冴島雷牙シリーズ最新作『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』公開記念舞台挨拶
10月5日、新宿バルト9にて映画『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』公開記念舞台挨拶が行われ、中山麻聖、小西遼生、渡辺裕之、松田悟志、螢雪次朗、雨宮慶太監督が登壇した。(ビデオ&フォト)
本作は、人間の邪心に取り憑く魔獣“ホラー”と、それを殲滅する使命を帯びた“魔戒騎士”たちとの暗闘を描くアクションドラマ牙狼〈GARO〉シリーズの最新作劇場版。
原作・脚本・監督は、牙狼〈GARO〉シリーズの生みの親、雨宮慶太。主人公・冴島雷牙を演じるのは、水谷豊監督作『轢き逃げ 最高の最悪な日』の主演に抜擢された中山麻聖。「魔戒ノ花」に引き続き、マユリ役の石橋菜津美、クロウ役の水石亜飛夢、ゴンザ役の螢雪次朗が再集結した。
今回の雷牙たちと敵対する仮面の男・白孔〈しろく〉役には「仮面ライダー龍騎」の松田悟志。その他、江田友莉亜、倉持由香、佐藤大志、下條アトム、川瀬陽太、つぶやきシローなどが脇を固め、ファンが待ち望んだ小西遼生、渡辺裕之、京本政樹がついに牙狼ワールドへの帰還を果たした。
舞台挨拶レポート
舞台挨拶全編は動画でどうぞ!
– 昨日初日を迎えた今のお気持ちは?
雨宮慶太監督
夢のような時間で、今もまだボーッとしていて。とにかく、このキャストたちと並んで、そして牙狼を好きでいてくれるお客さんと同じ場所にいれることがものすごく幸せです。感無量です。
– 前作から5年。ご自身、成長したところ、変わらないところ、いかがでしょうか?
中山麻聖(冴島雷牙/黄金騎士ガロ 役)
僕の成長というのは、自分ではまだまだ足りない部分が大きくて、これまでもそうだったんですが、これからも自分自身の飛躍という点では課題がたくさん残る日々です。
それでもやっぱり冴島雷牙という人間がここまで成長してきたのは、応援してくださっている皆さんのお力もありますし、今こうやって一緒に立っている共演者の皆さんのお力もあります。それがこの作品にどう写って、それが皆さんにどう伝わるのかというのをすごく楽しみにしていたので、皆さんの感想を聞きたいです。
– 小西さん、渡辺さん、久しぶりの牙狼出演が決まった時、どう思われましたか?
小西遼生(冴島鋼牙 役)
“卒業”という言葉を僕は背負ったわけですけど、卒業するなんて僕からは一言も言ってなかったんですよ(笑)
なので、「魔界ノ宴」(2016)というイベントが終わった時に、雨宮監督から「いつ呼ばれるかわかんないから準備しとけよ」って言われてたので、ようやくまたこの衣装を着ることができたなという喜びと、雷牙と大河と3人で皆さんの前に立てるのが何よりの喜びだなと思っています。
渡辺裕之(冴島大河 役)
俺の中ではそんなに時間が経ってなくて、舞台やったりライブやったり、なにかの時に出待ちのファンがいてその時は大抵、牙狼のファンなんですよね。そういうことがあったのであんまり時間の経過は感じなかったです。
– 雷牙・鋼牙・大河、共演してみて改めていかがですか?
中山麻聖
撮影の前半は姫路ロケだったんですけど、毎日のように撮影後に皆さんと食事に行って、ほんとに楽しい毎日で、あっという間でした。
小西遼生
僕の携帯に(中山麻聖)が福山雅治さんのモノマネしている動画があるから。気をつけないと出すよ、俺(笑)
(会場笑)
中山麻聖
やれやれって言われて、夜中に高架下で夜中に歌いましたね(笑)
小西遼生
ほんと、撮影が始まる前って感慨深さもあったけど、それ以上に集まった時の自然体っていうのがありました。ずっとプライベートで会ってきてるし。
いざ、現場に入ってみるとあんなにアットホームな現場ってある?っていくらいにね。で、福山雅治さんの曲も歌っちゃうし。
中山麻聖
(笑)
– 松田さんは牙狼シリーズ初出演ですが、出演が決まった時いかがでしたか?
松田悟志(白孔(しろく)役)
ついに牙狼の世界が僕を求めてくれたのかって。
(会場笑)
皆さん、お笑いになりますけどね、ほんとに、ついに僕に声がかかったんだって気持ちっていうのは、俳優にとってすごい特別なことなんです。お客さんとして観ていた作品に出てくれっていうことでもありますから。だからすごく嬉しかったですね。
最初、お面を被っている役なので、出てもらえないんじゃないかっていう監督のコメントが添えられた状態でオファーをいただいたんです。
僕は、「1秒たりとも顔が映らなくても出させていただきたいです」って言ったのに、「ほんとに大丈夫?」ってのが来て、で、「ほんとに大丈夫です」って返事したら、また監督から「ほんとのほんとに大丈夫?」って来て(笑)
「だから出るって言ってるじゃないですか」っていう(笑)そういうやり取りがありました(笑)
雨宮慶太監督
やっぱり演技できる人にやってほしかったのと、(仮面ライダー)ナイトのヒーローカードを持っていたので(笑)
– アクションシーン含めて撮影現場はいかがでしたか?
中山麻聖
アクションシーンは、難しいオーダーっていのはあるんですけど、横山アクション監督はできないことは絶対におっしゃらない方で、本人が頑張ればもう1ステップ行けるっていうところの要求をしてくださるので、死にものぐるいで食らいついていったという記憶があります。
牙狼登場!
最後にメッセージ
中山麻聖
今回の“月虹ノ旅人”は、冴島雷牙という一人の魔界騎士が自分の心の弱さにどう立ち向かっていくのかというのが深く描かれている作品になっていますので、これまでの牙狼シリーズを応援してくださっている皆さんはもちろん、今回初めて牙狼を観るという方にも十分楽しんでいただける作品になっています。
ですので、これまでの牙狼の入り口として作品を観ていただいて、そして、これからの牙狼に期待していただける作品になっています。引き続き皆さんと一緒にこれからの牙狼を盛り上げていきたいと思っています!
[動画・写真・記事:Jun Sakurakoji]
映画『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』
原作・脚本・監督:雨宮慶太 エグゼクティブ・プロデューサー:二宮清隆 アクション監督:横山誠
出演:中山麻聖 石橋菜津美 水石亜飛夢 螢雪次朗
江田友莉亜 倉持由香 川瀬陽太 つぶやきシロー 下條アトム / 松田悟志 渡辺裕之 / 小西遼生 京本政樹(特別友情出演)
特別協力:サンセイアールアンドディ 製作・配給・制作:東北新社
エンディング主題曲:JAM Project「雷牙−月虹ノ旅人−」
2019年/日本/カラー/106分/16:9/5.1ch ©2019「月虹ノ旅人」雨宮慶太/東北新社
公式サイト:http://garo-project.jp/GEKKOU/
10.4(Fri)、新宿バルト9ほか全国ロードショー
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