FUKUI TRAD

BEAMS JAPAN+のん、福井県来訪。同県伝統工芸品を身近なものにアップデートするコラボ商品開発中

福井県は、同県が誇る7つの「伝統工芸」をより身近な存在にアップデートをすることを目指した『FUKUI TRAD』プロジェクトを進行する中、BEAMS JAPAN+創作あーちすと「のん」が身近な存在にアップデートするコラボプロダクツを開発する目的で現地を訪問した。

福井県に来訪したのは、本プロジェクトのパートナーである株式会社ビームスが運営するBEAMS JAPANのプロジェクトリーダー佐野明政と女優・創作あーちすと「のん」。7つの伝統工芸工場に訪問し、商品開発に向けて職人の方々の話を直接伺った。
ビームスの開発力・発信力と創作あーちすととして活動している「のん」の個性的で特徴があるデザインを、福井県の伝統工芸品に反映させることで現代の方達の感性に訴える新しい形に生まれ変わることを目ざす。
なお、今回の訪問の様子はプロジェクトWEBサイト(http://fukuitrad.jp/)にて1月27日(水)に公開。

●杉本達治福井県知事コメント
以前の記者会見(2020年9月実施)では直接お会いすることができず、待ち遠しかったのですがようやくお会いできて嬉しく思っています。
のんさんのイラストを拝見すると、とてもポップでのんさんらしいイラストであると感じました。これから現地の職人の方々と色々とお話いただくことで、職人の方々がのんさんの感性に刺激を受け、より新しいモノが生まれてくると思います。今回の訪問を機会にぜひ福井ファンになってください。

FUKUI TRAD

のん/杉本達治福井県知事

●BEAMS JAPANプロジェクトリーダー佐野明政コメント
現在のプロジェクトの進捗状況ですが2月某日に商品のお披露目会を実施予定で、そこに向けてバイヤーが制作を進めています。皆さんに喜んでいただける商品ができると思っています。

●のんコメント
福井の伝統工芸品とコラボすることができ、とても嬉しく、福井にも来ることができてワクワクしています。今回のお話をいただいた際に福井に多くの伝統工芸品があることを知ったのですが、どれも素敵な物ばかりで、今回のプロジェクトを通して、伝統工芸の素晴らしさを知っていただくきっかけになってほしいです。
(福井県内の7つの伝統工芸工房を周り、職人の方々の制作に対する想いを聞いたことについて)伝統工芸品を目の当たりにするだけでも様々な刺激がありました。職人の方々とマンツーマンで話をすることで、自分が描いたイラストが職人さんの手によって伝統工芸品へ落とし込まれていくイメージができ楽しかったです。

FUKUI TRAD

FUKUI TRAD

越前打刃物

FUKUI TRAD

越前和紙

FUKUI TRAD

若狭めのう細工

直接、越前打刃物振興施設の「刃物の里」を見て越前打刃物職人の伝統工芸士会会長の加茂勝康氏から「刃物を整形する前の鋼は850度くらいに熱して足元のペダルを踏んで機械で整形します。福井の打刃物は2枚の鋼を合わせて打ちます。それが越前打刃物の特徴です。」と越前打刃物の制作に対する想いを受け、のんは「刃物を薄くするのは一瞬ですね。とてもおもしろいです。」と感想をコメントした。

「FUKUI TRAD」プロジェクト発足背景
北陸新幹線が福井・敦賀まで延線されるという背景を受け、福井県の魅力を首都圏の方を中心に発信することを目的に、本プロジェクトを開始。魅力を伝えるにあたり、福井県が誇るものの一つである「伝統工芸」に関する情報を発信することで、福井県の認知度向上、ファンの創出を図っていく。
「伝統工芸」は芸術的・歴史的側面に着目されることが多く、一般の方が親しみを感じづらいことが課題となっている。本来、伝統工芸は日常で利用されてきたものではあるが、ライフスタイルの変化により、価値の変化が起こったといえる。
そこで、現代のライフスタイルに合わせた形で伝統工芸をアップデートすることで、より多くの方に福井県の伝統工芸に親しみを持っていただけるのではないかと考え、新ブランド『FUKUI TRAD』を立ち上げた。
本プロジェクトは、日本をキーワードに、幅広いカテゴリーのコンテンツをキュレーションするBEAMS JAPANをパートナーとし、また、創作あーちすととして多数の作品を発表している「のん」を迎えることで、より若者の感性に合った商品を開発し、「伝統工芸」の新しい価値を創出していく。

のん

のん

 

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