾上克郎
脚本:中川和博 大庭功睦
音楽:岩崎太整
撮影:一坪悠介 鈴木啓造
照明:浜田研一
録音:田中博信
美術:佐久嶋依里 加藤たく郎
スタイリスト:伊賀大介
編集:梅脇かおり 佐藤敦紀
アクション・コーディネイター:田渕景也
VFXスーパーバイザー:佐藤敦紀
ポストプロダクションスーパーバイザー:上田倫人
Compositing Supervisor:白石哲也
特別協力:東日本旅客鉄道株式会社 株式会社ジェイアール東日本企画
制作プロダクション:エピスコープ株式会社
製作:Netflix
#新幹線大爆破
#BulletTrainExplosion
#走り続けろ
 
予告編
YouTube player
 
2025年4月23日(水)よりNetflixにて世界独占配信
Netflix映画『新幹線大爆破』

ポスタービジュアル

Netflix映画『新幹線大爆破』

ティザーアート

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