【インタビュー】HKT48森保まどか「私のアイドル生活がぎゅっと詰まっている」
HKT48を5月29日(土)に卒業する森保まどか。10年間のアイドル生活の集大成としての意味を持つ彼女の「HKT48 森保まどかラストフォトブック スコア」(5/26発売)に込めた思いやHKT48での思い出などを伺った。
「HKT48 森保まどかラストフォトブック スコア」は、HKT48の本拠地である福岡でのオールロケ。完全撮り下ろし写真で構成されている。23歳の大人の女性に成長した水着やランジェリー姿も披露している一方、森保が「女性ファンの方にも喜んでもらいたい」と思って選んだ、ビスチェやボディスーツ姿などもあり、全編、森保の私服に近いナチュラルでガーリーな服を着ての撮影となった。
森保まどかインタビュー
■10年間のアイドル生活を全部詰めこんだ!
-今回のフォトブックのコンセプトを教えてください。
森保まどか
これまでの10年間のアイドル生活を全部詰め込みたいなと考えました。
撮影場所は、思い出の場所として劇場や福岡の街並み、南の島の雰囲気がある糸島。また、福岡にずっと住んでたけど行ったことのなかった、中洲の屋台や、能古島にも行きました。
そして、ずっと一緒に撮りたいと思っていたHKT48一期生やChou(シュー)のメンバーとの撮影が実現できました。
-福岡の街を中心にというのは森保さんの意見でもあったんですか?
森保まどか
そうですね。その上で、どこに行きたい?行きたいお店はある?食べたいものはある?って聞いてくださって。
-タイトルにある“スコア”にこめた思いについて改めてお聞かせください。
森保まどか
楽譜とか総譜という意味なので、森保まどかを楽譜にしたらこの1冊になった、みたいなフォトブックになっていると思います。
-楽譜ということで、スケールに喩えるとメジャーかマイナー、どちらでしょう?
森保まどか
面白い質問(笑)けっこう喜怒哀楽が入っていますが、明るい表情の方が多いので、メジャーです!
メジャーで、サビでちょっとマイナーが入ってくる、みたいな、みんなが好きなパターンです(笑)
■ショートトリップ気分♪
-3日間の撮影期間ということで、ぎゅっと詰め込まれた内容になっていますが、大変だったことや楽しかったことなど、印象に残っていることがあれば教えてください。
森保まどか
女性にも楽しんでほしいページのために、ボディースーツやビスチェを着て撮影しているんですけど、けっこう決め決めのポーズが多くて、普段だったら絶対にやらないであろうポージングとかにもチャレンジしてるんですけど、そういうのって腹筋を使うので大変でした。翌日筋肉が痛いなみたいな。逆にそれ以外は、ほんとに歩いている、ほんとに食べてる、っていう感じなので(笑)
だから、ポーズを取っているカットと、普段どおりのカットと、ギャップを楽しめると思います。
-その他、衣裳のこだわりについて教えてください。
森保まどか
衣裳は普段着の私服みたいなものから、ドレッシーなもの、そして今回初挑戦のランジェリー、女の子が好きそうな部屋着やボディースーツとか、私が着てみたいと提案した衣装を全部用意してくださいました。
また、劇場ではレッスン着、一期生とChouと一緒のカットでは、ライブ衣裳を着ています。
-船のデッキの写真はまさに普段着でプライベート感がでていますね。
森保まどか
これはロケに行きがけのフェリーです。海は3箇所行ったんです。1日目は劇場近くのシーサイドももちで、2日目は糸島で撮影。そして3日目が初めて行った能古島。
-旅行しているようで楽しそうですね。
森保まどか
はい。ショートトリップ気分でした♪
-撮影中、カメラマンやスタッフとはどういう雰囲気で進められましたか?
森保まどか
私が入る前にスタッフのチーム感ができあがっていて、その中に合流するという形になったんです。なので、最初はちょっと緊張感がありました。なので今から思えば、1日目に撮影したカットはちょっと硬い表情もありますね(笑)
でも、2日目からは馴染んできて、ちゃんとチームの一員になれたかなとは自分では思っています。
で、カメラマンさんが面白い方で、「せっかくだから」というのが口グセで、「せっかくだからこういうロケーションで撮ろう」って言って撮る予定じゃなかったものもどんどん撮っていって、でもそれのおかげで、バリエーションが豊富になりました。
-確かに、ページをめくるごとにいろんな表情や衣裳があって楽しいですね。一期生、Chouのメンバーとの撮影の雰囲気はどうでしたか?
森保まどか
一期生、Chouとの撮影は、メンバーだけでなく、スタッフさんも撮影を見守ってくださっていて、よくぞここまで成長したなってすごいウルウルしてました。それぐらい温かい空気感で撮影しました。
■最後まで自分自身が制作に関わった“手作り”フォトブック
-今回エッセイ初挑戦ということですが、たとえばどういったことを書かれましたか?
森保まどか
たとえば、最後の最後に“アイドル”というタイトルのエッセイがあるんですけど、唯一これだけファンの方に向けて書いていたりします。
また、各エッセイを載せる順番や、背景の写真との組み合わせなど、シンクロ率がとても高くなっています。
そして、メンバー宛のエッセイは、お手紙交換という設定で、それぞれ直筆で書いています。文字って人柄も出ますし、いろんな文字があって楽しいです。
-その他見どころは?
森保まどか
スペシャルインタビューもありますし、私のスマホの中にあったプライベート写真を集めたページもあります。そのページに載っている各カットのキャプションは自分で書きました。
-自主制作というか手作り感がすごくあるフォトブックですね。
森保まどか
そうなんです。ここまで自分が最後まで制作に関わったのは初めてだから、撮影終わってからも、撮影中のオフショット動画を自分で編集したり、フォトブックが発売されるまで、あるいは発売された以降もずっとフォトブックに関わった余韻が続くんだろうなって思っています。
■森保まどかにとってのHKT48
-HKT48卒業を発表した時、メンバーの反応はどうでしたか?
森保まどか
一期生の子たちには事前に伝えていました。卒業発表した公演には、同期の子が4人出てたんですが、他の子も公演の配信を一期生のグループLINEで実況してくれていて、発表終わったあとに「まどちゃん、お疲れさま!」「よかったよ!」「すごいキラキラしてたよ」って言葉をかけてくれました。そして、わたしのすぐ隣に(村重)杏奈がいたので、「隣の杏奈もね」っていう反応も。
-10年近く在籍されたHKT48、たくさんの思い出があると思いますが、その中でたとえば印象に残っていることは?
森保まどか
ツアーでいろんなところに行けたことです。実際に北海道から応援してくださっている方がいても、なんかちょっと想像がつかなかったところもありましたが、北海道公演でうちわを持って応援してくださるファンの方を直接見て、「ほんとなんだ!こんなに離れているのに」って、感動しました。
沖縄から北海道までいろんな土地に行かせてもらったので、観光まではあまりできなかったけど、その土地の名物を食べて、打ち上げをやったり、すごく楽しかった思い出でいっぱいですね。
-卒業発表時に「様々な世界を経験してみたい」とおっしゃってますが、今後の抱負についてお聞かせください。
森保まどか
これからのことは未定なんですけど、好奇心旺盛でいろんなことをやってみたいと思うタイプなので、そういう今の気持ちを忘れずに、もっともっと大人になっていきたいという思いはあります。
■こだわりまくって作った一冊
-最後にこのフォトブックのPRをファンの方へ向けてお願いします。
森保まどか
私のアイドル生活がぎゅっと詰まっていることはもちろんなんですけど、福岡の観光地もたくさん載っていて、私と一緒に名物も写っているので、このフォトブック片手に福岡に行けば、ガイドブック的な役割も果たしてくれるんじゃないかなと思っています。
そして、Chouで一回写真集を出したいっていう夢がずっとあって、それは叶えられなかったけど、このフォトブックには、彼女たちとの感動的なショットを一緒に収めることができました。もちろん一期生メンバーとも。
レッスン場でアイドルやっている私、プライベートな部屋着でくつろいでいる私、そして初ランジェリーも。HKT48の森保まどかとして過ごした月日をぎゅっと濃縮しているので、絶対に楽しんでいただける内容かなと思っています。こだわりまくって作った一冊なので、ぜひ手にとってほしいです。
■撮り下ろしフォトギャラリー
[インタビュー・写真:桜小路順]
「HKT48 森保まどかラストフォトブック スコア」
著者:森保まどか
撮影:田中智久
定価:本体2,500円+税
仕様:A4判/128ページ
ISBN:978-4-04-605251-3
発行:株式会社KADOKAWA
発売日:2021年5月26日(水)
【Amazon.co.jp 限定】(特典:スペシャルメッセージ動画配信データ)
https://www.amazon.co.jp/dp/4046052511
【セブンネット限定特典:ブロマイド1枚付き】
https://7net.omni7.jp/detail/1107191730
【HMV限定特典:フォトカート1枚付き】
https://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=11778976
(C)KADOKAWA (C)Mercury PHOTO/TANAKA TOMOHISA
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