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映画『言えない秘密』完成披露試写会

京本大我が古川琴音の手を粉々に!?尾美としのりは大林宣彦監督の秘密を40年越しに明かす!映画『言えない秘密』完成披露試写会【完全レポート】

2024年5月21日、TOHOシネマズ 日比谷にて、映画『言えない秘密』完成披露試写会が行われ、京本大我(SixTONES)、古川琴音、横田真悠、尾美としのり、河合勇人監督が登壇。1年前に撮影した本作の撮影エピソードに加えて、本作にちなんでそれぞれの“言えない秘密”を明かした。

「SixTONES」としてデビュー後、京本大我が初の映画単独主演を務めることで話題を呼び、確かな演技力で魅了する古川琴音が初めて恋愛映画のヒロイン役に挑戦した注目の映画『言えない秘密』が6月に全国公開する。
メガホンを取るのは、数々の話題作を手掛けてきた河合勇人監督。
過去の出来事からトラウマを抱えた音大生・湊人(みなと)は、どこか謎めいた雰囲気のある雪乃(ゆきの)が奏でるピアノの音色に導かれ、運命的な出逢いを果たす。自然と惹かれ合い、雪乃の天真爛漫なキャラクターと心動かすピアノ演奏は、湊人が抱えるトラウマを癒し、やがて2人で過ごす日々は愛おしくかけがえのないものになっていく。しかし、ある日突然雪乃は湊人の前から姿を消してしまうーー。

舞台挨拶【完全】レポート

■最初のあいさつ

京本大我(SixTONES)(樋口湊人 役)
公開日ではまだないんですけれども、1年前くらいに撮影していたこの作品を、こうして皆さんにやっと届けられることを本当に嬉しく思っています。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

京本大我(SixTONES)

古川琴音(内藤雪乃 役)
この日をずっと待ちわびていたので、今日皆さんと直接お会いすることができてとても嬉しいです。上映前なので話せることが限られているんですけれど、できる限りのことを話して楽しい時間になるといいなと思います。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

古川琴音

横田真悠(浅野ひかり 役)
平日のこのお時間にたくさんの方が集まっていただいてとても嬉しく思っています。短いですけど楽しんでもらえるように頑張りたいと思います。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

横田真悠

尾美としのり(樋口透 役)
湊人の父役ということで、ほんとなら京本政樹さんの方が良かったんじゃないかなって思うんですけども。(私は京本大我さんとは)あまり似てないものですから。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

尾美としのり

河合勇人監督
今日はありがとうございます。短い時間ですが最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いします。

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河合勇人監督

■父親役は京本政樹さんの方が良かったんじゃないかと・・・

‐いよいよお披露目ということでここに立ってのお気持ちは?

京本大我(SixTONES)
そうですね。先程も申し上げた通り、ちょうど約1年ぐらい前に撮影していたので、映画って(皆さんに)届くまで、編集だったりいろいろ時間もかかるものなので、丁寧に丁寧に、スタッフさんが、僕らが撮り終わった後作ってくださったこの素敵な映画をやっと皆さんにお届けできるというのが何より嬉しいです。
僕たちも自信を持って表現できる素敵な作品に仕上がっていますので、皆さんのお力を借りて、これからこの作品を盛り上げていけたらなと思っております。

‐いよいよ観ていただくという緊張感はありますか?

京本大我(SixTONES)
僕たちも台本をいただいた時から素敵に感じていましたし、原作というか台湾でも実際上映されているものも見させていただいて、この作品に携わらせていただいていることを本当に誇りに思っていたので、皆さんに自信を持って届けたいんですけれども、どう受け取ってもらえるのかというのも、ちょっと不安というわけじゃないんですけど、すごく気になるので、何か色々な感想を皆さんに投じていただけたら嬉しいなと思いますし、来月公開してからもエゴサしちゃうかなと思います。それでどう感じ取ってもらえるのかなというのを。それぐらい僕たちも大好きな作品です。

‐初めての単独主演としてオファーが来たときの最初の気持ちは?

京本大我(SixTONES)
最初はふわっとしたオファーというか、マネージャーから「ピアノはどれくらいできるの?」って聞かれて、でも「僕は独学でこんなものしかできません。」と素直にお返事して。
そうしたら、次にお話ししたのが、実はこういうピアノの音大生の物語の映画のお話が来てるけどどうですか?ってマネージャーから改めて来て、ちょっと2段階オファーのような形でお話を聞いたので、僕は一応自分の実情を伝えた上で、これだけ大変なクラシックの演奏がある役をオファーしていただいたので、僕なりにしっかり務めなきゃなぁという責任とプレッシャーを感じました。
今はいろいろドラマとかやらせてもらっているんですけど、この作品のオファーいただた頃は、映像の仕事が7年ぶりだったかで本当に久しぶりだったので、ただただ震えていましたね。なのでどうなるのかなぁという不安はありましたけど、でもとても素敵な機会だったので受けさせていただきました。

‐古川さんは恋愛映画では初めてのヒロイン役となりますが、オファーが来た時はどんなお気持ちでしたか?

古川琴音
この役を私にオファーしてくださったのが意外でした。自分に対してそのイメージを持っていなかったので妙にドキドキしました。
で、このピュアで無垢な役を、自分がどう演じることができるのかないうのは、新しい挑戦でもあるなと思いましたし、京本くんの相手でファンの人が怒らないかなとか、いろんなこと考えました。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

 

‐横田さんが演じるにあたって意識されたことは?

横田真悠
おしゃれも大好きな等身大の大学生をやりたいなと思って、その上で音大生っぽい服装や、髪型のアレンジを楽しんでみたりとか、そういう外見の役作りもしました。
あとは、素直に自分が思ったことが表情とかに出ているところも、ひかりちゃんの良いところとなるように意識しました。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

‐尾美さんは、京本さんの父親役ですが、京本さんとの共演はいかがでしたか?

尾美としのり
すごく真面目な人なんだなと思いました。一緒にいるシーンでは、大体ピアノが置いてあって、撮影の合間は京本さんはずぅ~っとピアノを触ってました。
だからあんまりに話をしたという記憶が無くて、(京本大我に向かって)今日が初めてぐらいですよね?現場ではあいさつ程度だったような。
あとは、クランクアップの時ですか?

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京本大我(SixTONES)
そうですね。

尾美としのり
撮影中は京本さんはずっとピアノを触ってましたので、なんか近寄れないなって思ってました。

京本大我(SixTONES)
別に尾美さんを避けていたわけではないので・・・

尾美としのり
嫌われててるのかなって思ってました。

京本大我(SixTONES)
そこだけは誤解されないようにお願いします。

‐今日改めてお話されての(京本さんの)印象は?

尾美としのり
もう素敵な青年です!

‐現場ではやはりそれほどピアノを触ってないと?

京本大我(SixTONES)
琴音ちゃんはピアノ経験者ですし、でも僕はほぼ独学だったので、スキルの違いはめちゃくちゃありました。そしてやっぱり課題曲が多かったんです。7曲前後あった気がするので、ほんとに追われていました。
セリフだけでも今回大変なんですけど、プラス、演奏っていう部分でやっぱり寝てしまうと次の日が来てしまうので、もうとにかく寝るまでどれだけ練習できるかだなみたいな。
現場でもそうですし、帰ってからも(ピアノ練習を)やってました。

‐監督からキャストの皆さんに対して役について伝えたことはあったんですか?

河合勇人監督
とにかく2人とも、ピアノがとても大変だったので、ただ弾けるのが当たり前の状態で、そこから芝居が始まるということを2人には伝えて、「ピアノに必死になっちゃダメだ。とにかくそこから湊人と雪乃の役柄が始まるんだ。」ということを一生懸命伝えて、プレッシャーをかけてました(笑)

‐横田さんに対しては?

河合勇人監督
横田さんが演じたひかりは湊人の幼馴染なんですが、もう一方的にひかりが湊人に惚れてるんです。どんなに嫌われてもずっと湊人を支えるっていう役だったので、「鉄のハートを持って臨んでください。」と伝えました。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

河合勇人監督/横田真悠

■自分が主演の作品で泣く人ってなかなかだな

‐京本さん、関係者に向けた初号試写のあと、Xに「ボロッボロに涙しました」とポストされていましたが、完成した作品を初めて観たときはどんな感情になったのでしょうか?

京本大我(SixTONES)
今回、初主演映画という形ではあるんですけど、それに感動したとかはほんとに全くなくて、ただただ作品が良すぎてという、別に自分の芝居に感動したりとかなじゃくて、特に琴音ちゃんが演じられている雪乃としてのシーンとかで泣けたところがほんとにたくさんあって。
ほんとに客観的に一人のお客さんとして映画を観に来た1人として、ボロボロ涙が出たので、今日皆さんに観ていただくのはそういう意味でもすごい楽しみですし、来月から公開されてからも僕みたいにボロボロ泣いちゃうのか?僕は別に不思議なことじゃなかったってことを早く思いたいというか、皆さんも泣いてもらって・・・、泣いてもらってって変ですけど(笑)、皆さんもグッと来てもらって(僕の感情が間違ってなかったことを)再確認したいなという気持ちが今強くあります。

‐古川さんはインタビューで、自分の恋愛している姿をあまり人に見られたくないなってお話をされていたかと思いますが、実際に映画をご覧になっていかがでしたか?

古川琴音
自分で言うのも恥ずかしいんですけど、胸がいっぱいになったというか。私も自分が出てる映画で泣いてしまったのは初めてのことで、それぐらい自分が恋愛してる姿を客観的に見るっていうのは拒絶反応みたいなものがあるんですけど、そこを乗り越えて、湊人と雪乃が二人の時間を一生懸命生きてたんだなっていうのが伝わってきました。
私が一番グっときたのは、京本くんと逆で、湊人の表情でした。
秘密を抱えている分、撮影現場でもずっとこの秘密は湊人は分かってくれないだろうなというか、この秘密を抱えてまで、あなたのことを想ってるんだよっていう、この気持ちっていうのは、ずっと片思いをしてるような風に感じてたんです。
だから、届いてるのかなって思いながら、撮影期間が終わったので、(完成した)本編を見た時に、雪乃がいなくなってからの湊人の姿っていうのに胸を打たれて、こんなに一生懸命雪乃のこと を考えてくれてたなっていうので、本当に胸がいっぱいになりました。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

‐監督は初号試写での京本さんの様子は覚えていらっしゃいますか?

河合勇人監督
珍しいなと思って。自分が主演の作品で泣いているからなかなかだなと思って(笑)

京本大我(SixTONES)
超恥ずかしいですよね(照笑)

河合勇人監督
ちょっと・・・うん(笑)

京本大我(SixTONES)
ちょっとって(笑)

河合勇人監督
でもとても素直な人だなと思いました。

京本大我(SixTONES)
(試写を観終わって)ロビーに出たら、監督のプロデューサーが待ち構えていらっしゃって。(その時の僕は)目が腫れちゃってヤバかったので、「すみません」って言って、一旦トイレに行って、ちょっと直してから戻りました。それぐらい結構ボロボロになっちゃって。

河合勇人監督
そうだね、みんなでゲラゲラ笑いました。「あいつ泣いてる」って(笑)

京本大我(SixTONES)
主演が泣く?って、みんなからめっちゃ言われて超恥ずかしかったですけど、でもそれぐらい素敵に編集してくださって、指導してくださったので大満足でございます。

河合勇人監督
それだけ純粋な人だということですね。

‐今、マスコミ試写が行われていて、同じように号泣された方がいらっしゃると聞きますが、横田さんは完成した作品を初めて観たときはいかがでしたか?

横田真悠
私は湊人と雪乃ちゃんのシーンは、映像で初めて目にしたので、この二人のそれぞれの想いがとても強く伝わってきて、胸がキューッてなりました。あとは音楽もロケーションも素敵で、心が温まりましたし、報われるような気持ちにもなりました。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

‐本作は、少しノスタルジックな音楽の作り方や映像もあって、上の世代の方にも楽しんでいただけるんじゃないかなと思いますが、尾美さんはどう感じられましたか?

尾美としのり
ノスタルジックというより、クラシック音楽が効果的に使われていて、そこは素敵だなと思いました。湊人と雪乃の2人の愛情が一つになったり、とても切なかったり、そういうのを表してるシーンがほんとに堪んないですよ。そこはほんとにキュンキュンしました。おっさんでもキュンキュンしました。

■ピアノの連弾にも挑戦!

‐本作は音楽も鍵になっていますが、京本さんと古川さんはピアノの連弾にも挑戦されていますが、実際の撮影ではいかがでしたか?練習の量も含めまして。

京本大我(SixTONES)
僕は、クランクインの3ヶ月前から個人レッスンを週に一、二度組んでいただいてました。で、琴音ちゃんがクランクインの1ヶ月前から。
そして連弾の練習も1ヶ月前からやってもらっていたので、クランクイン前から交流を持たせていただいていて、撮影期間中もちょっとでも隙があれば、どっちかがやっているところに入っていって、一緒に連弾が自然と始まるとか。

古川琴音
どの現場でも近くにピアノがある関係で、学校で撮っている時もピアノがある教室に行って、どっちかの音が聞こえたら教室を覗きに行って一緒に練習したりとか。とにかく撮影期間中はずっと練習していました。

京本大我(SixTONES)
時間を見つけては、ちょこちょこ一緒にやっていたので、いざ本番となった時は、ガチガチじゃなかったんですよ。良い緊張感ぐらいで。琴音ちゃんも経験者でもあるし、堂々と弾いてくださるので、それに乗っかった気持ちで楽しく連弾をしていたら、自然とOKが出たみたいな。
だから本当にいい練習法といい環境だったなと僕は思っています。

古川琴音
改めて思うと、(京本くんは)ほとんど独学で、クラシックはゼロから始めたのに、これだけ弾けるのはすごいなってくらい上手だったんですよ。そしてショパンって本当にクラシックの中でも難しいって言われてて。その中でも難しい音大生のピアノバトルのシーンで弾かれていたんですけど、びっくりして。
(私と同じ)1ヶ月前から練習を始めたと思っていたので、いつどこでそんな練習してたんだろうって思って。さっき共同の取材で、「3ヶ月前からやってました」というのを聞いて、安心したけど、それでもおかしいよなってぐらいちゃんと弾いてました。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

京本大我(SixTONES)
これから(お客さんに映画を)観てもらうので、ちょっとピアノのシーンのハードルを上げすぎと思いつつも、ピアノのシーンは一回だけじゃないので、連弾もいろんなピアノシーンがあるので、皆さんにもそこもぜひ味わっていただきたいなと思っています。

‐ピアノのシーンはあれ?って思うことは一回も無かったです。

京本大我(SixTONES)
ピアノのご経験はあるんですか?

‐(奥浜レイラ)はい。昔やってました。京本さんは経験者なんだって思ってずっと観てました。

京本大我(SixTONES)
(僕らのピアノシーンは)どうですか、監督?

河合勇人監督
さすがです!

京本大我(SixTONES)
言わせたみたいになっちゃいましたけど(笑)、ありがとうございます!

■それぞれの「言えない秘密」は?

河合勇人監督
言えない秘密は言えないんだけど(笑)、恥ずかしいんだけど、現場で一回だけ(京本と古川の)2人の芝居を見てて泣いちゃったことがあったんです。ちょっと涙が出ちゃったっていう。それはあんまり言いたくなかった。後半のシーンです。

京本古川
(お互い向き合ってグータッチしながら)嬉しいです!

古川琴音
私、その時の監督の顔を覚えてるかもしれないです。

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河合勇人監督
恥ずかしいね(苦笑)

映画『言えない秘密』完成披露試写会

大林宣彦監督の『さびしんぼう』に出たときの撮影秘話を40年越しに!

‐尾美さんは?

尾美としのり
ピアノ繋がりで言うと、むかーし、僕が若いときに出た『さびしんぼう』(1985/大林宣彦監督)という映画で、ショパンの「別れの曲」をピアノで弾くシーンがあるんです。僕は京本くんのように練習したとかじゃなく、全然弾けないので、撮影の時は、大林宣彦監督が二人羽織のように後ろから手を伸ばして、それで弾いてくださったんです。で、僕はただ泣いているだけ。
で、ちょっと監督の手が映っているんです。カメラを引くと、監督の手がスッと(後ろに引いていく)。
この話言っちゃっていいんですよね?(笑)

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京本大我(SixTONES)
僕らはそれはわからないですよ(笑)

尾美としのり
まぁ、いいんです(笑)そういう秘密があります。

‐(奥浜レイラ)今、尾美さんから『さびしんぼう』の秘話を聞けるなんて思っていなかったので、感動しております!

尾美としのり
撮影の裏話だし言うことでもないんですけどね。

‐(奥浜レイラ)今、カメラも回ってますし、(マスコミやSNSを通して)遠くまで流れると思います。

尾美としのり
あとね、今すごく右足が痛いです(笑)
足が痛いって言ったら、スタイリストさんがサンダルを用意してくれました。どうでもいい話でした(笑)

‐横田さんはいかがですか?

横田真悠
ひかりの役をいただいた時に、ピアノがって聞いて、ヤバイ!弾けない!とは思いました。(でも撮影ではピアノ)に触るタイミングは無かったので安心しました。

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京本くんの握力が強くて、私の関節がパキパキパキっ!

‐古川さんは?

古川琴音
(これまでのインタビュー取材で)言えない秘密を言えた秘密に変えてしまっていて、どうしよう?言ったことでもいいですか?

京本大我(SixTONES)
いいよ!

古川琴音
どのシーンかなって楽しみが増えるかなっていうお話なんですけど、京本くんの握力が強くてですね。でもすごく良いシーンだったんですよ。キュッって握ってくれたときに、私の指の関節がパキパキパキっって鳴って(笑)

映画『言えない秘密』完成披露試写会

(会場笑)

京本大我(SixTONES)
ほんと申し訳ない!

古川琴音
でもすごい気持ちを込めてらっしゃるし、集中してらっしゃるので言えなかったけど、「痛っ!」って一瞬思いました(笑)

京本大我(SixTONES)
取材も含めてこのエピソードを3、4回聞かせてもらってるんですけど、(琴音ちゃんの話し方の)熱量が落ちないから、ほんとうに痛かったんだなって。言う度、新鮮に話してくれるんで。
ほんと申し訳ないです。

古川琴音
いえいえ、伝わってきましたよ。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

‐握力についてはよく言われることがあるんですか?

京本大我(SixTONES)
握力が強いっていうわけじゃなくて、一つのことにしか集中できないんですよ。だからお芝居中だと、お芝居のことしか考えられなくなっちゃうから、今どれぐらい力が入っちゃってて、今どれぐらい痛いってなっちゃってるかまで、頭が回らなくなっちゃって。気持ちが入っちゃうと、ワーッて芝居の熱量の方しか考えなくなっちゃうんです。
だから本当にね、(琴音ちゃんが)生きてて良かった。

(会場笑)

京本大我(SixTONES)
カットがかかるのが遅かったら大変なことになってたかもしれない。

古川琴音
粉々に(笑)

京本大我(SixTONES)
粉々になってたかもしれない(笑)

キスが下手で・・・プライベートで練習しておきます

‐では最後に京本さんの言えない秘密を教えてください。

京本大我(SixTONES)
そうだなぁ、ネタバレになっちゃうから、でもいっか?

古川琴音
ダメ!

京本大我(SixTONES)
ダメか(笑)
この作品に限らずなんですけど、恋愛もののドラマとかに挑戦させていただくことが最近増えてきて、いわゆるキスシーンとかもあったりするんですけど、本当に下手で。
近づくときに早く目を閉じちゃうんですよ。そしたら相手の顔がどこにあるか分かんなくて、いっちゃえ!ってなったら、鼻だったとか、ホッペだったとか、そういうミスで、NGを出しがちで、唇の場所を当てられないんですよ。それが秘密というか悩みというか。

映画『言えない秘密』完成披露試写会

古川琴音
途中、福笑いみたいな感じで、どこに(唇が)あるのかなって当てる当てる気持ちになっちゃうから。

京本大我(SixTONES)
そうです(笑)ネタバレできないんですけれども、本編を観ていただいて。

‐監督はそれに気づかれてましたよね。もちろん。

河合勇人監督
目をつぶっちゃうからね(笑)でも湊人っぽくていいなって思って見てました。

京本大我(SixTONES)
ちょっとプライベートでもうちょっと頑張ってみます。

‐そんなカミングアウトをステージ上でされる方を初めて見ました。

(会場笑)

京本大我(SixTONES)
練習しておきます。

‐頑張ってくださいとしか言えませんが・・・(笑)

■最後にメッセージ

京本大我(SixTONES)
こんな感じでとても平和なキャストと監督さんと皆さんで作り上げた作品なんですけれども、1年前、撮影した日々が思い返されるぐらい、今日会って話してみて楽しかったなと思いました。
この作品を観てくださる皆さん一人一人に、僕自身がインタビューしに行きたいぐらい感想が気になっていますし、“秘密”というだけあって、驚きの展開もたくさんある、ただのラブストーリーじゃない作品です。
公開はこれからになりますので、今日の皆さんの熱量や、いろんな感想などのメッセージの届け方がとても重要になってくると思いますので、どうかお力をお借りしたいなと思います。一緒に『言えない秘密』を盛り上げていっていただけたら嬉しいなと思うので、これからもよろしくお願いします。本日はありがとうございました!

映画『言えない秘密』完成披露試写会

河合勇人監督/横田真悠/京本大我(SixTONES)/古川琴音/尾美としのり

■フォトギャラリー

[写真・記事:三平准太郎]

映画『言えない秘密』

その秘密が明かされた時、
この恋の旋律は、鮮やかに転調するーー

《INTRODUCTION》
「SixTONES」としてデビュー後、京本大我が初の映画単独主演を務めることで話題を呼び、確かな演技力で魅了する古川琴音が初めて恋愛映画のヒロイン役に挑戦した注目の映画『言えない秘密』が6月に全国公開する。
メガホンを取るのは、映画『鈴木先生』『俺物語!!』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』など数々の話題作を手掛けてきた河合勇人監督。
過去の出来事からトラウマを抱えた音大生・湊人(みなと)は、どこか謎めいた雰囲気のある雪乃(ゆきの)が奏でるピアノの音色に導かれ、運命的な出逢いを果たす。自然と惹かれ合い、雪乃の天真爛漫なキャラクターと心動かすピアノ演奏は、湊人が抱えるトラウマを癒し、やがて2人で過ごす日々は愛おしくかけがえのないものになっていく。しかし、ある日突然雪乃は湊人の前から姿を消してしまうーー。

《STORY》
ピアノ留学から帰国し、音楽大学に編入してきた湊人(京本大我)は、取り壊しが近い旧講義棟の演奏室で、神秘的なピアノを奏でる雪乃(古川琴音)と出会う。今までに耳にしたことのない美しい旋律に強く惹かれた湊人は雪乃に曲名を尋ねるが、「それは秘密」と耳元で優しく囁くだけだった。雪乃に会うたびに心惹かれていく湊人はトラウマだった音楽に向き合う事ができるようになっていく。しかしある日突然、彼女は目の前から姿を消してしまいーーー。

出演:京本大我 古川琴音
横田真悠 三浦獠太 坂口涼太郎 / 皆川猿時 西田尚美 尾美としのり
監督:河合勇人
配給:ギャガ
(C)2024「言えない秘密」製作委員会
公式サイト:https://gaga.ne.jp/IenaiHimitsu/
公式X:@Ienai_H_movie
公式Instagram:@ienaihimitsu_movie

2024年6月28日(金)全国ロードショー

映画『言えない秘密』

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