2.5次元バンド“SOARA”誕生。劇場版SOARA 初日舞台挨拶
10月4日、池袋HUMAXシネマズにて、2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」初の実写映画『LET IT BE -君が君らしくあるように-』の初日舞台挨拶が行われ、本作初映画出演&主演の堀田竜成の他、石渡真修、吉田知央、植田慎一郎、沢城千春、伊藤秀隆監督が登壇し、撮影のことを振り返りつつ、劇中で描かれた“SOARA”というバンドの今後の活躍を集まった観客に約束した。
映画『LET IT BE -君が君らしくあるように-』は、2.5次元に存在する架空の芸能事務所「ツキノ芸能プロダク ション(通称ツキプロ)」による初の実写映画。
自作曲で一時は時の人となった“大原空”(堀田竜成)という中学生が、挫折を経験しつつ、それを乗り越え、高校生になって友人たちとSOARAというバンドを結成するまでの物語を描く。共演者として、石渡真修、吉田知央、植田慎一郎、沢城千春ら、ネクストブレイク必至のフレッシュ俳優が出演する。
10月4日(金)より、池袋HUMAXシネマズほか全国公開。
[【インタビュー】救命救急看護師が映画初主演の座を掴むまで。堀田竜成(24)の運命とは?]
舞台挨拶レポート
– 初日を迎えた今のお気持ちは?
堀田竜成(大原空 役)
こうやってたくさんの方が会場に来ていただいて、みなさん、ありがとうございます。
遠方から来てくださっている方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、ほんとに嬉しい限りです。
– 堀田さんは映画初出演&初主演ですがいかがでしたか?
堀田竜成
まさか、東京に出てきていきなりこのような大きな作品に携われるとは思っていなかったですし、最初は不安なこともたくさんあったし、演技もしたことがなかったんですけど、今は生きることって素晴らしいなって思ってます。
– 走るシーンは大変だったとか?
堀田竜成
あの1分くらいのシーンで、僕、2~3km走ってるんですよ。一度、こけちゃったりとかもして(笑)
伊藤秀隆監督
電車と競争するシーンもあったけど、あそこも何回も何回も撮ったよね。
堀田竜成
たぶん、5回くらい走った。僕、電車が来るタイミングで走っているんですけど、伊藤監督の「来た来た来た!GO!」の合図で走ったら、「今のダメ、もう1回!」って言われて(笑)
何パターンも撮るから、ハァハァってなってしまって、思い出のシーンです。
– 石渡さん、役作りで苦労された点は?
石渡真修(在原守人 役)
最初のこの役のお話をいただいた時は、キャラクターのデザインしか見てなくて、すごくかっこよくてクールなイメージがあったんです。でも役作りしていく中で、こんだけ優しい人っている?っていうくらいのキャラクターで、表現するのがすごい大変でした。僕、もともと優しくないんで。
(会場笑)
そんなことないですよ!めちゃめちゃ優しいです(笑)
– 吉田さんも映画初出演ですがいかがでしたか?
吉田知央(神楽坂宗司 役)
ほんとにすべてが初めてだったので、映画ってふつうは、台本をもらって即現場入りだと思うんですけど、今回は事前に1~2ヶ月ほど稽古の場を設けてくださったので、十分心の準備というか役作りができましたし、経験豊富な先輩たちに囲まれて、なので最後までやりきれたと思います。
– 植田さんはキーボード担当ですが、楽器の演奏とライブシーンはいかがでしたか?
植田慎一郎(宗像廉 役)
ライブシーンの撮影の日はとても寒かったので、手がかじかんだりして、裏では皆んなでずっとストーブにあたってました。
そして、撮影に参加してくれたファンの方々皆んなと一緒に作ったライブシーンだと思います。
– 沢城さんはドラマCDも参加されてますが、映画との差はいかがですか?
沢城千春(七瀬 望 役)
僕は、ドラマCD、アニメ、映画とやらせていただいたんですけど、映画ではこの4人がどういうお芝居をしてくるのか、それを見てから(自分の芝居を)決めようかなと思ってました。いざ、現場に入ると、みんなすごくナチュラルに演じていたんで、これまでのドラマCDやアニメをいったん忘れて、この映画としての“七瀬望”くんを演じてみようという気持ちになりました。
ただ、正直な話、お芝居が初めてだという竜成くんと知央と最初に会った時、「これは大丈夫か?撮影に間に合うのだろうか・・・」という不安は感じました。ただ、この2人、飲み込みがめっちゃ早くて、スタッフさん含めて皆が驚くほど、あっという間に成長してました。俺、あれだけのセリフ量、覚えられないもん(笑)
– 監督として演出に気をつけられたことは?
伊藤秀隆監督
皆さんの中で、SOARAのキャラクターのイメージができていると思うので、まずはそのイメージを損なわないようにっていう点は気をつけて配役していきました。その中で、オーディションで竜成くんと最初に会った時、「少年マンガの主人公みたいな子が来た!いきなり空が来た!」って審査員全員一致で竜成くん採用に決まったんです。主人公感がすごかったんです。
堀田竜成
僕、オーディションは初めてだったので、普通に入っていったんですよ。「あ、こんちはー!」みたいな。
(会場笑)
吉田知央
オーディションで「こんにちは」ってなかなか無いけどね(笑)ふつうは「よろしくお願いします!」って入るけどね。
伊藤秀隆監督
ただ、年明けて、楽器練習のために、石渡くんと竜成くんに会ったら、竜成くん、顔がパンパンに膨らんでて。最初、誰かな?って思ったよ。少年マンガの主人公がギャグマンガの主人公になってた。
堀田竜成
年末年始バクバク食って、体重がオーディションの時より4Kgくらい太って・・・
めっちゃ怒られました。「なんで太ってんの?」って。
石渡真修
空役の人と会うって聞いて行ったんですけど、誰が空役なのかぜんぜんわかんなかったですもん(笑)
伊藤秀隆監督
でもそれから3ヶ月後、また“空”になって戻ってきたんで。
堀田竜成
はい。怒られて、2ヶ月で8kg落としました。
最後にメッセージ
堀田竜成
僕たち、台本をもらって顔合わせをして、楽器練習から始まって、それから映画の撮影をしていったわけなんですけど、それぞれがたぶん不安なこともあっただろうし、僕も知央も役作りで苦戦したこともたくさんあったんですけど、真修くんとか、慎ちゃんとか、沢城さんが支えてくださって、そして伊藤監督もご指導くださったので、こうやって素敵な作品ができあがりました。
皆さんもこうして応援してくださって、僕たちも嬉しい限りです。ほんとにありがとうございます。これから、SOARAはどんどん大きくなる予定ですので、皆さんもついてきていただけたら嬉しく思います。今後も僕たちは皆さんと一緒に成長できたらなと思っていますので、SOARA、よろしくお願いいたします!
ありがとうございました!!
[写真・記事:Jun Sakurakoji]
映画『LET IT BE -君が君らしくあるように-』
「この歌は俺だけの歌じゃない。みんなで一緒に作った、最強の歌だもんな。だから……さぁ、音楽をはじめよう!」
≪物語≫
音楽が大好きな少年・大原空は、中学二年生の時に授業の課題で一曲の歌、「LET IT BE」を作る。
それを軽い気持ちで動画サイトにアップしたところ、一夜にして大ヒット。一般のニュースにも取り上げられて、一躍時の人となったのだった。自信を持った空は楽曲制作に夢中になっていく。しかし、その後作った歌の評判はどれも思わしくなく、ついには空を攻撃するようなコメントも飛び交うように。傷ついた空は、音楽に触れることをやめたのだった。時は流れ、空は高校二年生となり、「三年生を送る会」のメンバーとして、校内を忙しく走り回っていた。会の目玉の一つとして、在原守人、神楽坂宗司、宗像廉、七瀬望と即席バンドを組んでライブをすることになったのだ。「この歌は俺だけの歌じゃない。みんなで一緒に作った最強の歌だもんな。だから…… さぁ、音楽をはじめよう!」
出演:堀田竜成 石渡真修 吉田知央 植田慎一郎 沢城千春/江口拓也 土岐隼一/おかやまはじめ
原作:ツキノ芸能プロダクション『ALIVE』シリーズ(ムービック)
脚本:ふじわら 監督:伊藤秀隆
主題歌・楽曲提供:じょん(滝沢章)
製作:劇場版SOARA製作委員会
配給:キュー・テック
2019年/日本/カラー/シネスコ/ 103分/ 5.1ch / G
©ALIVE THE MOVIE
公式ホームページ:soara-movie.com
90秒予告編
場面写真ギャラリー
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池袋HUMAXシネマズほか絶賛上映中!
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