八戸三社大祭

東北の熱い夏祭り!八戸三社大祭と三陸国際芸術祭2017

夏休み観光にもピッタリな東北の2つのお祭りを紹介。
1つは、8月5日(土)まで開催中の青森県『八戸三社大祭』。2016年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されたのも話題になった。
もう1つは、8月11・12日にメインプログラムが行われる岩手県・大船渡『三陸国際芸術祭2017〜営みから、アートへ〜』。三陸の地で生まれた伝統芸能をベースに世界の芸術と交流、“今の三陸”を伝える内容となっている。

ユネスコ無形文化遺産 八戸三社大祭

八戸三社大祭

八戸三社大祭は約300年の歴史と伝統を持ち、2016年12月1日、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録された。
八戸三社大祭は、おがみ神社、長者山新羅神社、神明宮の三神社の神輿行列と、神話や歌舞伎等を題材に各山車組が制作した27台の山車の合同運行を中心として開催される。

■八戸三社大祭の見どころ
一番の見どころは、山車の仕掛け。
山車の中には、前部と中央部が横に展開し、後部がせり上がる等の仕掛けがあるものがあり、通常、高さ4m・幅4mのものが変形し、高さ10m・幅8mにもなり、山車が変形するという全国的にも珍しい風流山車だ。

八戸三社大祭

開催日時:2017年7月31日(月)~8月5日(土)
開催場所:八戸市中心街(八戸市三日町周辺)
アクセス:鉄道 JR本八戸駅から徒歩10分

■八戸三社大祭公式サイト
WEB:https://hachinohe-kanko.com/10stories/hachinohe-sannshataisai

■日程
2017年7月31日(月)前夜祭 18時~21時
8月1日(火)お通り 15時~
8月2日(水)中日  18時~
8月3日(木)お帰り 15時~
8月4日(金)後夜祭 18時~20時
8月5日(土)ユネスコ記念祭 17時~20時

 

三陸国際芸術祭2017〜営みから、アートへ〜

三陸国際芸術祭2017

2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた三陸地方。
一方、この地域は、世界でも類を見ない芸能の宝庫であり、獅子舞、神楽など2,000 もの郷土芸能が存在している。
本芸術祭は、三陸沿岸という土地で幾世代もの伝承を経て根付き、今も脈々と受け継がれている「郷土芸能の魅力の発信」と、「国内外との芸能を通じた交流」を目的に、2014 年から毎年開催されているものだ。

国際芸術祭という形で開催することにより、三陸の郷土芸能が世界と繋がるきっかけとなり、多様な文化との交流を通して、震災からの「文化・芸術による復興」に取り組んでいる。
特に、地元参加型をベースにしているという点で、昨今各地で行われている“芸術祭”の成功型の一つとも言えそうだ。

■三陸国際芸術祭2017の見どころ
岩手県・大船渡駅周辺を舞台に、三陸とアジアの芸能が集う。
八戸の鮫神楽、宮古の黒森神楽、大槌の金澤神楽がインドネシアから招聘したチルボン仮面舞踊と共演!
大船渡の夏の夜に響き渡る神楽の音と、その圧倒的なエネルギーを体感できるまたとない機会となっている。
また、現代のアートの表現者も加わり、大型商業施設「キャッセン」や須崎川の親水空間を現代アートが彩る。
三陸国際芸術祭2017 三陸国際芸術祭2017

開催日時:2017年8月5日(土)~12日(土)
           メインプログラム 8月11日(金・祝)~12日(土)
会場:大船渡駅周辺(岩手県)

■メインプログラム(一部。詳細は公式サイト御覧ください)
夜ステージ:
・夜神楽(8月11日・12日)
三陸国際芸術祭2017 のメインイベント。
大船渡の夏の夜に響き渡る神楽の音と、その圧倒的なエネルギーを体感できるまたとない機会。
昼ステージ:
・芸能博覧会(8月11日・12日)
三陸とアジアから個性豊かな芸能団体が集い、大船渡駅周辺のさまざまなオープンステージでの演舞を繰り広げる。

■三陸国際芸術祭公式サイト
WEB : http://sanfes.com

なお、8月19日(土)には、青森県八戸市・八戸種差海岸でも、三陸国際芸術祭の八戸公演が開催される。

三陸国際芸術祭2017

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