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横須賀綺譚

映画『横須賀綺譚』に激励コメント到着。初日舞台挨拶も決定

映画『横須賀綺譚』(7/11公開)に、蓮實重彦(映画評論家)、長谷川和彦(映画監督)らからの激励コメントが到着した。公開初日には、川瀬陽太、しじみ、烏丸せつこら登壇の初日舞台挨拶も決定している。

本作は震災により亡くなったと思われていたかつての恋人が「生きているかもしれない」との怪情報を得て旅に出る男の姿を追うヒューマンミステリー。
主人公・春樹役に『恋の罪』『こっぱみじん』『走れ、絶望に追いつかれない速さで』などで注目を集めた小林竜樹、ヒロイン知華子役に今泉力哉監督作品『終わってる』や『ウルフなシッシー』などのしじみを迎え、共演者にインディーズ映画から『シン・ゴジラ』といった大作、『anone』などの TV ドラマまで幅広く活躍する川瀨陽太、友情出演に烏丸せつ子、長屋和彰らが脇を固める。
監督・脚本は劇場公開作品としては長編デビューとなる大塚信一。普段はラーメン屋で働きながら本作を5年かけて完成させ、カナザワ映画祭2019にて期待の監督賞を受賞した。監督補を『カメラを止めるな!』の上田慎一郎が務める。

コメント

蓮實重彦(映画評論家)
この新人監督の第一作は大変な意欲作だが、ショットの連鎖ではなく台詞によって語られている点で、秀作とはいいがたい。
ただ、すべてを九十分に仕上げているところは、高い評価に値する。

◆蓮實重彦コメント入り予告編も公開中

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切通理作(評論家)
その問題提起や壮といえる映画であることは間違いない。

森義隆(映画監督)
いやな映画だ。
なんでも都合よく忘れて、
できるだけ楽に生きようとする
私たち自身の惰性を直視させられる

小野寺系(評論家)
日常が破壊される容赦ない現実は幻想のようであり、同時に失われた日常もまた幻想だったと思えてくる。
そんなあてにならぬ世界で、たしかなものをつかみたいという願いを感じる作品。

折田侑駿(文筆業)
多くの示唆的な設定やセリフには、このコロナの状況にこそ公開される意義や必然性を勝手ながら感じました。

佐藤佐吉(映画監督・脚本家・俳優)
異様な肌触りの面白さだった。
真正面から題材と向き合いつつジャンルを越え、エンターテイメントとして昇華させるには相当な勇気とセンスが求められるが、監督の大塚信一はそれを見事にクリアしていた。
次はどう来るのかとても楽しみだ

牛津厚信(映画ライター)
『横須賀綺譚』を拝見して興味深かったのは、「記憶」というものに関する独自の考察が、おそらくこの監督にしか成しえないやり方で、物語の中に深く織り込まれていたことだった。
今後、自分が何かを忘れたり、忘れたいと願ったり、忘れたくないと誓う時に、この映画のことを思い出しそうな気がする。

長谷川和彦(映画監督)
馬鹿野郎!「●●●」かよ!?……と怒りながら、誰もがもう一度観たくなる。
面白過ぎる『大塚映画』の誕生に、乾杯!!

なお、長谷川和彦氏には、かつて大塚監督が師事していたという経緯がある。

映画『横須賀綺譚』

STORY
春樹と知華子は結婚を目前に控えた恋人同士だったが、知華子の父が要介護になったため別れることとなった。
9年後、東日本大震災が起こり、春樹は被災により亡くなったと思われていた知華子が「生きているかもしれない」との怪情報を耳にする。
そして春樹は半信半疑のまま、知華子がいるという横須賀へと向かうが・・

出演:小林竜樹、しじみ、川瀬陽太、湯舟すぴか、長屋和彰、烏丸せつこ監督/脚本:大塚信一
撮影/照明:飯岡聖英 メイク :大貫 茉央録音/整音:小林徹哉 美術応援:広瀬寛己
監督補 :上田慎一郎 宣伝美術:西垂水敦
助監督:小関裕次郎、植田浩行 制作 :吉田 幸之助.
配給・宣伝:MAP+Cinemago|
2019年/日本/86分/カラー/ビスタ/ステレオ/DC
公式サイト:https://www.yokosukakitan.com/

7月11日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開!

横須賀綺譚

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