12月20日公開長編アニメ映画『ブレッドウィナー』メイキング映像&特別映像
12月20日日本公開、第90回アカデミー賞®長編アニメ映画賞ノミネート作品『ブレッドウィナー』のメイキング映像&特別映像のご紹介です。メイキング映像では、絵コンテからレイアウト、背景、原画、動画、色指定と工程が進み、アニメーションになるまでが収録されている。
本作は、アカデミー賞ノミネートに加え、アヌシー国際アニメーション映画祭観客賞・審査員特別賞・最優秀音楽賞受賞、アニメ界のアカデミー賞と言われるアニー賞最優秀インディペンデント作品賞受賞。42の国と地域、102の映画祭で上映され、数多くの観客賞を受賞してきた。
2001年アメリカ同時多発テロ事件後のアフガニスタンの地で、家族のために髪を切り“少年”になった11歳の少女パヴァーナの勇気ある姿を描く。アフガニスタンの街並みの色彩、主人公パヴァーナの豊かな表情も本作の見所の一つとなっている。
メイキング映像
メイキング映像として収録されているのは、髪を切る前の主人公パヴァーナが家族のために街へ出て食料を買いに行くところ、タリバンの兵士に見つかり必死に逃げる姿が臨場感あふれるシーン。
特別映像
そして、解禁となった特別映像では、主人公のパヴァーナが家族のために自ら長い髪を切り、少年になる決意の様子を捉えた内容となっている。
また、既報済みだが、本作についてのアンジェリーナ・ジョリーと斎藤工のコメントを再掲載する。
アンジェリーナ・ジョリー(女優、プロデューサー)
何百万というパヴァーナのような少女たちが、圧政や紛争の下で家族を支えながら暮らしています。
この物語は、そうした少女たちの計り知れない努力を忘れないためにあります。
本作は素晴らしいドラマであり、世界中の人々が主人公に共感することでしょう。
この作品に関われたこと、観客のみなさんと共有できることを誇りに思います。
斎藤工(俳優/映画監督)
11歳の少女パヴァーナが断髪をする意味を
“これ”が世界の何処かで起きてしまっている事を
我々がこの美しき作品で受け止める事で
僅かでも一路の光になると信じたい
カートゥーン・サルーンの作品創りに心からの敬意を込めて
12月20日からのYEBISU GARDEN CINEMAの上映では、第91回アカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート作品『レイト・アフタヌーン』が併映されるほか、22日には公開後トークショーも予定されている。詳細は恵比寿ガーデンシネマ公式サイトまで。
映画『ブレッドウィナー』
家族のために髪を切り“少年”になった勇気ある少女の物語
怒りではなく、言葉で伝えて
花は雷ではなく、雨で育つから---
STORY
2001年アメリカ同時多発テロ事件後のアフガニスタン、カブール。11 歳のパヴァーナは、お話を作って家族に聞かせるのがとても上手な女の子。しかしある日、父がタリバンに捕まり、パヴァーナたちの暮らしは一変。女性一人での外出が禁じられているため、パヴァーナは髪を切り「少年」になって、一家の稼ぎ手(ブレッドウィナー)として町に出ます。パヴァーナが目にした新しい世界とは?家族たちの運命は…?
出演:アン・エアークラフト・ピクチャーズ/カートゥーン・サルーン/メリュジーヌ・プロダクションズ・フィルム/ジョリー・パス・プロダクションズ
監督:ノラ・トゥーミー/脚本:アニータ・ドロン/原作:デボラ・エリス 「生きのびるために」(さ・え・ら書房)/エグゼクティブ・プロデューサー:アンジェリーナ・ジョリー
声の出演:サーラ・チャウディリー ソーマ・チハヤー ラーラ・シディーク シャイスタ・ラティーフ カワ・アダ アリ・バットショー ヌリーン・グラムガウス
音楽:マイケル&ジェフ・ダナ/編集:ダラ・バーン/アートディレクター:リザ・ライヒー キアラン・ダフィ/アニメーション監督:ファビアン・アーリンハウザー/原題:THE BREADWINNER
カナダ・アイルランド・ルクセンブルク 2017 年 93 分 カラー ドルビー・デジタル スコープサイズ 字幕翻訳:天野 優未 後援:アイルランド大使館 カナダ大使館
公式サイト:child-film.com/breadwinner
12月20日 YEBISU GARDEN CINEMA 他全国順次公開
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