緊急事態宣言下、行き場を失くした映画監督、役者、ラッパーたちは。短編映画『灯せ』1日限定上映決定
映画『灯せ』(安楽涼監督)が完成し、8/14(土)池袋シネマ・ロサにて1日限定上映が決定した。それに伴い、ポスタービジュアル、予告編が解禁となった。
緊急事態宣言が出され表現者は容赦なく場を失っていき、本作監督の安楽も新作映画の撮影がクランクイン直前で止まってしまった。「しょうがない」を受け入れ続けるのはもう限界で、映画『灯せ』の完成へと至った。
出演には公開作が多数控えるサトウヒロキ、円井わん。『追い風』のDEGと藤田義雄が主題歌「No Picture」を書き下ろした。
緊急事態宣言下の今だからこそ、1日限定、短編映画(24分)特別料金500円均一での上映となる。
予告編
●安樂涼監督 コメント
コロナ禍で「しょうがない」と思いたくない事に何度出くわしたかわかりません。沢山の友人が悔しさを受け止めていく姿を見ました。
自分が監督する映画も緊急事態宣言で止めるしかなくなりました。街に出れば光を消せだなんてもう限界だ。映画館の暗闇で見てこそ完成する映画を作りました。池袋シネマ・ロサで1日限定でまずは上映します。タイトルは『灯せ』。
映画『灯せ』
あらすじ
2021年梅雨。緊急事態宣言により映画監督、舞台役者、ラッパーの3人の男女は容赦なく場を失っていった。これ以上光は消させない。僕等は歩き続ける。
出演:サトウヒロキ、円井わん、DEG、片山享、谷仲恵輔、藤田義雄、長野こうへい、辻凪子 ほか
監督/脚本:安楽涼
監督補:片山享
撮影/照明:深谷祐次 録音:林怡樺 坂元就
主題歌:DEG「No Picture」
2021年/日本/24分/カラー/ステレオ/アメリカンビスタ/DCP
8/14(土)池袋シネマ・ロサにて1日限定緊急上映
監督プロフィール 安楽涼
東京都江戸川区西葛西出身。1991年生まれ。18歳のときに役者としてキャリアをスタートし、その後、自分が出演したいが為に映画制作を始める。
映像制作ユニット「すねかじりSTUDIO」では、映画やMVの監督として活躍。『1人のダンス』、『追い風』と劇場公開作が続き、8/21より新作『まっぱだか』の公開が元町映画館で控えている。
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