万城目学×上田誠スペシャルタッグ 舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』出演者コメント&ゲネプロ
ニッポン放送と劇団「ヨーロッパ企画」上田誠のタッグで届けられるエンタメ舞台シリーズ第4弾『鴨川ホルモー、ワンスモア』が、4月12日(金)に東京・サンシャイン劇場にて開幕。出演者コメント&ゲネプロ写真が到着した。
『鴨川ホルモー、ワンスモア』の原作は、2006年に発表された万城目学氏のデビュー作にしてベストセラーとなった小説「鴨川ホルモー」(角川文庫刊)とその外伝的続編「ホルモー六景」(角川文庫刊)。
日本古来の陰陽道を取り入れた奇想天外な設定を、緻密な構成と独創的なユーモアと個性豊かなキャラクターで描き、「第4回ボイルドエッグズ新人賞」受賞、「本の雑誌」エンターテインメントで2006年度の第1位、「2007年本屋大賞」6位などに選ばれ話題を呼んだ。
初日前会見登壇者コメント
開幕に先がけて行われた会見にはキャスト9名と脚本•演出の上田誠が登壇し、開幕に向けた意気込みや作品の見どころを語った。
●中川大輔
40日間たくさん稽古を積んで今ここにいるので、圧倒的な充足感があり、すごく良い状態で本番に臨めるなと思っています。上田(誠)さんが稽古を観て「生命の喜びみたいなものを感じられた」とおっしゃっていて、そういうものを毎公演お客様に届けられるように演じていきたいです。
オニを使ってホルモーをするという一見奇想天外な話に思えて中身は青春群像劇で、更にその中でも黒歴史を乗り越えていくというのがこの舞台のひとつの主題だと思います。そういう経験は誰でもありますし、共感していただけたら嬉しいです。全公演全力で演じていきますので、ぜひ劇場へお越しください。お待ちしています!
●八木莉可子
キャストの仲が良くて、その仲の良さが舞台に表れていると思うので、お客様にも感じ取っていただけたらと思っています。
そして大学生の頃の青い部分や少し恥ずかしい気持ちがたくさん詰め込まれた青春群像劇になっているので、観ていただいた後にお客様の青かったり恥ずかしかったりしたことも「良い思い出だな、よかったな」と肯定してもらえたら嬉しいです。
●鳥越裕貴
今までいろいろな台詞を喋ってきましたが、本当にオニ語だけがどうもしっくりこなくて。みんなでふざけてオニ語を喋っているうちにだんだんと馴染むことができましたが、時には仲が良すぎて怒られたりもしました(笑)
今ではオニ語で会話できるぐらいホルモーの世界にどっぷりと浸かっています。お客様に何かひとつオニ語を持って帰っていただけるよう、この世界にしっかり浸らせられるように頑張ります!
●清宮レイ(乃木坂46)
去年の夏ごろに出演のお話を頂いてから、あっという間に初日になってしまいました。すごく緊張していますが、みんなで何度もホルモーの練習を重ねてオニ語も体に染みついていて、今はもう自信しかないので、楠木らしく真面目に頑張ります!
●佐藤寛太
自分たちが出ていないシーンでも他の人を見て学ぶことが多いですし、若いキャストも日々芝居がどんどん変わっていって、先輩方も面白い芝居を繰り出しているので、すごくワクワクドキドキしております。今日からやっと本番を迎えられるのがすごく楽しみです。
●浦井のりひろ(男性ブランコ)
今回ヨーロッパ企画の角田さんと顔が似ているというありがたい偶然のおかげで出演が決まり、奇跡的なことだと思っています。同じ青竜会 1 回生の皆さんも素晴らしい人たちで、本当に大学時代に戻ってサークル活動をしているような楽しい稽古期間でした。1 回生の中で角田さんだけがダントツで歳が上なのですが、1 回生はアクションが多く、ふと目を離すと休まれているので、僕はそれを弟としてサポートしていけたらなと思っています。最後まで駆け抜けますのでよろしくお願いいたします!
●平井まさあき(男性ブランコ)
稽古がとても楽しくて、あっという間の40 日間でした。キャスト・スタッフ一丸となって作ったので今の時点でも良い作品だと思っていますが、お客様とのやり取りできっと更に良くなっていくと思いますし、ここからグルーヴが上がっていくのではないかと、とても楽しみにしております。「楽しみが多い」と書きまして「楽多(たのた)」と言わせていただきたいと思います。
●槙尾ユウスケ(かもめんたる)
今回は久しぶりの女性役ということで、最近のメイクのトレンドを取り入れて頑張っています。今回は芸人が二組いて、男性ブランコさんは勝手に尖っている芸人だと思っていたのですが、いざ一緒に稽古をやってみると優しくて話しやすく、すごく仲良くなれたのでよかったです。今、かもめんたるは漫才の大会に出場中なので、稽古期間中も実はそのことで頭がいっぱいでミスをしたこともありました(笑)。でも「鴨川ホルモー」と
「かもめんたる」は〝かも″つながりなので、縁があるなと思っています。
●岩崎う大(かもめんたる)
僕は上級生の役で現役のホルモープレイヤーではないのですが、ホルモーの試合は本当に白熱していてハードなので、ここに入ることにならなくてよかったという気持ちでした。ただ最近の皆さんも見ていると、ちょっと僕もやりたかったなと思います。原作を読んだ時にも思ったのですが、読み始めた時は「なんだこれ」と思いながらも、最後離れる時にはすごく寂しくなる、そんな体験ができる作品だなと。観終わった後にはきっと皆さんもホルモーをやりたくなっていると思います。
●上田誠(脚本•演出)
ニッポン放送さんとは原作のある作品を演劇にするという取組みをずっとやっておりまして、今回がその第 4弾となります。万城目学先生の作品『鴨川ホルモー』と『ホルモー六景』は、一人称による「ホルモー」という謎の競技をめぐる青春小説なのですが、今回はそれを18 人のキャストによる群像謎競技巨大コメディ=「巨(キョ)メディー」として舞台化しました。演劇界や俳優界のみならず各方面から集まった18 人がホルモーの訓練を積みまして、オニ語を習得し、数多くの情緒と段取りを身に着けまして、今日この日を迎えることができました。強豪校と呼んで差し障りのない仕上がりになっていると思います。優勝を目指します!
■フォトギャラリー
ゲネプロ
会見
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ニッポン放送開局70周年記念公演『鴨川ホルモー、ワンスモア』
《あらすじ》
2浪したのち京大に入学した安倍が、怪しい先輩の誘いと早良さんへの一目ぼれに任せて入った「京大青竜会」なるサークルは、千年の昔から脈々と続く謎の競技「ホルモー」をするサークルだった。当惑とときめき、疑いつつ練習、そしてこの世ならざる「奴ら」との邂逅。俺たちが開けたのはなんの扉だったろうか。世界の謎よりも魅惑的な彼女の鼻、そして押し寄せるリグレット。すべては思い返せば喜劇。鴨川ホルモー、叶うならワンスモア。
出演:中川大輔 八木莉可子 鳥越裕貴 清宮レイ(乃木坂46) 佐藤寛太
/ 石田剛太 酒井善史 角田貴志 土佐和成 中川晴樹(ヨーロッパ企画) 藤松祥子 片桐美穂 日下七海 ヒロシエリ
/ 浦井のりひろ(男性ブランコ) 平井まさあき(男性ブランコ) 槙尾ユウスケ(かもめんたる) 岩崎う大(かもめんたる)
原作:万城目 学(「鴨川ホルモー」「ホルモー六景」/角川文庫刊)
脚本・演出:上田 誠(ヨーロッパ企画)
アシスタントプロデューサー:近藤由弥(ニッポン放送)
プロデューサー:後藤隆志(ニッポン放送) 佐々木康志(PRAGMAX&Entertainment)
企画・制作:ニッポン放送
主催(東京公演):ニッポン放送/ぴあ
公式サイト:https://event.1242.com/events/kh_oncemore/
公式X:@2024kh_oncemore
<公演日程>
■東京公演:2024年4月12日(金) 29日(月祝)
会場:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ 文化会館 4F)
■大阪公演:2024年5月3日(金・祝)、4日(土)
会場:サンケイホールブリーゼ(大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー7F)
<チケット発売情報>
一般発売日:2024年1月28日(日)AM10:00 より開始(東京・大阪一斉発売)
取扱プレイガイド:
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/kamogawahorumo/ Pコード:523-616店頭販売 セブン-イレブン店内マルチコピー機
ローソンチケット:https://l-tike.com/kamogawahorumo/ Lコード:32337店頭販売 ローソン、ミニストップ店内 Loppi
イープラス:https://eplus.jp/kamogawahorumo/
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