
當真あみ×中島セナ主演『終点のあの子』本ポスター&本予告解禁 繊細な友情の行方描く
柚木麻子のデビュー作を映画化した『終点のあの子』が2026年1月23日に公開。當真あみと中島セナが主演を務め、本ポスターと本予告が解禁され、思春期の友情と残酷さが垣間見える内容となっている。
■本ポスタービジュアル解禁
新たなポスタービジュアルには、主演の當真あみと中島セナがそれぞれ扮する希代子と朱里、朱里は希代子を見つめ、一方の希代子はどこかしら違う方向を見ている姿が捉えられている。
添えられたコピーは、この二人に関わらず、誰しもが10代の頃に思ったことであろう気持ち―「特別な存在になりたい」。その淡く切実な願いを胸に、今自分が住んでいる世界で自分らしく/自分を肯定できることを模索する希代子の佇まいは、花びらが風に触れた瞬間のように可憐で儚い。だけど、その澄んだ瞳の奥には、かすかな翳りとなって自信の欠片の揺らぎと幼い弱さがそっと沈んでいる。
そして、希代子が憧れ続ける朱里は、知の静謐と大人びた気高さを纏い、孤高の星のように凛として佇んでいる。その真っ直ぐな眼差しの奥には、強さと共に、触れればかたちを変えてしまいそうな寂しさと、深い憂いの影が淡く揺れている。二人の瞳に宿るまだ名もない感情が見て取れるビジュアルとなっている。
■本予告解禁
本予告の映像には、いつもと変わらない日常を過ごしていた希代子と、そんな希代子の前に突如として現れた青い服を着た転校生の朱里の姿が。
そして、自由奔放で他のクラスメイトとは異なる雰囲気をまとった朱里に惹かれ、徐々に行動を共にするようになった希代子の世界は、眩しいほどに明るく輝き出す様が映し出されるのもつかの間、あることがきっかけでそれが瓦解していく。希代子と朱里の間に一体何が起こったのか。人生で二度と訪れない思春期の煌めきと残酷さを感じさせる本予告となっている。
本予告
映画『終点のあの子』は2026年1月23日(金)より、テアトル新宿、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺ほかにて劇場公開。
関連動画
【Part 1】當真あみ、主演作で「中学時代の自分と酷似」と告白!映画『終点のあの子』ジャパンプレミア
【Part 2】「自分だけじゃない」と安心を!當真あみが訴える、過去の”痛い傷”を笑って話せる大人になるために。
映画『終点のあの子』
ゆらぎやすい女子高生の友情と複雑な心情を描き、その繊細な心理描写が各メディアで絶賛された柚木麻子のデビュー作、「終点のあの子」(文春文庫)が映画化され、2026年に劇場公開する運びとなり、公開日も1月23日(金)に決定いたしました!第27 回上海国際映画祭 GALA 部門、第49回サンパウロ国際映画祭に招待され、海外でも話題となりました。
「終点のあの子」は、2008年に第88回オール讀物新人賞を受賞した短編「フォーゲットミー、ノットブルー」を第一話においた全四編からなる連作集で、世田谷区小田急線沿線にある私立女子高校に進学したばかりの少女たちが登場する。第一話は、中学校から上がってきた内部生の希代子(きよこ)と外部生の朱里(あかり)が主人公。第二話は、朱里に親友の希代子を取られた奈津子(なつこ)を主軸にした物語。第三話は3人のクラスメイトでもあり、リーダー格の華やかな美人、恭子(きょうこ)に焦点をあて、第四話はそんな彼女らの7年後の話となる。映画では、第一話の「フォーゲットミー、ノットブルー」に注力している。
入学式の日。中学からの内部進学者の希代子は、高校から入学した奥沢朱里に声をかけられた。海外暮らしが長い彼女の父は有名なカメラマンだった。希代子は風変わりな朱里が気になって仕方がないが、一緒にお昼を食べる仲になった矢先、ある変化が訪れるー。
主人公2人の希代子と朱里を演じるのは、當真あみと中島セナ。
そして、希代子と朱里の同級生、奈津子と恭子に扮するのは、平澤宏々路、南琴奈。
希代子の先輩で、美大生の瑠璃子を演じるのは、深川麻衣。希代子の母・美恵子に扮するのは、石田ひかり。
狭い世界に固執する私立女子校を舞台とし、痛くて切ない青春時代を描いた本作の監督を務めたのは、『好きでもないくせに』(16)や『愛の病』(18)などで知られ、2021 年には、ロッテルダム国際映画際に招待され話題を呼んだ『Sexual Drive』など、これまで女性を主体的に描いてきた吉田浩太。
- メインカット
- 場面写真1
- 場面写真2
- 場面写真3
- 場面写真4
- 場面写真5
- 深川麻衣(瑠璃子)
- 石田ひかり(美恵子)
- 南琴奈(菊池恭子)
- 平澤宏々路(森奈津子)
- 中島セナ・新原泰佑(朱里&卓也)
- 野村麻純(名村先生)
- 小西桜子(メイコ)
- 當真あみ&南琴奈(希代子&恭子)
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。





















この記事へのコメントはありません。