【完全レポ】土屋太鳳「育児と仕事の両立で時間が早い!」佐久間大介はマッチングしたいことを告白。映画『マッチング』初日舞台挨拶
2024年2月23日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、映画『マッチング』初日舞台挨拶が行われ、土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ、真飛聖、杉本哲太、斉藤由貴、内田英治監督が登壇。今だから言える撮影裏話や、それぞれがこれから“マッチング”したいことを明かした。
舞台挨拶【完全】レポート
最初のあいさつ
土屋太鳳(唯島輪花 役)
いよいよこの作品と、観てくださる皆さんがマッチングされました!いかがでしたでしょうか?
(会場拍手)
土屋太鳳
映画ならではの刺激的な時間を過ごしていただいたと思います。今日はその余韻と共に楽しい時間を過ごせたらなと思います。
佐久間大介(永山吐夢 役)
撮影から1年半、長らく待ってくれていた皆さんもいらっしゃると思いますが、やっと公開で、気持ちを素直に伝えたいと思います。
嬉しい!!!
愛にあふれる作品なので、今日も愛がいっぱい生まれる舞台挨拶にしたいなと思います。
金子ノブアキ(影山剛 役)
公開初日を迎えられて胸がいっぱいです。キャラクターや物語が僕たちの手から離れて皆さんの元で成長していってくれるのかなと思うと、嬉しいし、ちょっと寂しくもあって。でもめでたない日ですので嬉しいです!
真飛聖(西山茜 役)
完成したこの作品を観て、胸ががザワザワ、ゾワゾワした記憶があります。今日ご覧になった皆さんもそんな感情を抱かれているんじゃないかなと思います。
(客席頷く)
真飛聖
ですよね!この映画を観た人同士で語り合いたくなる作品です。今日はそんな気持ちを共有できて嬉しく思います。
杉本哲太(唯島芳樹 役)
今日この日を迎えられたことを嬉しく思います。
斉藤由貴(節子 役)
私(の役名)だけ名字が無いんですね?
私の役名はどんな名字だったっけ?ってそれを楽しみに今日来たんですけど、(今のMCの紹介でも)下の名前だけでした(笑)
佐久間さんが筆頭ですけど、映画の世界観とは違う明るい楽しい時間を皆さんと過ごせたらなと思います。
内田英治監督
見ていただいておわかりのように、キャストの皆さん、とても仲が良いんですよ。そういう仲が良い中で、こういうスリラーな映画を撮りました。
今日初めて全国の皆さんに観ていただけるということで、ほんとうに記念すべき日だと思います。
‐会場、そして全国の劇場にいらっしゃる皆さんは映画をご覧になった直後ですが、怖かったよという方は?
(殆どの方が挙手)
佐久間大介
そんなに怖かったですか?
土屋太鳳
でも内田監督としては(このお客さんの反応は)嬉しいんじゃないですか?
内田英治監督
そうですね。ホラーファンの方々にも観ていただきたいし。僕は正直、けっこうヌルい感じでできたなと(笑)
でもどうも違うっぽい。
佐久間大介
(監督は)言ってましたよね。ほんとはもっと攻めたかったと。
内田英治監督
そうなんです。ほんとはもっといろいろやりたくて反省していたんです。
佐久間大介
いろんな大人の人たちに「監督、やりすぎです!」って言われてて(笑)
今だから言える撮影エピソード
土屋太鳳
シーンの数としては多くはないんですが、斉藤由貴さんとのシーンのひとつひとつがとても印象的でした。私が中学生のときにとても好きなドラマがあってずっと観ていて、ほんとに(斉藤由貴さんのことが)憧れだったんです。その斉藤さんと共演できたことがとても嬉しかったというのが印象に残っています。
あと、寒い時期の撮影だったんですが、斉藤さんはずっと外で立っていらっしゃったんです。その姿を見れただけでもほんとに幸せでした。
斉藤由貴
ありがとうございます!
佐久間大介
吐夢が仕事で怖い部屋を掃除するシーンがあります。その時に着ている防護服が、サウナスーツなんじゃ?ってぐらいにめちゃくちゃ暑くて、中に着ているインナーがほんとに絞れるぐらい汗をかいたので、本当に大変でした。
マスクもしているんですけど、暑さでレンズがどんどん曇ってきちゃって、目が見えなくなったりもしました。
土屋太鳳
皆さん、お気づきでしょうか?(佐久間さんの)この衣裳の姿に。そしてこのペンダントは?
佐久間大介
ちょっと吐夢を意識して、スタイリングしてもらいました。撮影で実際に使ったペンダントもお借りしました。
吐夢を降ろしつつ、ここに立とうかなと思いまして。たまに顔が吐夢ったりすると思うんで、気をつけてください(笑)
金子ノブアキ
喫茶店で輪花ちゃん(演:土屋太鳳)と2人で話すシーンがあるんですが、実際のお店を借りての撮影だったので、レイアウトを変えさせてもらったり、迷惑をかけることが多いんです。長時間お借りしてやっと撮影が終わって、良かったなってなったとき、喫茶店のお母さんが「頑張ってるね!お腹すいたでしょ」って、ドーナッツをくれたんです。
疲れてたから、ほんとうにもう染み渡っちゃって。お母さん、ごちそうさまでした!ありがとうございました!
真飛聖
お葬式で、太鳳ちゃんや金子さんに私が話しかけるシーンがあるんですが、雨が降っているシーンになっています。でも撮影のときはピーカン(晴天)でした。すっごい晴れていたので、(撮影用の)雨降らしがけっこう大変だったんですが、とどめで後藤(剛範)さんが容疑者の写真を出すときに、思いっきり逆さまで出してしまって(笑)それで太鳳ちゃんが笑ってしまってNGになったんだっけ?
土屋太鳳
どうだったかな?でも私、たいていどのシーンでも笑ってしまうので(笑)
佐久間大介
後藤さん、他のシーンでも(書類を開いて見せるときに)逆なことがありました(笑)
杉本哲太
僕が怖いと思ったのは、首を吊るシーンが初めてだったので、どういうことになるのかな、まさか本当に吊られたりしないよなと思いながらとか。
もちろん、安全な形でやっているんですけれど、いろいろ考えながら現場に向かったのを覚えております。
土屋太鳳
寒い撮影でしたしね。
佐久間大介
杉本さんと土屋さんって、ほんとうの家族のような雰囲気が出ていましたね。
土屋太鳳
(杉本さんとの共演は)2回目ですから。
金子ノブアキ
(2人のお芝居は)リアルな生活感を感じます。
杉本哲太
太鳳ちゃんとは親子共演は2回なんですけれど、最初の共演は兄弟なんです。
土屋太鳳
あっ!そうだ!!
杉本哲太
僕が歳の離れた兄さんの役で。
土屋太鳳
「龍馬伝」でした?
杉本哲太
「龍馬伝」です!
後に、寺島しのぶさんになるんですけれど、最初は太鳳ちゃんで、僕がお兄さん。
土屋太鳳
そうでした!
杉本哲太
肉親役の共演が続いているんで。
土屋太鳳
何か前世でご一緒してたかもしれないですね。
杉本哲太
間違いありません!
佐久間大介
ご縁が!
‐斎藤さんはいかがですか?
斉藤由貴
赤いドレスをお召になった片岡礼子さんと差し向いで朝ご飯を食べるシーンがあって、とてもミステリアスな役柄なので、そんなに食べちゃいけないんですけれど、出されたお味噌汁が、とっても美味しくて(笑)
そんなにガブガブ食べないだろうと思ったんですけれど、寒かったのもあって「なんて美味しんだろう!」って思いながら、バクバクとお味噌汁をいただいちゃいました。なので、カットがかかると「すみません、なくなっちゃったのでおかわりをお願いします」って言ったことを思い出します。
あと、完成披露舞台挨拶のときもお伝えしましたが、やっぱり太鳳ちゃんの差し入れは、毎回太鳳ちゃん直筆メッセージが添えてあって、怖い内容の映画ですが現場では幸せな気持ちになりました。
そして、あんなに怖い役なのに、カットがかかった途端、「あ、どうも~!!」って、まったく違うキャラに戻る佐久間さんも、現場ではほんとうに面白かったです。
内田英治監督
湖畔で、斉藤由貴さんが手を見て気迫のある演技をするシーンの撮影が終わって、お昼休みに歩いていたら、佐久間くんが誰も知らないおじさんと弁当を食べていた。その緊張と緩和の瞬間が常にある現場でした。
佐久間大介
スタッフさんなのかなって思ったら、マジで知らないおじさんでした(笑)
気さくな人だったんで(笑)
タイトル『マッチング』にかけて、今年マッチングしたい人、物、事は?
土屋太鳳
「時間とマッチング」
時間が過ぎていくのが早いというよりも、時間をもっと味わいたいなと。今、育児とお仕事を一緒にやっているんですけれど、時間が過ぎるのが早すぎるので、もっと一瞬一瞬の時間を噛み締めて味わいたいです。
佐久間大介
「内田監督」
この作品を通して内田監督の人柄を深く知れて、素敵な人だなぁって思ったんで、今後も『マッチング』だけでなく、内田監督と一緒に何かできたらいいなと思います。
土屋太鳳
素敵だなって思ったのは、現場でスタッフの皆さんが内田監督の世界観を壊さないで作り上げるぞっていうチームプレイを強く感じて、ほんとうに青い炎のような。
佐久間大介
内田組がとても雰囲気が良くて、監督がお菓子を食べてたら「ダメですよ、食べ過ぎですよ」って怒られるという(笑)
‐その内田監督はいかがですか?
内田英治監督
「海外とマッチングしたい!海外で撮影したい。できれは今回キャストの方々と。」
海外で映画撮影をしたいと思っていて、もし『マッチング』の続編があるとしたら、船の上とかで撮りたいなって。豪華客船でマッチングパーティーが開かれる中、殺人が起きるというアイディアはもうできているんで。
今回ので、捕まったり亡くなったりしているキャラもいますけども(笑)
(ネタバレ回避:ある登壇者が地団駄踏んで悔しがる)
金子ノブアキ
『映画マッチング2』
俺も続編ができないかなって思ってこれにしました!年内に企画会議ぐらいまでできればいいですね。
佐久間大介
いいですね。是非皆さんのお力をお貸しください!
金子ノブアキ
現場でもずっと続編の話が出続けてましたからできるといいですね。
‐他の方の回答もお伺いしたいところですが、ここでお時間となりましたので、公式Xで続きは紹介したいと思います。
佐久間大介
えっ?ウソでしょ!?
‐ほんとです・・・。是非本作公式Xをチェックしてください!
時間切れのため、以下、回答のみ掲載。詳細は、映画公式X(@movie_matching)で公開されるとのこと。
真飛聖
「星ひとみさん」
杉本哲太
「休館日」
斉藤由貴
「おもしろい役」
最後にメッセージ
内田英治監督
出足も好調と聞いています。ほんとうに楽しい仲間たちと作った映画です。そんなに怖くないと思うので、そんなに怖くないよって周りの方にも言ってもらって、Part2も是非やりたいなって。それを決める方があそこらへんにいるんで(劇場内の端っこに立っている偉い方がを指す)。
なので、末永く応援をよろしくお願いします。
土屋太鳳
今年の干支は、十二支の中で唯一架空の生き物である辰年ですが、竜は人の心を通して初めて見える生き物なので、今年は人の心を表す年になるのではないかなと思っております。
この作品も観てくださる方々の心を通して見えてくるものがたくさんあると思いますので、感想をお待ちしております。そして何度も劇場でこの『マッチング』を観に来て浸ってください。本日は本当にありがとうございました!
■フォトギャラリー
[写真・記事:三平准太郎]
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ウェディングプランナーとして仕事は充実しながらも恋愛音痴な主人公・輪花(りんか)役には土屋太鳳、輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢(ながやま とむ)役にSnow Manの佐久間大介が実写映画単独出演として大抜擢。
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出演:土屋太鳳
佐久間大介(Snow Man) 金子ノブアキ
真飛聖 後藤剛範 片山萌美 片岡礼子
杉本哲太 斉藤由貴
原作・脚本・監督:内田英治
共同脚本:宍戸英紀
製作:『マッチング』製作委員会
制作・配給:KADOKAWA
©2024『マッチング』製作委員会
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/matching/
公式X(Twitter):@movie_matching
公式Instagram:@movie_matching
2024年2月全国公開
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