【詳細レポ】「きのこの山」「たけのこの里」40年間の戦い、ついに終結！「松本潤」「美輪明宏」両党首登壇

2019.12.18

12月17日、都内にて、【「きのこの山・たけのこの里国民総選挙 2019」結果発表＆新CM発表会】が行われ、「新きのこ党」の党首を務めた松本潤党首と、「新たけのこ党」の党首を務めた美輪明宏党首が登壇。二人それぞれ最後の投票を済ませ、最終結果発表となった。本記事では結果発表会での両党首のやりとりを詳細にレポートする。

明治「きのこの山」が最初に発売されたのが1975年。そしてその4年後の1979年に「たけのこの里」が誕生。その後、2001年初めての国民投票が行われ、買ったのが「たけのこの里」だった。
そして時が経て17年後の平成最後の年、「きのこの山」に反撃のチャンスが訪れ、再び国民投票が行われることに。しかも総選挙委員長に就任したのが嵐・松本潤だった。
結果は、1500万票を超える投票の末、国民に選ばれたのは、またしても「たけのこの里」。しかし、その後の松本潤の「実は、きのこ派でした。」という告白。
松本潤自ら「新きのこ党」党首に立候補すると再選挙を呼びかけ、また、国民の声に後押しされるように商品が11年ぶりにリニューアルされることとなった。

そうして実施された「きのこの山・たけのこの里国民総選挙 2019」は、2019年8月5日（月）から約4カ月間にわたり、国民の民意を問うため、Twitter投票、Web投票、実食投票イベントなど、7種類にも及ぶさまざまな投票キャンペーンが行われてきた。

きのこの山・たけのこの里国民総選挙 2019

４ヶ月の戦いを終えた二人の党首登場

MCによる党首紹介で、会場に集った各党党員たちから声援が送られる。

– それではご挨拶をお願いします。

松本潤（新きのこ党党首）
本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます。4ヶ月間、やりきりました！
どんな結果になるのか楽しみですが、ほんとにやれる限りのことをやってきたと思っております。
新きのこ党、たくさんの声援をいただきまして、誠にありがとうございます！
（拍手）

美輪明宏（新たけのこ党党首）
新たけのこ党への皆さんの愛、しっかりと受け取りました。ほんとうにありがとうございます。
（拍手）

そして、両党首による最後の投票と最終演説が行われた。

松本潤
いよいよこの瞬間がやってきたなと思っています。党首として、新きのこ党の勝利、疑いはありません。国民の皆さまと、まさにONE TEAMになれたのではないかなと思っています。
（拍手）

美輪明宏
皆さま、新たけのこ党の勝利を楽しみにしていてくださいね。

スクリーンに映し出された投票結果は次の通り。

1.実食投票・・・勝利：新きのこ党
2.ポスター投票・・・勝利：新たけのこ党
3.商品を購入しSNSに投票する買って投票・・・勝利：新きのこ党
4.全国のスシローで実施した、全国統一地方選挙・・・勝利：新たけのこ党
5.ゲームの世界で戦うコラボゲーム投票・・・勝利：新たけのこ党
6.全国ローソンで実施した党員証カード投票・・・勝利：新きのこ党
7.ハッシュタグ＆WEB投票・・・勝利：新きのこ党

スシローとのコラボ

以上、「新きのこ党」の4勝3敗。得票数に換算すると、
新きのこ党得票数＝602万1986票
新たけのこ党得票数＝456万5799票
で、145万6187票差で「新きのこ党」の勝利となった。

（きのこ党党員大歓声）

松本潤
やりました！

– 40年の戦いで初めての勝利となりました。

松本潤（新きのこ党党首）

松本潤
初めてですね。ほんとに。ガッツポーズです。嬉しいです。昨年は、惜しいといいながら１７万近い票数の違いがありましたので、非常に厳しい戦いになるだろうなと今年、思っていた中で、初めて勝てました。
僕は長年きのこ派だったので、すごい嬉しいです。

– 勝利のお気持ちは？

松本潤
過去２度敗退し、３回目の総選挙で初めてきのこ党が勝った。これ、歴史的な瞬間だと思っています。先ほども申し上げたとおり、僕が小さい頃から両方食べている中でやっぱりきのこ派だったので、そのきのこが初めて勝ったというのはすごい嬉しいです。
投票してくださった皆さん、改めてほんとにありがとうございました。

– そして先ほどから少し悔しそうな表情をされていますけれども、新たけのこ党党首の美輪明宏さん、今のお気持ちは？

美輪明宏
悔しいですね。すっごく悔しいです。でも、たけのこの里が好きな気持はこれからも変わらないですし、国民の皆さまにもこれからも変わらずたけのこの里を愛し続けてください。お願いします！

そして、ここで「新きのこ党」勝利の新CMがスクリーンに映し出される。

松本潤
このCM、撮影時は放送できるのかわからない状態で撮っていたので、放送できるということが今決まったということで、非常に嬉しく思っております。お蔵入りしなくて良かったです。

– 美輪さん、残念ながら新CMは新きのこ党勝利のCMとなってしまいました。

美輪明宏
残念ね。

総選挙振り返りのトークコーナー

– 改めまして今回の山あり谷ありだった選挙戦を振り返っていかがですか？

松本潤
そうですね、美輪さんが党首に就任されて厳しい戦いになるんじゃないかと思っていました。そして、美輪さん、お元気になられて良かったです。心配していましたので。

美輪明宏
どうもありがとうございます。でもね、私はどんなことがあっても、フェニックスのように、不死鳥のように蘇るんです。ご心配くださってありがとう。

松本潤
お会いできてよかったです。

– さて、松本さんが新きのこ党の党首になられてからのスタートダッシュがすごかったです。１ヶ月でなんと70万票の差がつきました。

松本潤
すごかったですね。そんな最高のスタートをきれるとは思っていなかったので。嬉しかったですね。

– でもそのあとの、スシローとのコラボ、全国統一地方選挙では、新たけのこ党の圧勝でした。

美輪明宏
新たけのこ党の皆さんのほんとに強い愛を感じましたね。

– そして松本さん、最後の最後に逆転勝利でした。改めて要因はどこにあると思われますか？

松本潤
やはり、１１年ぶりに商品をリニューアルしたことがすごく大きかったんじゃないかなと思います。
食べ方改革なんてものもやらせていただいたりとか、きのこの山の新しい魅力をアピールすることができたことが大きな要因ではないかと思います。

– 美輪さん、新たけのこ党は残念でしたがら、改めての今の率直なお気持ちをお聞かせください。

美輪明宏
新きのこ党さん、40年目の初勝利、おめでとうございます。

松本潤
ありがとうございます！

美輪明宏
これでようやく肩を並べてお話ができるようになりましたね。

松本潤
そうですね。ようやくの勝利なんで。

美輪明宏
でも私はこれからもたけのこの里を愛し続けます。

– 美輪さんのたけのこの里への強い愛を感じますね。

松本潤
はい、そう感じます。今回はほんとに良い勝負をさせていただいたなと思っています。改めてありがとうございました。

– ここで戦いを終えた両党首の固い握手が交わされています！長い長い選挙戦を戦ってこられたお二人だからこその思いがこみあげられているからだこそと思います。

松本潤／美輪明宏

松本潤
ところで美輪さん、新しくなったきのこの山って食べたことありますか？

美輪明宏
リニューアル後のはまだです。

松本潤
もしよかったらこの場で食べていただけますか？

美輪明宏
死なないかしら？

（会場笑）

松本潤
死なないです。絶対に死なないです。

美輪明宏
ホッホッホ。さすがのリニューアルですね。これなら残念ながらたけのこの里にも負けませんね。

松本潤
ありがとうございます！

– なんと、新たけのこ党党首がきのこの山を褒めるという、歴史的コメントが飛び出してまいりました。では、松本さんもこうなったら是非たけのこの里を。

松本潤
そうですね。選挙期間中はいっさい、たけのこの里は食べていないので。久々にいただきます。

松本潤
うん。やっぱり美味しいですね（笑）
どちらも美味しい！
40年にわたる戦いをずっとやってきましたので、ここで僕たち新きのこ党も初めて勝ったことですし、ノーサイドといった形にはならないでしょうか？

美輪明宏
そうね。ノーサイドですね。

（会場拍手）

松本潤
せっかくですから、まさに「きのこの山・たけのこの里国民総選挙ノーサイド協定」をここで結びたい！そんなふうに思います。いかがですか？

美輪明宏
よろしいですよ。もちろん。

ここで、２人の党首は、ノーサイト協定の調印書にサイン。

両党首の署名が入れられた国民総選挙ノーサイド協定調印書

そして、ノーサイドキャンペーンの告知と、「きのこの山」と「たけのこの里」がくっついたパッケージが紹介される。

きのこたけのこの山里

松本潤
この２つがくっついたパッケージ、すごいですね。「きのこたけのこの山里」。

美輪明宏
やまざと？

松本潤
そんな人いますよね（笑）
でも、ノーサイドを象徴するパッケージデザインですね。

美輪明宏
松本さん、今日はほんっとにありがとうございます。これからはね、たけのこの里と同様にきのこの山も、そして松本さんも愛することに致します。では、皆さま、ごきげんよう！ルンルン！

松本潤、「新きのこ党」党首としての最後の言葉

– それでは松本さんから党首として最後のお言葉をいただきたいと思います。

松本潤
「新きのこ党」党首となって約半年。皆様のおかげで、「新きのこ党」、初めて勝つことができました。歴史を塗り替えることができました。ほんとうにありがとうございました。
私は、本日の国民総選挙2019ノーサイド協定を受けて、党首という立場から離れるということになります。ですが、今後とも、変わらずにきのこの山、そしてたけのこの里をですね、末永く愛していただけたらなと思っております。
ほんとにたくさんの方が総選挙に参加していただいて、ほんとうにありがとうございました！