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アイ・アム まきもと

阿部サダヲ、サプライズプレゼントに「バカにしやがって…」映画『アイ・アム まきもと』大ヒット舞台挨拶イベント

2022年10月4日、TOHOシネマズ六本木にて、映画『アイ・アム まきもと』大ヒット舞台挨拶イベントが行われ、阿部サダヲ、坪倉由幸(我が家)、水田伸生監督が登壇。主演として映画のPRを牽引してきた阿部に、坪倉より労いのサプライズプレゼントが贈られた。

舞台挨拶レポート

■トークノーカット動画レポート

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動画概要欄に見どころチャプタータイムを記載しています。

■テキストレポート

アイ・アム まきもと

坪倉由幸(我が家)/阿部サダヲ/水田伸生監督

ご覧になった方からの反響を受け、阿部は「コメディだと思っていたけど、全然違って感動したという声が多くて意外でした!」、坪倉は「周りに観てくださった方がたくさんいて、すごく良かったと。特に阿部さんを絶賛していました。」と絶賛の声が届いているようで、水田監督も「先日お会いした鈴木おさむさんが坪倉さんよかったと褒めていました。」と伝えると、坪倉は待ち望んだ声に「嬉しい!」と喜んだ。

記憶にございません!

先日、ロケ地である山形で凱旋上映会実施とともに、酒田市一日市長に阿部が就任&水田監督が名誉市民に選ばれたことを受け、現地での様子を尋ねられると、阿部は「議会に参加したのですが、ヤジを飛ばす議員もいて…初めての経験でした!」と驚き動揺したそう。

アイ・アム まきもと

阿部サダヲ

しかし、水田監督から「最初、議長から“撮影時に記憶していることは?”という質問があったのですが、阿部さんが“記憶にございません!“って…(笑)」と初々しさは微塵も感じられぬほど、堂々と答えていたエピソードが明らかに。

アイ・アム まきもと

水田伸生監督

また、地元の方々を招いて行った凱旋上映会では、大きな会場内で割れんばかりの拍手があったそうで、坪倉が「満島さんから、その光景を見て水田監督が涙していたって聞きました。」と監督へ話をふると、「拍手の音が凄くて…感動してしまいました。」と少し照れながら笑顔をみせた。

アイ・アム まきもと

坪倉由幸(我が家)

僕は居酒屋だったのに…

そして、坪倉演じる小野口局長とまきもとの場面は、酒田市の市役所で撮影したようで、「最初、すごく緊張していたんです。セリフでイントネーションがわからない部分があって、当日8~9回リテイクてしまって…本編を見たらカットされていました(笑)」と落ち込む坪倉。山形から帰る前に、「阿部さんと居酒屋でご飯をご一緒して、松下さんに自慢したんです。そしたら後日、松下さんから連絡が来て、豪華なお寿司の写真が送られてきました!僕は居酒屋だったのに…!」と阿部に訴えると、「坪倉さんは素晴らしいですよ!まきもとが唯一感情をむき出しにするのですが、すごくよかったです!」と坪倉の演技を絶賛し、可憐に受け流した。

アイ・アム まきもと

坪倉由幸(我が家)/阿部サダヲ

「皆さんの迷惑かけちゃったけど、頑張ったエピソード」

“ちょっと迷惑な男・まきもと”にちなみ、「皆さんの迷惑かけちゃったけど、頑張ったエピソード」を一般の皆さんより募集し、披露することに。まず一つ目は「普段なら会社に出勤するのに車20分で着くところ、大雪の日に3時間かけて車で行った」というエピソード。会社の方にも驚かれたようで、阿部も「すごく頑張った!僕は雪だったら、まず行かない…」と驚き、坪倉は声を張って「頑張りました!!」とその頑張りに称賛を送った。

続いて、「共通テストで大失敗して、第一志望の県外の大学E判定だった」というエピソード。「親に飛行機代も宿泊代も受験代も出してもらってたくさん迷惑かけたけど、最後まで頑張った。結局、私立の併願大学に入学したけど、今とっても楽しいです!」と添えられたコメントに、阿部は「すごい!…親“も”頑張ったんですね!」と親心をみせ、「すばらしい!最高ですね!」と坪倉。それぞれ20代の頃について尋ねられると、「人と全然喋ってなかったんです。」と意外な一面を明かす阿部。「役者になってから喋るようになりました。」と人生が変わった転機を告白した。坪倉は「その頃、相棒たちと会ったのですが、勘違いして2人が面白いと思っていました(笑)。」と自虐。また、監督は「高校の進路指導の時、コックになりたいって話していたんです。」と、意外な事実に驚く一同。「コックのためにフランスに行きたいと言っていたので、親にも大反対された。それから、当時の担任の影響で演劇やったのがきっかけ。」と監督に至るエピソードが明かされた。そして、過去の食に関する映画である阿部主演の『なくもんか』の話になると、「コロッケでしたもんね!」と阿部の一言に、「いや、ハムカツ!」とすかさずツッコむ監督。コントのように息のあった2人のやり取りに会場からは笑いが起こった。

アイ・アム まきもと

バカにしやがって…

そして、“頑張った!頑張った!阿部さんにプレゼントコーナー”と称して、『アイ・アム まきもと』のために様々なPR活動で頑張った阿部を労うためにプレゼントを用意。
阿部が大きな箱の蓋を開けると、そこには阿部の大好物のハートチップル(駄菓子)が盛りだくさん詰め込まれており、阿部は爆笑しながら「バカにしやがって…!」と大喜び。

アイ・アム まきもと

アイ・アム まきもと

そして、共演した宇崎竜童からカッコいい靴をプレゼントしてもらったようで、「こちらを頂きました!」と履いていた靴を披露。

アイ・アム まきもと

その流れから、「子供の頃のご褒美といったら、ハートチップルでしたけど…大好きなお菓子ではあるんですけども…気持ちは嬉しいです!ありがとうございます!」と、ご褒美が駄菓子であることに釈然としないまま、感謝を伝えた。

アイ・アム まきもと

最後、阿部は「優しい気持ちになれる映画。人の繋がりや優しさが感じることのできる、温かな気持ちになれる作品です。皆さんの感想も楽しみしています!」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。

アイ・アム まきもと

坪倉由幸(我が家)/阿部サダヲ/水田伸生監督

■フォトギャラリー

[動画・写真:三平准太郎]

映画『アイ・アム まきもと』

ある見知らぬ男の人生を“まき”戻すことになった「おみおくり係」のまきもと。
彼がたどり着いた“奇跡のさいご”とは――

INTRODUCTION
本作の主人公である牧本は“おみおくり係(=お一人で亡くなった方を埋葬する)”として小さな市役所で働いているが、全く空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かない、周りからするとちょっと頑固で迷惑な存在。
そんな牧本は、つい周囲のルールより自分のルールを優先してしまい、同じ市役所で働く同僚たちや上司、警察や葬儀屋さんにもご迷惑をおかけしてしまう日々を送っていた。
ある日、人知れず亡くなった蕪木の身寄りを探すため、彼のかつての友人や知人を訪ね歩くうちに、唯一の身寄りである娘・塔子に辿り着き、蕪木の知られざる想いと共に彼の人生を辿ることとなる。“亡くなった人の想い”を大切にするがゆえに、ちょっと迷惑な牧本の行動は、やがて人と人を繋ぎ、自らも変えていく――。

主人公の牧本壮役は、『舞妓Haaaan!!!』(07)、『謝罪の王様』(13)等に続き水田伸生監督とタッグを組む阿部サダヲ。
牧本が出会う蕪木の娘・津森塔子役に満島ひかり。そして牧本の迷惑にまき込まれる人々に、國村隼、宮沢りえ、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸(我が家)と個性豊かな豪華キャストが集結。
第70回ヴェネチア国際映画祭で4つの賞を受賞したウベルト・パゾリーニ監督『おみおくりの作法』(15)を原作に、ドラマ『ゆとりですがなにか』、『初恋の悪魔』で知られる水田伸生監督が笑って泣けるエンタテインメントに昇華させた。

STORY
小さな市役所に勤める牧本の仕事は、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」。故人の思いを大事にするあまり、つい警察のルールより自身のルールを優先して刑事・神代に日々怒られている。ある日牧本は、身寄りなく亡くなった老人・蕪木の部屋を訪れ、彼の娘と思しき少女の写真を発見する。一方、県庁からきた新任局長・小野口が「おみおくり係」廃止を決定する。蕪木の一件が“最後の仕事”となった牧本は、写真の少女探しと、一人でも多くの参列者を葬儀に呼ぶため、わずかな手がかりを頼りに蕪木のかつての友人や知人を探し出し訪ねていく。工場で蕪木と同僚だった平光、漁港で居酒屋を営む元恋人・みはる、炭鉱で蕪木に命を救われたという槍田、一時期ともに生活したホームレス仲間、そして写真の少女で蕪木の娘・塔子。蕪木の人生を辿るうちに、牧本にも少しずつ変化が生じていく。そして、牧本の“最後のおみおくり”には、思いもしなかった奇跡が待っていた。

阿部サダヲ
満島ひかり 宇崎竜童 松下洸平 でんでん 松尾スズキ 坪倉由幸(我が家)
宮沢りえ 國村隼

監督:水田伸生
脚本:倉持裕
原作:Uberto Pasolini “STILL LIFE”
製作総指揮:ウィリアム・アイアトン 中沢敏明
エグゼクティブプロデューサー:堤天心 志賀司 中西一雄 島本雄二 井川泉 Uberto Pasolini
プロデューサー:上木則安 厨子健介
制作:セディックインターナショナル ドラゴンフライ
製作:映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
公式サイト:iammakimoto.jp
公式Twitter:@iammakimoto_JP

本予告映像

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