藤井聡太王位・棋聖×芦田愛菜スペシャル対談

藤井聡太×芦田愛菜 初共演・同世代スペシャル対談実現

サントリー緑茶「伊右衛門」の新TV-CMのキャストに藤井聡太を迎えた「伊右衛門 こころが整う」篇が3月10日より全国でオンエアされる。合わせて、藤井聡太王位・棋聖と芦田愛菜との初共演・同世代スペシャル対談が実現した。

新TV-CMでは本木雅弘演じる伊右衛門さんの「あんたの緑茶、何色や」という問いかけに対し、藤井王位・棋聖が対局中に突然立ち上がり、建物の外へ出て「伊右衛門」のボトルを掲げながら、「こころが整うような、緑です」と答える。藤井王位・棋聖の爽やかな演技と木々の緑、「伊右衛門」の緑が美しい新TV-CMになっている。
さらに、同じく「伊右衛門」のTV-CMに出演する芦田愛菜と初共演し、同世代同士のスペシャル対談が実現。将棋と役者というそれぞれの世界の第一線で活躍する二人の、プレッシャーへの向き合い方や座右の銘など、ここでしか聞けないトークを披露している。将棋界を牽引する、藤井王位・棋聖の新たな一面に注目だ。

「伊右衛門 こころが整う」篇

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放映開始:2021年3月10日(水)
放映地域:全国

■制作秘話

初出演の藤井聡太王位・棋聖と、伊右衛門はんでおなじみの本木さんの豪華コラボレーションに、撮影前から現場はそわそわしていた。撮影は別々だったが、合間には二人で立ち話をしていた。
「自分の弱みは考えるけれど、強みは考えたことがない」という藤井聡太王位・棋聖に、本木が「それが王者の風格なんだなあ!」と感心するなど盛り上がり、現場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。
「こころが整うような、緑です」と「伊右衛門」を空に掲げる藤井聡太王位・棋聖の上品な仕草は、スタッフの背筋も思わず伸びてしまうほどだった。

■藤井聡太王位・棋聖インタビュー

-撮影の感想

藤井聡太
自分の動きを意識して制御するということはやってみるととても難しいことなんだと分かって、勉強になりました。

-撮影の手ごたえはいかがですか。

藤井聡太
初めてだったので分からないことだらけでしたが、貴重な経験ができたなと思います。

-対局とCM撮影ではどちらが緊張しましたか。

藤井聡太
今回の撮影が対局より断然緊張しました。

-緑になった伊右衛門をご覧になっていかがですか。

藤井聡太
実際見てみると透き通るようなきれいな緑だなと感じました。

■藤井聡太王位・棋聖×芦田愛菜スペシャル対談

伊右衛門CMに出演する藤井聡太王位・棋聖と芦田愛菜のスペシャル対談が実現。プロとして、勝負シーンへの取り組み方や大切にしていることを明かす。また対談の中では芦田が藤井聡太王位・棋聖にオススメの本のジャンルを紹介する一幕も。

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芦田:初めまして。芦田愛菜です。
藤井:初めまして。藤井聡太です。
2人:よろしくお願いします。
芦田:今日は藤井さんにお会いできるという事で楽しみにしてきました。たくさんお話し聞かせてください。お願いします。
藤井:ありがとうございます。芦田さんは本当に以前から活躍されているので、自分より年下だと知った時は本当に驚きました。今日はよろしくお願いします。
芦田:よろしくお願いします。

藤井聡太王位・棋聖×芦田愛菜スペシャル対談

Q.CMの撮影はどうでしたか?
芦田:藤井さんは今日撮影されてきていらっしゃるのですよね。お疲れ様でした。いかがでしたかCM撮影は?
藤井:そうですね。CM撮影の機会を頂くのは自分は初めてだったのですけど、自分の動きをコントロールするというのはとても難しい事なんだなと思いました。
役者の方は本当に細かい動きとか全て意識して演じられていると思うので、それはとてもすごい事なんだと改めて感じました。
芦田:そんな事ないですよ。私はCM撮影が藤井さんと別々だったので、CMの完成したものを見れるのがすごく楽しみです。
藤井:ありがとうございます

藤井聡太

藤井聡太

Q.伊右衛門にはおみくじがついていますが、縁起を担ぐ事はありますか?
芦田:本当に伊右衛門はきれいな緑になりましたよね。ラベルを剥がすとおみくじが付いているんです。こういうかわいい絵のおみくじがついているんです。
藤井:結構、対局前は結果が気になってしまいそうです。
芦田:そうですよね。対局前は。ぜひおみくじは対局が終わった後にめくってみてください。金太郎と招き猫とかすごく縁起のいいイラストが描いてあって、すごくかわいいし、なんかテンション上がりますよね。
縁起を担ぐといえば、勝負の前に、対局の前などに縁起を担ぐためにやられている事とかあったりしますか?
藤井:対局の時に初手を指す前に必ずお茶を一口飲むようにしています。
芦田:そうなんですね。じゃあぜひそのお茶を伊右衛門に。対局が終わったらぜひラベルをはがして。
藤井:そうですね。剥がすのは対局後で。
芦田:ぴったりですね。そうなんだ。知らなかったです。
藤井:芦田さんは何か縁起を担ぐとか、ルーティーンとか何か、いかがですか?
芦田:私は小さい時にオーディションを受けに行った時は赤の服を着ていくと合格する確率が高かったので、結構赤を着ていくようにしていました。
藤井:そうですね。対局の時に扇子を使うことがあるのですが、やっぱり扇子の勝率とかは気になってしまいますね。どうしても。
芦田:あるんですね、やっぱり。
藤井:そうですね。勝率の良い扇子でいこうかなとか。
芦田:そうなんですね。

芦田愛菜

芦田愛菜

Q.どのようにしてプレッシャーをはねのけていますか?
芦田:藤井さんはいつも落ち着いていらっしゃって、堂々とされているイメージなんですけど、やっぱり対局前だったりとか緊張したり、プレッシャーを感じたりされる事もありますか?
藤井:やっぱり対局前は常に緊張感はあります。なので初手にお茶を飲んで心を落ち着かせてというふうに思っています。
芦田:お茶飲んでリラックスして、なんですね。やっぱりその緊張とかを跳ね除ける為にというか、その為に何かされたりとかもするんですか?
藤井:そうですね、特別な事はあまりしていないんですけど、やっぱり目の前に集中するというのが大事なのかなというふうに思っています。
芦田:そうですよね。対局に集中して。
藤井:そうですね。はい。芦田さんは小さい頃から色々な経験をされていますけど、緊張された時はどうされていますか?
芦田:結構私は心配性なので、緊張しがちで、緊張する事は多いんですけど、ちょっと緊張している時の方が逆に集中力が高まるというか、物事に集中して自分のベストが尽せるような気がしていて、なので、緊張することが悪い事だとは思ってないですね。跳ね除けるためにみたいには思ってないです。同じですよね。やっぱり目の前の事に集中するって大事ですよね。
藤井:さすがです。自分も真似たいと思います。
芦田:そんな事ないです。もちろん緊張し過ぎもうまくいかなくなってしまうんですけど、適度な緊張感も大事なのかなって思ったりします。

Q.将棋を始めたキッカケはなんですか?今の仕事についていなかったらどんな仕事を選んでいましたか?
芦田:藤井さんはどういうキッカケで将棋を始められたのですか?
藤井:5歳の頃に祖母にルールを教わって遊んだのがキッカケです。
芦田:そうなんですね。そこから面白くなってどんどんのめりこんでいかれてという感じですか?
藤井:そうですね。祖母が初心者ですぐに勝てるようになったので、それが楽しくてどんどんはまっていきました。
芦田:そうなんですね。もし、将棋のプロになっていなかったら何になられていたと思いますか?
藤井:そうですね。小さい頃は電車の運転士が憧れだったので、それを目指していたかもしれません。
芦田:そうなんですね。一回通りますよね。男の子は。電車かっこいいとか、乗り物かっこいい時代ありますよね。
藤井:芦田さんは今と別の仕事だとしたら何かありますか?
芦田:そうですね。なんだろう。私は外国で日本語を教える先生とかちょっと憧れますね。学校で日本語の文法を学んだ時に、普段毎日使っている文法なのに自分が知らないことが沢山あるんだという事が面白くて。じゃ、日本でも教えられるのではないかと思うんですけど、海外に住んでみたいという夢もあるので、海外で日本の文化に興味のある外国の方とかにもっと日本の事を知っていただきたいなと思って、そういう職業もいいなと憧れます。

Q.芦田さんのおすすめの本のジャンルはありますか?
藤井:芦田さんは読書家だとお聞きしましたが、何かおすすめの本のジャンルとかありますか?
芦田:おすすめというか、私が好きなジャンルになってしまうんですけど、「イヤミス」ってご存知ですか?
藤井:初めて聞きました。
芦田:「読み味が嫌なミステリー」の略なんですけど、あんまりおすすめするようなジャンルではないかもしれないのですが、お化けが怖いというのとは違って、人間心理の残酷さというか、やるせない部分というか、人間のどうしようもない部分がすごく出てくるミステリーになっていて、それがトリックとかになっていて、自分の生活と紙一重のところにある恐怖が感じられるというか。どうしようもない部分って分かってしまうだけに、すぐ後ろまで自分に恐怖が迫っているような気がして、読みながら思わず後ろを確認してしまうような、そんなハラハラが楽しめてすごく好きです。
藤井:なるほど。少し怖そうですが、少し頑張って読んでみたいと思います。
芦田:本当ですか。嬉しい。なかなか共感してくれる人が私の周りにいなくて、ぜひちょっとおすすめしたいなと思って。
藤井:自分は最近なかなか読む機会がなくて、今日おすすめを聞けて良かったです。
芦田:そうですよね。お忙しいですよね。ぜひ、レパートリーにお願いします。

Q.自分の中で大切にしていることや座右の銘はありますか?
芦田:藤井さんはずっと将棋の道を歩んでおられるわけなんですけど、自分の中で大切にしている事だったりとか、座右の銘だったりとかあったりしますか?
藤井:自分が四段に昇段した際に、知人の方から「無極」と書かれている関防印をいただいたんですけど、「どこまで行っても極まることのない、頂点がない」という意味で、その言葉を自分も大切にしていきたいなというふうに思っています。
芦田:なるほど。すごく大切ですよね、それって。やっぱり「満足せずにもっと常に高みを目指して」という事ですよね。素敵だなと思います。
藤井:ありがとうございます。
芦田:今のままでいいって思ってしまいそうですけど、そうじゃなくて、常に努力されているのはすごく素敵だなと思います。

Q.これからやってみたい事はありますか?
芦田:では藤井さん、これからやってみたい事とかあれば教えてください。
藤井:まずは棋士として、より強くなれるように一層頑張っていきたいなというふうに思います。後は今までは通勤通学が唯一の運動だったので、今後は運動する習慣をつけないといけないのかなというふうに思っています。
芦田:そうなんですね。ずっと座ってやられる競技ですよね。
藤井:そうですね。最近は正座がだんだんキツくなってきて。
芦田:そうなんですか?
藤井:もうちょっと運動したいと思います。
芦田:じゃぁ、ぜひ運動をしつつ、ますます強くなられるのをぜひ応援させてください。
藤井:はい。ありがとうございます。芦田さんはこれからやってみたい事などありますか?
芦田:そうですね。私はやっぱりお芝居をするのが好きなので、色々いままでやった事ない役だとか、いろんな役を演じてみたいですね。
藤井:どんな役に興味がありますか?
芦田:そうですね。二重人格の役とか、ちょっと興味がありますね。なんか演じがいがありそうだなと。私、ZUMBAという、エアロビではないんですけど、ダンスをして体を動かすエクササイズにみたいなのに少しハマっていまして、もし良かったら検索してやってみてください。
藤井:そうですね。自分はリズム感が全くないので難しそうですけど挑戦してみます。
芦田:なくても少しずつきっと。

Q.最後に一言お願いします
芦田:今日は本当に色々お話しいただきありがとうございました。本当に楽しかったです。
藤井:こちらこそ本当にすごく楽しかったです。ありがとうございました。
芦田:ありがとうございました。また伊右衛門を通して共演させていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
藤井:はい。またよろしくお願いします。

■藤井聡太王位・棋聖×本木雅弘対談・インタビュー

藤井聡太王位・棋聖と本木雅弘の初共演が叶った。日頃から藤井聡太王位・棋聖のニュースをチェックしていた本木。藤井聡太王位・棋聖に次々に質問をしていた。

藤井聡太王位・棋聖×本木雅弘対談

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