実力派俳優達が演じる「悪」。20年を経て明かされる真実とは?映画『罪と悪』本予告&本ビジュアル解禁
罪と向き合う主人公を高良健吾が演じる映画『罪と悪』(2/2公開)より、本予告映像と本ビジュアルが解禁となった。
■「その罪は悪と言えるのかー?」日本映画界を代表する実力派俳優が様々な「悪」を演じ切る
物語の始まりとなる田舎町で起きた不可解な殺人事件と、春・晃・朔3人の友情を奪った20年前の未解決事件が重なり合うシーンから始まる予告映像。
高良健吾演じる<闇の仕事も請け負う>春、大東駿介演じる<正義を追う刑事>晃、石田卓也演じる<暗い過去を背負う>朔の3人が、それぞれの立場から事件に関わっていく様子が描かれる。
「洗いざらい話すしかない。過去に何があったのかー」という晃の言葉を皮切りに、彼らの人生を狂わせたこの街の不条理に向き合っていく3人。晃に掴みかかる警察署の先輩刑事・佐藤(椎名桔平)、「なかったことにはならねえからな」という街を牛耳る白山會の会長・笠原(佐藤浩市)、春に睨みをきかせる白山會の傘下である清水組 組長・清水(村上淳)も登場し、白熱した演技を垣間見せています。数々の“悪”が描写されていく中、「その罪は悪と言えるのかー?」を観客に問いかけ、映像は終わる。
本予告映像
また同時に解禁された本ビジュアルでは、「大切なものを守るため罪を犯し、大切なものを守るため悪人になった」と、それぞれ苦悶する表情の春・晃・朔3人の写真がひとつの炎に包まれており、20年の時を経て繋がっていく3人の運命の行方が気になるビジュアルとなっている。
実力派俳優陣とスタッフが贈る、犯罪が多様化する現代に「罪」と「正義」の意味を問う、人間の本質に迫るノワールミステリー映画『罪と悪』は、2024年2月2日(金)公開。
映画『罪と悪』
《INTRODUCTION》
ある日、13歳の正樹が殺された。そして同級生の少年たちのうち1人が犯人を殺し、殺害現場となった家に火を放つー。22年間の沈黙を経て罪を背負った幼馴染3人は再会するが、あの時と同じ場所でまた少年が殺される。さびれた町で一体何が起こっているのかー。オリジナル脚本で描く映画『罪と悪』。
本作の主演には、2006年『ハリヨの夏』でデビュー以来、数多くの話題作に出演し続けている俳優・高良健吾。荒んだ家庭環境に育ち、現在は地元の不良たちを集めた闇の仕事も請け負う建設会社を経営する社長<春>を演じる。
春と同じく罪を背負いながらも、過去の秘密を隠し大人になった幼馴染には、警察官の家庭に育ち自らも捜査一課の刑事となるが、父の死をきっかけにこの街に戻ってくる<晃>を、テレビ、映画、舞台など幅広く活躍する大東駿介が演じ、家業の農業を継ぎ現在は引きこもりになってしまった双子の弟・直哉の面倒も見ている<朔>を石田卓也が演じる。
監督・脚本を務めた齊藤勇起監督は井筒和幸監督作品を中心に、岩井俊二監督・武正晴監督・廣木隆一監督作品等での助監督を経て、完全オリジナルの脚本の本作が初監督となる。
《STORY》
13歳の少年、正樹が殺された。
死体は町の中心にある橋の下に無残に捨てられており小さな町はたちまち不安と恐怖に包まれた。人々は警戒しあい、あらぬ噂で持ちきりになる。
正樹の同級生、春・晃・朔・直哉は、犯人は正樹がよく遊びに行っていた怪しい老人「おんさん」に違いないと家に押しかけもみ合いの末、1人がおんさんを殺してしまう。そして彼はおんさんの家に火を放ち、事件は幕を閉じたー。
そして時が過ぎ、晃は刑事になり、父の死をきっかけに町に帰ってきた。葬式に来た朔に礼をし、久々に話す二人。朔は引きこもりの弟・直哉を面倒を見ながら、親の農家を継いでいた。ほどなく一人の少年が橋の下で死体で見つかる。正樹と全く同じように…。晃は少年の殺害事件の捜査で、春と再会する。春は建設会社を営みながら、不良少年たちの面倒を見ていることで慕われており、殺された少年も春のもとに出入りしていたのだ。
三人の再会で、それぞれが心の奥にしまっていた22年前の事件の扉が再び開き始める。20年前の事件の真相は、そして罪と向き合うということとはー。
本当の悪人は誰かー
出演:高良健吾、大東駿介、石田卓也、村上淳/佐藤浩市(特別出演)、椎名桔平
監督・脚本:齊藤勇起
製作プロダクション:ザフール
配給:ナカチカピクチャーズ
©2023「罪と悪」製作委員会
公式サイト:tsumitoaku-movie.com
公式X:@tsumitoaku_mov
2024年2月2日(金)公開
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