【インタビュー&撮り下ろしフォト】内木志「さすがプロやなって思いました」
NMB48元メンバーで俳優、タレントとして活躍する内木志(ないきこころ)がさらに大胆に肌見せした『内木志写真集 various』(12月15日発売)。まさにさまざまな(various)表情や衣裳が見どころとなっている本書について、内木志に話を伺った。
クールから大人セクシー、かわいらしい感じもあれば、ふわーっとした雰囲気と、さまざまな内木志に出会える写真集。初めて着たというボディスーツや、久しぶりに披露する水着はもちろん、ちょっぴり透けた青のレースのランジェリー姿も披露。趣味のカメラを片手に、森を散歩する様子や読書する姿も納められている。
すっかり大人の女性に成長した彼女の魅力が伝わるように、脚の美しさを強調したカットやバックショットを多めに掲載。なかでも表紙にも使われている、大人っぽい黒のランジェリーを着てシャワーを浴びる姿や、胸元が大胆に開いたセクシーな真っ赤なドレスを着てハイヒールを履いた姿など、これまで見せたことのない、やや強めの彼女はとくに魅力的。「表情やポーズはこれまでの自分を超えた」と本人も語るほどの内容に。
七里ヶ浜の海が見えるリゾート感あふれるラグジュアリーな施設&高台に立つ逗子の別荘で撮影された。
さらに、着ている衣装や、背景に写っている写真の色と連動した「white」「orange」「blue」「red」「black」「yellow」「green」の7つのエッセイも掲載、内木志の世界観を文章で表現している。
内木志インタビュー&撮り下ろしフォト
■舞台経験も活かされている
-今回の写真集のお話があった時のお気持ちをお聞かせください。
内木志
昨年も出させていただいて、2年連続となりましたのでとても光栄なことだなと思いました。
-タイトルにある「various(バリアス)」に込めた思いとはなんでしょうか。
内木志
いろんな私を見せたいという思いを込めています。その思いに合った言葉を編集担当の方に相談していたところ、撮影現場に向かう当日の江ノ電の中で海が見えた瞬間にタイトル発表していただきました。
-“いろんな私”とは具体的にどう表現されたのか教えてください。
内木志
舞台出演をしているのですが、俳優さんはいろんな役を演じる上でさまざまな表現をされます。私もそういう俳優さんになりたいと思っていて、この写真集では、そういうことを目ざしました。
衣裳もスタイリストさんが用意してくださった中から自分でセレクトしました。私がこれまで着たことがないような、例えば大胆な黒のランジェリーやボディースーツもそうですし、普段の私からかけ離れた一面も見せられるようにしました。
-「表情やポーズはこれまでの自分を超えた」とコメントされてるのもその一環でしょうか?
内木志
はい。昨年出した1st写真集からさらに成長した私を見ていただきたいと思ったからです。真っ赤なドレスにハイヒールの衣裳で大人っぽい表情をしているのもそうです。
-表情の出し方は舞台経験が活かされているということはありますか?
内木志
はい。舞台では、いろんな役を演じることを通して、いろんな人の人生を生きていくので、そういった経験のおかげもあると思います。
NMB48を卒業してから2年経ちますし、アイドル感が抜けてきて大人の女性らしくなってきたと言われることもあります。
-たしかに、表紙カットからして、普段の内木志さんとは違う雰囲気ですよね。
内木志
これも私がセレクトしたカットです。
■「さすがプロやなって思いました」
-七里ヶ浜での撮影はいかがでしたか?
内木志
砂浜が黒くてキラキラしていて私にとっては新鮮でした。で、その砂浜に“various♡”と書いたカットも写真集には収録されています。
-海に入っているカットもありますが、寒くはなかったんですね?
内木志
9月でしたので、ぜんぜん寒くなかったですし、楽しくワイワイしながらの撮影でした。
二泊三日の撮影でしたが、楽しすぎてあっという間でした。
-カメラマンの田中智久さんとの撮影はいかがでしたか?
内木志
田中さんはなんか変な人やなって思いました(笑)
私に対して、猫をあやすかのような話し方をされるので、それが面白すぎて、笑っているカットが多くなっています。
でもとても綺麗に撮ってくださったので、また撮っていただきたいなと思っています。
マネージャー
田中さんに「写真、上手いですね!」って言ってたよね!?
内木志
そういうことをプロの方に言うっていう(笑)
最初、その話し方に少し不安があったんです。で、写真を見せていただいたらめっちゃ上手くて、さすがプロやなって思いました。
-「上手いですね」って言った時の田中さんの反応は?
内木志
大爆笑されながら「ありがとう」とおっしゃってました(笑)
-そういうことをスっと悪気なく言えるところが内木さんのキャラクターなんでしょうね(笑)
■ヴェノムに寄生されてやりたこと!?
-先ほど、ワイワイ楽しく撮影しましたとおっしゃってましたが、撮影全体を通して思い出に残っていることはありますか?
内木志
メイクさんや衣裳さんたちと「もしこの世がゾンビの世界になったらどうするか?」という妄想会話をして盛り上がってました(笑)
その時の撮影場所は山の上の方だったので「ここだったら安全やね」とか「こんな急な崖を越えては来ないやろ」とか(笑)
-そういえば、10月に、松井咲子さん、こがけんさんらと一緒に映画『ハロウィン KILLS』のイベントに登壇されたり、ご自身でも「デッドバイデイライト」というゲームをプレイされるとおっしゃってましたが、ホラー系はぜんぜん大丈夫なのでしょうか?
内木志
はい、大好きです!「進撃の巨人」も好きですし、グロいのは大丈夫です。
-Twitterでは「ヴェノムに寄生してほしい」と書かれてましたが、寄生されてどんなことをやりたいのでしょう?
内木志
無敵になって空を飛びたいんです。ビルとビルの間を飛び回ったり。
-無敵になって誰かをやっつけたいということではないんですね?
内木志
違います!(笑)
ヴェノムは頑張って宿主を食べないでチョコレートでガマンしてるから可愛いなって思ってます。
■取材に来た記者のカメラマンにも興味津々
-インタビュー前の雑談でカメラの話をされてましたが、ご自身もカメラがお好きなんですよね?
記者メモ✎:インタビュー当日は、複数のメディアが取材に訪れていましたが、内木志さんは、各記者・カメラマンが持っているカメラのメーカーを逐一チェックしているのが印象的でした。
内木志
はい。普段は猫ちゃんを撮ってます。3匹飼ってるんですけど、その子たちをいかにうまく撮れるかってことにトライしています。
猫って動くから難しくて、何十枚かに1枚上手く撮れた!って感じです。
-ちなみにカメラの機種は?
内木志
NikonのZ 50です。
-なるほど。今日私が持ってきたカメラも同じZシリーズのZ 6IIです。
内木志
(記者さんの)カメラの上(ホットシュー)に付いているものはなんですか?
-これは、そこのスタンドに取り付けているストロボのリモートコマンダーで、オフストロボ撮影用です。
内木志
へぇ!そういうのは持ってないのでいいですねぇ!
■“心の奥底のマグマ”
-写真の色と連動したというエッセイについて、たとえばどんなことを書いたのかいくつか紹介ください。
内木志
例えば「green」だと、私は滋賀県の緑に囲まれた生まれ育ち、小さい頃はカブトムシをよく捕まえに行ってたことなどを書いています。
「red」では、“心の奥底に眠るマグマ”と書いています。これは、須藤凜々花ちゃんが私の誕生日の生誕祭で手紙をくれた時に「内木の心の奥底にはいつも煮えたぎっているマグマがある」と書いてくれていたことを思い出して、書きました。
-“心の奥底のマグマ”というのは自覚はありますか?
内木志
はい。負けず嫌いなのは昔からですし、ファンの方からも言われます。
-お気に入りカットをひとつ理由と共に教えてください。
内木志
ベッドの上でブルーのランジェリーでの上に彼シャツを着たりしている彼女感シリーズのカットです。肌見せカットですが、爽やかな感じて出ていて好きです。そのうちの1枚は、今、Twitterのヘッダーにもしています。
-光の使い方がとても綺麗なカットですね。
内木志
そうなんです。(田中さんは)上手いんです(笑)
■プロデュース力のある母
-完成した写真集をご覧になっていかがですか?
内木志
100点満点の大満足です!!
-もう身近な人にも見てもらったりしてますか?
内木志
はい。お母さんはプロデュース力があるので、私が写真セレクトしている時から「どっちがいい?」とか意見を聞くことがありました。
-お母様のプロデュースの話が出ましたが、それはNMB48時代から?
内木志
そうです。「このツイートをリツイートしいや」とか、誰よりも早くニュースをチェックしてくれたり。
■映像作品にも進出したい!
-舞台出演が続いてますが、舞台での活動に対する想いがあればお聞かせください。
内木志
今は修行のつもりもあって、ほぼ同時に2つの舞台(*)を掛け持ちさせていただいてます。
*「獅子の如く‐戦国湯舟評定‐厳冬の陣」(2021/12/22~)、「ドラゴンカンパニー2」(2022/1/19~)
-2つの舞台を同時にだと大変ですよね。
内木志
はい。ちゃんと両立できるようにがんばります!
-舞台活動含めて今後の抱負があればお聞かせください。
内木志
舞台も引き続き頑張りたいですし、ドラマや映画などの映像作品にも進出したいと思っていますし、俳優活動に力を入れていきたいです。
-先日、「大津 光の架け橋」イルミネーション点灯式・アンバサダー就任式に出席されましたが、内木志さんにとって滋賀県の魅力とは?
内木志
滋賀県は緑豊かな自然に囲まれた良い街だなと思っています。撮影に行くと街行く人がすれ違いに挨拶してくれたり人々もフレンドリーで優しいところが魅力です。
■最後にメッセージ
-最後に、写真集『内木志写真集 various』の見どころ含めたPRメッセージをお願いします。
内木志
普段の私と違ったいろんな私を見ていただけると思うので、皆さん是非手にとってください!
■撮り下ろしフォトギャラリー
[写真・インタビュー:桜小路順]
内木志(NAIKI COCORO)プロフィール
2013年「第1回 AKB48グループドラフト会議」で、NMB48チームBⅡから2巡目で指名をされ活動を開始。“ここちゃん”の愛称で親しまれていた。
2019年8月にNMB48を卒業。卒業後は、俳優として活動する傍ら、ファッションモデルや自身の趣味を生かした動画配信など、タレントとしても活動中。
出演作は舞台「KAKERU」「アイバノ☆シナリオ」(初主演)、「KAGEKI 黒蜥蜴」「イサヤ島の王女と神の右腕」「手のひらをスポットライトに~KoiKoiに降る物語」「グーとパーでチョキを出す」「命のバトン2021」「あゝ涙乃橋商店街」「信長の野望・大志 ~最終章~群雄割拠 関ヶ原」。
ファーストフォトブック「こころの旅~CoCo46n.」(AB コンサルティング)、ファースト写真集「こころまち」(双葉社)を発売。2020年より「ヨロン島特命大使」就任。
誕生日:1997年4月6日
血液型:A型
出身地:滋賀県
撮影データ:Nikon Z 6II/NIKKOR Z 28mm f/2.8/SIGMA 50mm F1.4 DG HSM|Art (A014)/Godox AD300Pro/Godox AD100Pro ほか
『内木志写真集 various』
著者:内木志
撮影:田中智久
定価:本体2,500円+税
仕様:B5判/96ページ
ISBN:978-4-04-605502-6
発行:株式会社KADOKAWA
発売日:2021年12月15日(水)
【Amazon.co.jp 限定】『内木志写真集 various』
(特典:スペシャルメッセージ動画 データ配信)
https://www.amazon.co.jp/dp/4046055022
【電子版あり、電子限定特典】『内木志写真集 various』
(電子特典:表紙アザーカット&撮りおろし別カット8ページ&直筆のメッセージ付き】
*2021年12月15日(水)より各ストアで販売開始
(C)KADOKAWA (C) SOMEDAY PHOTO/TANAKA TOMOHISA
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