広瀬すず「私はやっぱり気が強いので一生◯◯しない」映画『水は海に向かって流れる』完成披露試写会
2023年5月10日、有楽町朝日ホールにて、映画『水は海に向かって流れる』完成披露試写会が行われ、広瀬すず、大西利空、高良健吾、戸塚純貴、當真あみ、生瀬勝久、前田哲監督が登壇。撮影を振り返ったほか、本作にちなんで、「一生◯◯しない」と思ったこと、「最近スッキリしたこと」、「最近ときめいたこと」などをそれぞれ明かした。(トークノーカット動画&フォトギャラリー)
舞台挨拶レポート
■トークノーカット動画
【見どころチャプタータイム】
00:00 オープニング
00:15 登壇シーン
00:39 最初のあいさつ
04:14 広瀬すず、初のOL役
05:27 広瀬「生瀬さんと共演がすごく嬉しかった」
06:40 大西利空、オーディション時の気持ち
08:27 高良健吾、完成映像を見て
10:08 戸塚純貴、女装での撮影の思い出
12:06 當真あみ、長編映画初出演の想い
13:24 生瀬勝久、広瀬すずの成長にしみじみ
16:33 前田監督、完成披露の日を迎えた今の想い
17:33 広瀬すず「私はやっぱり気が強いので…」
19:16 高良健吾「一生●●しない」
19:59 戸塚純貴「一生●●しない」
21:22 広瀬すず「最近スッキリしたこと」
22:38 生瀬勝久「最近スッキリしたこと」
23:07 「最近ときめいたこと」(全員)
30:10 広瀬すずからのメッセージ
31:10 フォトセッション
31:43 それぞれのトキメキポーズ
32:18 降壇シーン
■テキスト&フォト ダイジェストレポート
26歳のOL・榊さんと高校1年生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの賑やかな日常を描いた本作は、「恋愛はしない」と宣言する榊さんと10歳年下の直達が綴る、ときめきと感動の物語。
過去のある出来事から「一生、恋愛はしない」と宣言するOL・榊千紗を演じた広瀬すず。“年上のお姉さん”的役どころに「なぜ私にこの話が来たのかと。私には妹や末っ子イメージが強いと思うので、最初は『え?』と思いました。でも新しい挑戦でもあり、OLといっても働いているシーンはないので、意外とありのままというか変に構えずにできるかなと思った」と挑戦した。シェハウスに引っ越してきた恋に鈍感な高校生・熊沢直達役の大西については「利空君とも年齢が離れているので距離感には苦労せず、楽しく演じることができました」と息ピッタリのようだった。
その大西利空はオーディションで大役を掴んだのだが「大きな役だったので自分に務まるのかと心配だった。でも皆さんとても面白くて気さくで優しい方ばかり。いい現場で良かったです」と笑顔。
一方、直達の叔父でシェアハウスに住む脱サラした漫画家・歌川茂道役の高良健吾は、広瀬について「撮影中はあまり喋れなかったので今緊張しています」と照れつつも「役としての佇まいとか、広瀬さんはカッコいい人だなと思って現場で見ていました」と尊敬していた。
シェアハウスの住人で女装の占い師・泉谷颯役の戸塚純貴は「洗濯物を運ぶ際に、カゴから女性ものの下着がはみ出すシーンがあって、それがなかなか上手くいかず。スタッフみんなでブラとパンツをまさぐり合っての試行錯誤が大変でした」とユーモラスな舞台裏を回想。
颯の妹で直達の同級生・泉谷楓役の當真あみは、これが長編実写映画デビュー作で「最初は手が震えるくらい緊張したけれど、皆さんが優しく声をかけてくれて後半に従って慣れていきました」と先輩勢に感謝。これに広瀬は「ずっと可愛くて可愛くて…話が頭に入ってこない!」と當真の初々しさにメロメロだった。
シェアハウスの住人で世界中を旅する大学教授・成瀬賢三役の生瀬勝久は、広瀬の連ドラ初主演作「学校のカイダン」(2015年)での初共演時を振り返り「(当時の広瀬は)それこそあみちゃんみたいに緊張されていて、とにかく可愛くて元気があってやる気しかなかったような少女がこんなお芝居をするようになって…」と泣いたふりをしながら感慨。
そんな生瀬に広瀬は「目カラカラですよ!?」と笑いつつも「16歳の時に初めて務めた主演ドラマの現場で人と話すシーンがあった時、生瀬さんが人と会話するときのコツを何日も話してくれて、こんなに自分と向き合ってくれる先輩がいるんだと思った」と当時を回想し「今回生瀬さんが出ると知って、正直一番嬉しかった。こうして一緒に舞台に立てて光栄です」と感激していた。
前田監督は大西と當真の成長に目を細め「立派になって驚いています。親としてウウウッとなります」と生瀬同様、感極まったふりをしながら喜んでいた。
「最近すっきりしたこと」
また、映画のタイトルにかけ、“水が海に向かって流れる”ように「最近すっきりしたこと」を聞かれた広瀬は「普段声を出して怒ることがないので、あるお芝居で喉がつぶれるほど声を出し続けたときにすっきりしました。私、溜まっているのかな?と思ったけれど、ワー!と声に出したらスコーンと気持ち良くなった。怒鳴るとか叫び続けることが新鮮でした」とストレス解消を実感。同じ質問に生瀬は「髪の毛を切ってすっきりしました。以上!」とさっぱりした表情だった。
「一生、〇〇しない」
さらに広瀬は「一生、恋愛はしない」と宣言するOL・榊千紗にちなんで「一生、〇〇しない」ことを訪ねられると「周りから気が強そうと言われるので、一生気を強くい過ぎない!」と答えるも「でもまあまあ気は強いんでしょうね…」と苦笑いだった。
「最近一番ときめいたこと」
本作はこの夏一番の“ときめき”と“感動”の物語。それにちなんで「最近一番ときめいたこと」を発表。
前田監督は「(広瀬)すず」、
生瀬は「食事」、
當真は「ネコ」、
戸塚は「新しく買ったドラム式洗濯機」、
高良は「(地元熊本の)琥珀コーヒー」、
野球好きの大西は「中田翔選手のサヨナラホームラン」とそれぞれ回答。
そして広瀬は「一目惚れしたお気に入りのダイニングテーブル」と言い、「引っ越し先の部屋にそのダイニングテーブルが入らないと言われたけれど、別の業者にお願いをしたらギリギリ入れると言われた。やっと迎え入れることが出来そうで、嬉しくて業者さんと握手しました」と喜色満面で報告した。
最後に主演の広瀬は「愉快な仲間たちとシェアハウスを舞台に穏やかな時間が流れているけれど、一人一人繊細な感情がグルグルと回っています。最後は皆さんにそっと寄り添ってくれるような作品になっていますので、楽しんで観てください」とアピールしていた。
それぞれのトキメキポーズ
■フォトギャラリー
[動画:三平准太郎/写真:山田健史]
映画『水は海に向かって流れる』
INTRODUCTION
26歳のOL・榊さんと高校1年生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの賑やかな日常を描いた本作は、圧倒的支持と高い評価を集める田島列島の同名漫画の映画化。
過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言する主人公・榊千紗を演じるのは、広瀬すず。国民的女優として常に飛躍をしてきた彼女が、感情を表に出さないクールなオトナ女子役で、新たなステージに挑む。
榊さんに淡い想いを寄せる直達役に抜擢されたのは、若手期待の俳優・大西利空。『キングダム』シリーズで主人公・信の幼少時代を演じるなど確かなキャリアを積み上げ、満を持して等身大の高校生役を演じる。
直達の叔父・茂道(通称:ニゲミチ先生)役には、高良健吾。ユーモア溢れる脱サラ漫画家を抜群の存在感で魅せた。
シェアハウスのムード―メーカーとも言える女装の占い師・泉谷には戸塚純貴。直達に想いを寄せ、榊さんに対抗心を燃やす同級生で泉谷の妹・楓役を初々しく演じたのは、『かがみの孤城』で一躍脚光を浴び、本作が長編実写映画初出演となる當真あみ。
さらには、勝村政信、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久らが会話劇を盛り上げる。監督は、『そして、バトンは渡された』の前田哲。心の揺れ動きや溢れ出る感情を丁寧に映し出した。
主題歌はスピッツが担当し、本作のために書き下ろされた新曲「ときめきpart1」が、登場人物たちの心情に寄り添い、この物語を一層彩っている。
10歳年下の直達のまっすぐな想いが、榊さんの止まっていた時間を動かしていく――。
STORY
この雨の日の出会いが、世界を変えたー
通学のため、叔父・茂道(高良健吾)の家に居候することになった高校生の直達(大西利空)。
だが、どしゃぶりの雨の中、最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さん(広瀬すず)だった。
案内されたのはまさかのシェアハウス。いつも不機嫌そうにしているが、気まぐれに美味しいご飯を振る舞う26 歳の OL ・榊さんを始めとし、脱サラしたマンガ家の茂道(通称:ニゲミチ先生)、女装の占い師・泉谷(いずみや/戸塚純貴)、海外を放浪する大学教授・成瀬(なるせ/生瀬勝久)…と、いずれも曲者揃いの男女5人、さらには、拾った猫ミスタームーンライト(愛称:ムー)をきっかけにシェアハウスを訪れるようになった直達の同級生で泉谷の妹・楓(かえで/當真あみ)も混ざり、想定外の共同生活が始まっていく。
そして、日々を淡々と過ごす榊さんに淡い想いを抱き始める直達だったが、「恋愛はしない」と宣言する彼女との間には、過去に思いも寄らぬ因縁が……。榊さんが恋愛を止めてしまった《本当の理由》とは・・・?
出演:広瀬すず
大西利空 高良健吾 戸塚純貴 當真あみ/勝村政信
北村有起哉 坂井真紀 生瀬勝久
監督:前田哲
原作:田島列島「水は海に向かって流れる」(講談社「少年マガジンKCDX」刊)
脚本:大島里美
音楽:羽毛田丈史
主題歌:スピッツ「ときめきpart1」(Polydor Records)
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作プロダクション:スタジオブルー
製作:映画「水は海に向かって流れる」製作委員会
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社
公式サイト:https://happinet-phantom.com/mizuumi-movie/
公式Twitter:@mizuumi_movie
予告映像
2023年6月9日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。