人気アーティスト・清川あさみx映画『星の子』。新作刺繍アート初披露
芦田愛菜の6年ぶりとなる実写映画主演作『星の子』(監督・脚本:大森立嗣、10月公開)をイメージした作品「星の子」をアーティストの清川あさみが制作、初披露となった。合わせてコメントも到着。
また、この「星の子」のオリジナルポストカードを特典としたムビチケカードが8月7日(金)より発売されることが決定した。
アーティスト・清川あさみが映画『星の子』をイメージし新たに制作した作品は「星の子」。ポートレイトに刺繍を施す手法を用いた作品で「美女採集」「Complex」シリーズを代表作に持つ清川だが、今回は、キャンバスに刺繍、ペインティングをし、美しい星空と木々に包まれ、水の渦の中に佇む少女ちひろが描かれた。光を放つ星々をビーズで、木々や水面の揺れ、渦を糸でひと針ひと針、繊細に紡ぎ、静寂と緊張の入り混じる神秘的な世界が生まれた。
清川は、子どもたちについて「宇宙の中の沢山の星の中の一つのように存在する」と語り、「自分という「星」を知った時、一人の大人に成長していく、そんな少女の佇む姿を描きました」と思いを明かした。
さらに、映画『星の子』の世界観を描き出した本作品をポストカードにし、ムビチケカードの特典として配布することも決定した。ポスタービジュアルのオリジナルポストカードとあわせ、2枚セット(数量限定)となる。ムビチケカード(1500円)は、8月7日(金)より発売。取り扱い映画館などの詳細は、映画公式サイト(https://hoshi-no-ko.jp/)まで。
大森立嗣監督は本作の脚本を書くとき、清川の作品集にインスピレーションを得ていた。そんな大森監督たっての希望で清川とのコラボレーションが実現。映画本編では、赤松陽構造による題字「星の子」の背景となるタイトルアートとして、星が瞬き、この幻想的な風景が徐々に浮かび上がる。ぜひスクリーンで、糸で織り成す静謐だが情感豊かな空間にあたかも包まれるような感覚を体験してほしい。
◆清川あさみ コメント
子ども達は何にも変えがたい神秘的で尊い存在であり、親を選ぶ事は出来ない。
宇宙の中の沢山の星の中の一つのように存在する。
誰しもが、何か「信じる」という行為がその人を導き、生きる力になるのでしょう。
自分という「星」を知った時、一人の大人に成長していく、そんな少女の佇む姿を描きました。
清川あさみ プロフィール
淡路島生まれ。2001年に初個展。2003年より写真に刺繍を施す手法を用いた作品制作を開始。
水戸芸術館や東京・表参道ヒルズでの個展開催他、2019年には上海のARARIO GALLERY. SHANGHAIにて個展「Incarnation」など、展覧会を多数開催。
代表作に「美女採集」「Complex」シリーズ、絵本『銀河鉄道の夜』、絵本近著に知育絵本『ちかづいて はなれて わお!』。
「ベストデビュタント賞」受賞、VOCA展入賞、コングレス(児童書の世界大会)の日本代表選出、「VOGUE JAPAN Women of the Year」受賞、ASIAGRAPHアワード「創(つむぎ)賞」受賞。映画「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」、テレビドラマ「高校入試」など映像作品のメインビジュアルも多く制作し、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」ではタイトルオープニング映像やポスターをディレクション、制作をトータルで手がけ話題に。
広告・空間などのアートディレクターとしても活躍するほか、プロデュースするYouTubeチャンネル「Culture Room by Asami Kiyokawa も好評スタート。
映画『星の子』
【STORY】
大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。
中学3年になったちひろは、一目惚れしてしまった新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。
そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きるー。
キャスト:芦田愛菜/永瀬正敏 原田知世
監督・脚本:大森立嗣(『日日是好日』)
原作:今村夏子『星の子』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
製作幹事:ハピネット、ヨアケ
製作プロダクション:ヨアケ、ハーベストフィルム
配給:東京テアトル、ヨアケ
(C)2020「星の子」製作委員会
公式サイト:hoshi-no-ko.jp
特報
2020年10月 全国公開
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