水原希子

水原希子「29歳最後の大冒険で人生観が変わった」

水原希子がアジア各国を旅するドキュメンタリー番組のHulu配信を記念したコラボカフェが1月23日より、エコファームカフェ632(東京都渋谷区)にてオープン。同日、水原希子が登壇するオープニングイベントが開催され、自身、29歳最後の大冒険と称する旅を「自らの人生観を変えた」と振り返った。

1月24日(金)からHuluで毎週金曜独占配信される「ブラを捨て旅に出よう~水原希子の世界一周ひとり旅~」は、水原希子が、中国、ベトナム、ウズベキスタンなどの東アジアから中央アジアにかけてを渡り歩くようすを収録した番組。旅作家・歩りえこ氏の原作エッセイ「ブラを捨て旅に出よう」の実話エピソードをベースとした最低限のストーリーを軸に、“半分ドラマ、半分ドキュメンタリー”というスタイルの作品だ。
この番組配信を記念した「ブラを捨て旅に出よう」コラボカフェでは、旅の途中、水原希子が現地で食した料理を堪能できるオリジナルメニューの他、旅の一部始終を記録した写真の数々や水原が旅先で出会った衣装を展示し、店内を華やかに彩る。 1月23日(木)~1月26日(日)までの4日間限定開催。

コラボカフェ・オープニングイベントレポート

水原希子

水原希子

■挑戦とハプニングの連続!作品は半分ドラマ…というより「ほぼドキュメンタリー」!?

– 半分ドラマ、半分ドキュメンタリーである「ブラを捨て旅に出よう~水原希子の世界一周ひとり旅~」の撮影には、どのように臨みましたか?

水原希子
半分ドラマ、半分ドキュメンタリーと謳っていますけど、ほぼドキュメンタリーですね。現地の一般の方々に撮影に協力していただいたんですけど、シーンの内容を理解してもらうプロセスでも、監督が言ったことを私が身振り手振りで説明する、みたいな感じで…。
本当にいろんな人に協力してもらって作り上げた作品なので、自分の中ではドキュメント感が強いです。
撮影もぶっつけ本番ばかりだったので、奇跡やアクシデントも起きたんですよ。そのほとんどポジティブなアクシデントでした。

– 「ブラを捨て旅に出よう」という、ある意味、刺激的なタイトルにはどんな意味が込められていますか?

水原希子
歩りえこさんの原作エッセイにすごく共感したので、そこからタイトルを頂いたんです。私は「自分を縛り付けるすべてを取っ払って、心を開放して旅に出よう」という意味だと解釈しています。この旅に関しては、それくらいの覚悟がないと難しかったし、人との交流も壁を作っていたら無理だったと思います。

– 撮影の前と後で気持ちは変わりましたか?

水原希子
変わりました!
脚本ができるたびにスタッフさんが来てくださって、何度もミーティングしたんですよ。
そのたびに「いいですね」と言いながら、正直「大丈夫かなぁ…」という気持ちがあったんです(笑)
前例のない試みなので、みんなで模索しながら、チーム―ワークで作り上げていった感じですね。
それが伝わっていればいいな、と思います。

■「私、やればできる子なんだな」と実感! 水原が自らの人生観を変えた旅を振り返る

水原希子

– 今回の旅の中で、水原さんは訪問国の食べ物を必ず食べていらっしゃったそうですが、いかがでしたか?

水原希子
現地の人がやってることを自分もやりたいなと思って、いろいろ体験しました。
食べ物に関しては…人間っていろんなものを食べるんだなって思いました(笑)
皆さんが「え?」と思うような食べ物にもチャレンジしましたが、おしかったです。ちゅうちょはありましたけど(笑)、何でも体験してみないと分からないし、流れに身を任せて食べました。
とにかく、おいしいものもいっぱい食べました。インドもカレーがすごくおいしくて! 手で食べたんですけど、そうすると味わいが全然違うんですよ。ラッシーも、ラッシーの概念が変わりました。ベトナムのフォーや、フーティウという麺もおいしかったです!

各国の撮影を振り返って

– 中国編(第1話)

水原希子
中国の友達から成都はすごく盛り上がってると聞いていたので、最初の旅先に成都を選んだんです。
あと、中華圏で私が一番人気なエリアだとも聞いたので、それを確かめたいと思って、浮かれ気分半分でした(笑)
本当に人気があったかどうかは、本編で確認していただきたいです。
あと、いろんなアクシデントがあって、少数民族のチャン族が住む大根村へ行くことになって、生活をのぞかせてもらったんです。一緒にご飯を食べたり、踊ったりしました。音楽など言葉のいらないコミュニケーションを取ることで、わ~っと湧き上がる感じがありましたね。みんなが歓迎してくださって、それだけでも本当にありがたかったです。

水原希子

中国編

– ベトナム編(第2話)

水原希子
ベトナムはとにかくご飯がおいしかったし、ランブータンを死ぬほど食べました。
リュウガンも食べました。水上マーケットにも行ったんですけど、フーティウが本当においしくて! 衝撃的でしたね。
あと、一度は着てみたいと思っていたアオザイも着られて、うれしかったです。ただ、本当に暑かったですね! 自分でヘアメイクをしてたんですけど、化粧が溶けてるんじゃないかって心配になったりしました(笑)
あと、ベトナムはバイクの交通量が凄まじくて、道を渡るときに緊張するんです。でも現地のオジチャンが、にらみつけるくらいの勢いでバイクの運転手を見て「渡るよ」と念を送って、ゆっくり歩くのがコツだと教えてくれて。その通りにしたら渡れたんです。ほかの国でも同じように対応したら、通用しました!

– インド編(第3話)

水原希子
インドは初めて行ったので、最初は戸惑いましたけど、最高でした!
行く前は想像がつかないので、どうなっちゃうんだろうなぁと思ったんですけど、行ったら一瞬で大好きになりました。
とにかくテンションが上がったんですよね。そもそも道の真ん中に牛がいたり、街に猿がいたり…すべてが共存してるんですよ!
あと、女性が普通にサリーを着て街中を歩いているので、自分も欲しくなって、買いすぎました(笑)
ガンジス川もネットで検索すると「汚染がすごい」って書かれてるんですけど、実際に行ってみると、人々の生活の一部なんですね。
沐浴した後にみんな、そのまま持参した石鹸でひとっ風呂浴びちゃうんですよ。
ガンジス川って、本当にボーッと眺めちゃうような神秘的な川。私も知らないうちに自分と対話してる感じでしたね。
ガンジス川は聖なる川なんだと、自分の中で随分印象が変わりました。
自分が当たり前だと思ってることは決して当たり前ではないだなって実感して、すごくいい経験でした。インドのことをもっと知りたい。すごいハマっちゃいました。また行きたいと思っています。

– ウズベキスタン&トルクメニスタン編(第4話)

水原希子
同世代くらいのお友達ができたんですよ。彼女たちに話を聞いたら、イスラム圏なので結婚は家族同士のもので、お見合い結婚がほとんど、なおかつ離婚率がすごく低いそうなんです。
私自身は自由に恋愛したいし、むしろ結婚もあんまりしたくないと思ってたんですけど、結婚ってそういう意味もあるんだな…と考えさせられました。恋愛観や結婚感の話をできたので、面白かったです!

– アゼルバイジャン編(第5話)

水原希子
泥火山に行ったんですけど、テンション上がりすぎちゃった結果、泥だらけになってしまいました。
アゼルバイジャンは泥パックも有名で、美容だけでなく治療にも使ったりするらしいです。
ちなみに、泥で服がグシャグシャになってしまったので、帰りのタクシーで運転手に怒られちゃいました。
建築も近未来都市的な要素もありながら、昔ながらの要素も残っていて、とても不思議で面白いミックスでした。

水原希子

アゼルバイジャン編

– トルコ編(第6話)

水原希子
カッパドキアの気球に乗って、奇石群を朝イチで見てみたいなと。
この日は現地では珍しく、比較的温かくて風も少なく、気球に乗るには絶好の日だったらしく、すごくラッキーでした。ここから見た景色は忘れられないです。本当にラグジュアリーな体験だったなって思います。
あと、サバサンドもすごくおいしかったです。

水原希子

トルコ編

– 旅を通して、ご自身の新たな一面は見つかりましたか?

水原希子
今回は作品自体も撮影も実験的だったので、ハプニングも多かったけど、チームワークで作り上げたんです。
「私、やればできる子なんだな」って思いました。
今回は本当にハンドメイドの作品で、言葉が通じなくても熱意があれば伝わるし、距離がすごく近くなれることも体験して、「人ってすごいな」って思いました。
今回の旅では新しいものをずっと見ていて、アドレナリンが出まくっていたので、あまり疲れも感じませんでしたし、体調は一度も崩しませんでした。元気すぎるくらい元気でした!

– 今回の旅で人生観は変わりましたか?

水原希子
今回は29歳最後の大冒険。
私は3年前に起業して、もっとインターナショナルな仕事をしていきたいという夢があったんですけど、旅の前までは頑張りたくても葛藤があったんです。
例えば、アメリカのオーディションを受けても、英語がネイティブ並みではないから恥をかくのではないか、とか…。
でも旅を通して、恥とか全部取っ払って、いろんなことに挑戦していくのが大事なんだなって思ったんです。
大事なのはパッションや心。帰国してからは、自分がこれまで経験したことのない仕事になるべくチャレンジしたり、何事もやってみてから判断するようになりました。人生において忘れられない体験になりました!

水原希子

水原希子

■コラボ・メニュー試食「現地以上のクオリティー」

コラボカフェ開催中に店内で注文できる特別メニューは、水原が訪れた国々の料理。
本人も現地でお気に入りだったというマッシュルームポタージュ(トルクメニスタン)やサモサ(インド)、サバサンド(トルコ)をはじめ、中華風サラダ、バインミー(ベトナム)、サモサ(インド)、サバサンド(トルコ)など、多彩なメニューが楽しめる。
ひと足お先に試食した水原は「現地よりもおいしくなっちゃってるんじゃないかなというクオリティー(笑)」と絶賛。「コラボカフェにもたくさんの方に来ていただけたらな、と思います」と呼びかけた。

コラボカフェ概要
本作で水原が実際に訪れた国の料理を堪能できるオリジナルメニューを提供。
期間中にはラテアートもHulu仕様になる他、Huluカラーのグリーンが目を引くスペシャルデザートも用意される。
さらに期間中、店内には旅の一部始終を記録した写真の数々や水原が旅先で出会った衣装を展示。店内奥に設置される巨大パネルには、ご来店のお客様自ら撮影されたお写真をポラロイド風にプリントアウトして貼り付けていき、期間限定のオリジナルビジュアルを作り上げる。こちらに参加すると、「ブラ捨て」オリジナルトラベルタグがプレゼント。

場所:エコファームカフェ632(所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目32-10)
実施期間:2020年1月23日(木)~1月26日(日)※日間限定開催

コラボカフェ

Huluオリジナルドラマ「ブラを捨て旅に出よう~水原希子の世界一周ひとり旅~」
配信情報:2020年1月24日(金)からHuluで毎週金曜独占配信![全6話]
原案:歩りえこ「ブラを捨て旅に出よう」(講談社)
作品公式サイト:https://www.hulu.jp/static/brasute/
作品公式Instagram:https://www.instagram.com/brasute_hulu/?hl=ja

ブラを捨て旅に出よう~水原希子の世界一周ひとり旅~

[写真クレジット:©︎Hulu Japan]

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