山田杏奈「幽霊探したけど、全然見えませんでした(笑)」映画『樹海村』初日舞台挨拶
2月5日(金)、丸の内TOEIにて、映画『樹海村』の初日舞台挨拶が行われ、W主演の山田杏奈、山口まゆ、そして、神尾楓珠、倉悠貴、工藤遥、大谷凜香、塚地武雅、安達祐実、清水崇監督が登壇。さらに、静岡県裾野市のマスコットキャラクター“すそのん”が樹海村バージョンで登場し、フォトセッションに参加した。
本作は『犬鳴村』に続く、「恐怖の村」シリーズ第2弾。
舞台挨拶レポート
■トークノーカット動画
■劇場公開初日を迎えた心境
山田杏奈(天沢響 役)
この作品は去年の夏ごろに撮影をしていて、私にとっては自粛明け初の作品だったので、すごく思い入れのある作品です。こうしてまたみんなで集まることができ、無事に公開を迎えられてすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。
山口まゆ(天沢鳴 役)
10歳の時、清水監督の作品にエキストラとして参加したことがあるんです。20歳になった今、こうして清水監督の作品で主演を務めさせていただき、公開をむかえたことに感慨深い気持ちです。
大谷凜香(アキナ 役)
私は『犬鳴村』にも出演していたんです。昨年の今頃、同じようにご挨拶をさせていただいたんですが、そこから1年間で企画から撮影して、こうして公開を迎えているのが不思議な気持ちです。
■撮影後に起きた心霊体験
-本編に本物の幽霊が写り込んでいることが話題を呼んでいることにちなみ、撮影後に起きた心霊体験があれば教えてください。
神尾楓珠(阿久津輝 役)
樹海で深夜まで撮影して家に帰った時、ほんとは塩を撒いたりお風呂に入ったりしなきゃいけないんだけど、深夜だったので眠くてそのまま寝ようと思ったら、金縛りにあったんです。そういえば家に帰った時、玄関に何かいるなって思ったんです。
工藤遥(片瀬美優 役)
玄関にいたヤツを次の日撮影現場に連れていっちゃったんだよ。だから(映画に)写っちゃったんだよ。
神尾楓珠
なので、そいつが今家にいます。本編に写っている(クレジットされていない)キャストが家にいます!
大谷凜香
こないだ、神尾くんと一緒に占いしてもらった時に、神尾くんには霊がついていて、私には霊感があるって言われたんです。でも私はぜんぜん気にしたことがなかったので、意識するようにしたら、(本作の)キャンペーンソングを歌っていらっしゃるFAKYさんとTikTokに載せる動画を撮った時に、オーブが写っちゃったんです。で、それはアップできないってなったんです。東映さんがこれは公開できないって判断されたんだと思います。
清水崇監督
東映はわかんないよ(笑)後から、追い打ちパブ(後宣伝)で「今出せ」って言って出すんじゃない?(笑)
山田杏奈
(劇中では何かが見えるという役柄を演じましたが)私は、私生活では全く霊感がないんです。どこかに(霊が)いるんじゃないかと思って、急に振り返ったりしてみて、探してみたんですが、私には縁がなかった(笑)
倉悠貴(鷲尾真二郎 役)
実はずっと前から、朝起きたときに人がいるというのが続いているんです。
安達祐実(天沢琴音 役)
私は樹海で撮影した後、さっきまで元気だったのに急に体調が悪くなることがあって。なので気休めですけど、毎回塩を入れたお風呂に入ってました。
清水崇監督
撮影前の話ですが、リモートでのオーディション中に不思議なことがあったんです。自粛期間中に脚本が執筆されて、リモートでのオーディションをしている時、脚本の保坂さんだけが小鳥の声が聞こえると急に言い出したんですが、僕らは何も聞こえなかったんです。そのままオーディションを続けていたんですが、休憩に入った時、女性のプロデューサーも『私も小鳥の声が聞こえてきた』と言い出して、その謎は今も未解決のままなんです。
山口まゆ
初日、一泊だけ樹海に泊まった時・・・
塚地武雅(野尻雄二 役)
樹海に泊まるって怖すぎる!
山口まゆ
樹海じゃない(笑)、ホテルに一泊した時、トイレにゴキブリが出たんですよ。すっごい怖かったです。それは。
工藤遥
それ、(霊体験とは)ぜんぜん違うじゃん!!
大谷凜香
そういう怖さじゃない!!
山口まゆ
ホテルでトイレに行くのが怖くて、現場まで我慢してました(笑)
■実はホラーが苦手!
工藤遥
私はホラーが大の苦手なんですが、冒頭に出てくる東映のロゴも怖い仕様になっていて、いきなり席を去りそうになりました(笑)
私と同じようにホラーが苦手な方は心の準備をしていただいた方が良いと思います!
安達祐実
私もホラーが苦手で、台本を読んでいるはずなのに、何が起こるかわからなくて、現場でビクビクしていました。今回も撮影後は、お風呂に少し塩を入れて、頭まで浸かるってことはしました。
■撮影現場は和気あいあい
-塚地さん、今作のフレッシュな若いキャストの皆さんの印象はいかがですか?
塚地武雅
若さ溢れるといいますか、控室でもすごく良い空気感で、和気あいあいというのを通り越して、気を遣わずにしっかりと休んでるんですよ。
あ、これめちゃめちゃいい空気やなって思ったら、映像にもそれがちゃんと出てましたね。
僕も若いエキスを吸わせていただきました(笑)
■最後にメッセージ
山田杏奈
この物語がたくさんの方に届いて、それぞれどんな感想や感情になるのかとても楽しみです。こうした状況ですので、しっかりと感染予防をして、劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。
山口まゆ
皆さんにはこの映画をたくさんの方に広めていただけると嬉しいです。今後ともこの作品をよろしくお願いします。
■樹海村バージョンの“すそのん”登場!
舞台挨拶後の取材陣向けのフォトセッションでは、撮影に協力した静岡県裾野市より、富士山とギョーザをイメージしたマスコットキャラクター「すそのん」が、全身に苔がついた“樹海村バージョン”で駆けつけると、塚地が写真撮影の場所までエスコートする紳士な一面もあった。
■フォトギャラリー
[写真・動画・記事:Jun Sakurakoji]
映画『樹海村』
INTRODUCTION
昨年2月に公開し、コロナ禍にもかかわらず、異例の興収14億円超えという大ヒットを果たした清水崇監督作品、『犬鳴村』。SNSで話題となり、高校生を中心にたくさんの人が劇場に足を運び、なんと動員数は110万人を突破。
そんな「恐怖の村」シリーズの第2弾として公開となる『樹海村』。
舞台は“絶対に行ってはいけない”“入ったら生きては出られない”と噂される富士の樹海。
富士の樹海は、今から約1,100年以上前に富士山大噴火で流出した青木ヶ原溶岩流を覆っている広大な森。およそ3,000ヘクタール(東京ドーム約642個分)にもおよぶ樹海では、「コンパスが効かない迷いの森」、「入ると何者かに襲われる」、「様々な怨念を持ったヤバい村がある」と聞くだけでゾッとするような様々な都市伝説が飛び交っている。映画公式Twitterでも次なる村を募集していたが、『樹海村』は上位にランクイン!それだけ“ヤバい場所”として認知度の高い場所に挑む
出演:山田杏奈 山口まゆ
神尾楓珠 倉悠貴 工藤遥 大谷凜香
監督:清水崇
脚本:保坂大輔 清水崇 企画プロデュース:紀伊宗之
©2021 「樹海村」製作委員会
2021年2月5日(金) 公開
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