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映画『音楽』、アヌシー国際アニメーション映画祭ノミネート

グランプリを受賞したオタワに続き2度目の海外映画祭ノミネート

大橋裕之の伝説の自費出版漫画「音楽」を岩井澤健治監督が長編アニメーション化した映画『音楽』が、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭・長編コントルシャン部門にノミネートされた。合わせて岩井澤監督からのコメントが寄せられた。

本作は、2019年のカナダのオタワ国際アニメーション映画祭にて見事グランプリを受賞。
2020年1月より新宿武蔵野館、シネマスコーレにて公開され、新宿武蔵野館ではリニューアルオープン後の初日動員数、興収の新記録を更新、3連休全ての上映回が満席となる大好調スタート、その後、全国拡大公開へと続き、観客動員数3万人を突破する大ヒットを記録した。
現在も全国順次公開中で、さらなる記録達成に注目が集まっている。

「アヌシー国際アニメーション映画祭」は、今年で60回目を迎えるアニメーション映画祭。
カナダのオタワ、クロアチアのザグレブ、日本の広島と並び、世界四大アニメーション映画祭のひとつとして知られており、2020年は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、2020年6月15日~30日にオンラインにて開催される。
長編コントルシャン部門は、2019年に新設されたコンペティションで、「個性のある長編映画、観客に対して挑戦している作品」をテーマに作品が選出される。

岩井澤健治監督コメント
アヌシー国際アニメーション映画祭は『音楽』を作り始めた時から、ひとつの指針としていた映画祭なので、ノミネートされ大変光栄です。
今は世界中が大変な状況で、映画祭も本来の形で開催されないため、参加することができないのは残念ですが、何もしがらみなく映画館で映画を観れる日常が戻ってくることを願っています。

アニメーション映画『音楽』

INTRODUCTION
長編アニメーション映画『音楽』は映像化不可能と言われてきた作品で、楽器を触ったこともない不良学生たちが思いつきでバンドをスタートさせる初期衝動溢れるロック奇譚。これまでにもミュージシャンをはじめ多くのクリエイターから熱狂的に支持されてきました。
岩井澤監督はほぼ独力による個人制作に挑み、製作期間は7年以上、全て手描きの作画枚数は実に40,000枚を超え、また実写で撮影した素材をアニメーション化する「ロトスコープ」など様々な手法が取り入れられている。
声優にはミュージシャンの坂本慎太郎、岡村靖幸のほか、駒井蓮、前野朋哉、芹澤興人、平岩紙、竹中直人らが参加。ドレスコーズの主題歌や、山田孝之、斉藤和義、他著名人の応援コメントも話題となっている。

監督:岩井澤健治 原作:大橋裕之 「音楽 完全版」(カンゼン))
プロデューサー:松江哲明 アソシエイトプロデューサー:九龍ジョー、迫田明宏
配給:ロックンロール・マウンテン 配給協力:アーク・フィルムズ
2019/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/71分
©大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン
公式サイト:on-gaku.info
Twitter:@eiga_ongaku

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