
當真あみ「緊張で昨夜は寝れず」、キャストが語る“ピュアな愛の形”映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』初日舞台挨拶【詳細】レポート
2025年10月17日、丸の内ピカデリーにて、映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』公開初日舞台挨拶が行われ、當真あみ、齋藤潤、池端杏慈、中条あやみ、伊藤健太郎、田中麗奈、酒井麻衣監督が登壇。映画公開の喜びと撮影の裏側を語った。
本作は、TikTokで話題を呼び「令和イチ泣ける」と注目された芥川なお氏の純愛小説を、脚本・岡田惠和氏と監督・酒井麻衣氏のタッグで実写化。
この日、会場には主演の當真あみ(桜井萌役)をはじめ、齋藤潤(佐藤日向役)、池端杏慈(高遠麗役)、中条あやみ(13年後の麗役)、伊藤健太郎(13年後のカワケン役)、田中麗奈(桜井美代子役)、酒井麻衣監督が登壇し、
舞台挨拶レポート
■トークノーカット動画レポート
■フォトレポート
‐余命半年を宣告されてしまう主人公・桜井萌を演じられました當真あみさん、ご挨拶をお願いします。
當真あみ(桜井萌 役)
こうして初日を迎えられてとても嬉しい気持ちでいっぱいです。今日は金曜日、皆様一週間頑張られたと思います。そんな頑張られた皆さんを少しでも癒せる時間をお届けできたらと思っています。
‐萌に突然告白をされる同級生・佐藤日向を演じられました、齋藤潤さんです。
齋藤潤(佐藤日向 役)
撮影が昨年の7~9月だったのですが、公開日がまだ先だと思っていたのに、もう突然今日になってしまい、とても緊張しています。でも、迎えられてとても嬉しく思います。
‐萌と親友になり、彼女を支える高遠麗を演じられました、池端杏慈さんです。
池端杏慈(高遠麗 役)
今日この日を無事に迎えられて本当に嬉しく思っています。
‐池端さん演じる親友・麗の13年後を演じられました、中条あやみさんです。
中条あやみ(13年後の高遠麗 役)
私自身、このお仕事を始めて15年になりますが、その中でもこの作品と私自身が出会えたことが本当に素敵な出会いだと感激しています。大好きな作品になったので、そんな大好きな作品を皆様に今日やっと見てもらえるのが本当に嬉しいです。
‐日向の親友・カワケンの13年後を演じられました、伊藤健太郎さんです。
伊藤健太郎(13年後のカワケン 役)
この映画を試写会で初めて見させていただいた時、ボロ泣きしてしまいました。すごく純粋で素敵なピュアな映画ができたんだなと思っており、この作品に少しですが参加させてもらえたことはすごく光栄です。
皆さんもおそらくこの後ボロ泣きすると思いますので、覚悟していただけたらなと思います。
‐萌の母親を演じられました、田中麗奈さんです。
田中麗奈(萌の母親 役)
今日はお父さん役のユースケ・サンタマリアさんがいらっしゃらないので、少し緊張感のあるスタートになってしまいましたね。穏やかな気持ちで楽しい時間を過ごせたらと思います。
じゅん君(齋藤潤)が考えた「ストロベリームーンポーズ」を流行らせたいので、ぜひ見終わった後、ポスターの前でポーズをして写真を撮って帰っていただけたらと思います。
‐最後に、酒井監督です。
酒井麻衣監督
今日この日を迎えられて本当に嬉しいです。ずっと(作品を)届けたいと思っていました。私を含め、スタッフ一同、とても嬉しいです。
昨夜は緊張して寝られなかった
‐當真さんは、本作が長編映画初主演となりますが、公開初日の舞台挨拶を迎えた率直な思いをお聞かせください。
當真あみ
撮影から約1年経ち、様々な取材をさせていただき、公開が迫っていることにずっとワクワクしていました。
ですが、昨日の夜は緊張しすぎて全く寝られませんでした。今は、こうして見に来てくださった皆様を前にして、嬉しいという気持ちが一気に跳ね上がって、幸せな気持ちでいっぱいです。
‐齋藤さんは、今朝も本作のプロモーションで當真さんとTV出演されていましたが、當真さんのご様子やテンションはいかがでしたか?
齋藤潤
當真さんは、3ヶ月間で約3回ほど生出演されていたので、スタジオに立つ姿は淡々と冷静に見えました。
當真あみ
そう見えていたのがすごく嬉しいです。内心は緊張していたというか、どれだけ皆さんにこの映画の良さを短い間でお伝えできるかというのを考えながら緊張していたので、そう見えていたならホッとしました。
萌は萌だし、日向は日向そのものだった
‐齋藤さんは、萌の恋人となる佐藤日向役を演じられて、改めてどんな感想をお持ちになりましたか?
齋藤潤
僕は原作を読んだ時からこの作品が大好きだったので、青年になる日向君の成長を演じさせていただけたのが、とにかく幸せでした。
現場では、當真さんや酒井監督をはじめ、キャスト・スタッフの皆さんに支えていただいたおかげで、日向君として毎日立つことができたと感じています。現場に立つことがとにかく幸せでした。
‐池端さんは、萌と日向の親友・麗役として、お二人(當真、齋藤)と演じられてどんな現場でしたか?
池端杏慈
二人とも本当に優しくて、萌は萌だし、日向は日向そのもので。一緒に現場にいると心強かったです。本当のクラスメイト、同年代でもあるので、楽しく撮影できたかなと思います。
‐現場で空いた時間や撮影の合間など、どんなお話をされましたか?
池端杏慈
好きな色の話をしたりしてました。
中条あやみ
可愛い♪
‐ちなみに、當真さんは好きな色を何とお答えになったんですか?
當真あみ
私は赤が好きです。
‐池端さんは?
池端杏慈
私は紫と答えました。
‐その場には齋藤さんもいらっしゃったんですか?
齋藤潤
いたかな?(笑)でも好きな色はピンクです。
‐ちなみに伊藤さんと中条さんが好きな色は?
伊藤健太郎
僕は青です。
中条あやみ
私も(池端さんと同じ)紫なんです!
演技の先輩・後輩として
‐同じ役を演じられたお二人が、好きな色で繋がりましたね!その中条さんは、麗の13年後を演じるにあたり、時を超えてそれぞれの思いを繋ぐ役柄として、高校生パート(當真・齋藤・池端)のシーンをどのように意識されましたか?
中条あやみ
素敵でピュアな青春を過ごしていたであろうというのを想像し、自分もそれを過ごしてきたんだという気持ちになって役作りをしました。
実際映画を見るとすごく楽しそうで、「なんで私は高校生役で呼ばれなかったんだろう」とすごく悔しかったです(笑)
伊藤健太郎
(中条に向かって)年齢がね(笑)
中条あやみ
そうですよね。恥ずかしいこと(ボケ)を言いました(照)
‐3人の演技は先輩としていかがでしたか?
中条あやみ
とても素敵でした。何も言うことがないくらいです。この年齢にしか出せないキュートさ、キラキラしたみんなの笑顔や表情を見て、「私は歳を取っちゃったな」と思いました。
‐當真さん、先輩からのお褒めの言葉はいかがですか?
當真あみ
本当に嬉しいです。現場でご一緒する時間が少なかったので、こうして舞台挨拶でご一緒できて、同じ空間でお話できていることが今、すごく嬉しいです。
‐伊藤さんは、日向の親友・カワケンの13年後を演じられました。改めて演じられて、そして完成した本作をご覧になっての感想はいかがですか?
伊藤健太郎
台本を読ませていただいた中で、学生時代の彼らが演じているカワケンの空気感は壊したくないという思いが強くありました。
出来上がった作品を見させてもらったら、本当にこんなにも素敵な純粋な心洗われるような映画だなと思いました。参加させてもらって本当に良かったなと思っています。
‐齋藤さんは、13年前の高校時代、萌やカワケン(吉澤要人)を含めた3人での印象的な出来事やシーンはありますか?
齋藤潤
銭湯でみんなで掃除し合いながら、萌ちゃんとどう手を繋げばいいのかな、といった会話があったのですが、それはアドリブでした。
その撮影前に3人で「どうしようか」「どこに座ろうか」みたいなことを話したのがとても楽しかったです。
‐田中さんは、萌の母親役を演じられましたが、親の立場で感情移入する方も多いかと思います。どのような役作り、意識をされましたでしょうか?
田中麗奈
當真さん演じる萌を自分の娘と重ねて演じさせていただいていました。
あみちゃんの顔を見ながら、眉毛が似てるかなとか、目のピュアさ、澄んだ目などがうちの子に似ているかなと重ねていました。
あみちゃんが本当にピュアでまっすぐな女性で、一生懸命に向き合ってらっしゃる姿を見て、私自身が自然に母親にさせていただいたという気持ちでした。
監督と打ち合わせするだけで、萌の話をしているだけで涙が出ちゃうような、辛いところもありましたが、心を込めてやらせていただきました。
當真は編み物の先生?
‐田中さんは、現場では、お父さん役のユースケさん含め3人でいる時間も長かったと思いますが、何か印象に残っているエピソードはありますか?
田中麗奈
あみちゃんがずっと編み物をやっていたので、私も「ちょっとやる」と言って編み物屋さんのお店の情報交換をしたり、教えていただいたりしました。
あとは、あみちゃんが病気のこともあって減量していたので、毎日どんなものを食べたか、体調はどうか、といった話もしました。
‐當真さんは、編み物の田中さんの先生なんですね!
當真あみ
全然先生なんてレベルではないんですけど、毛糸屋さん探しをして、田中さんと情報を共有したり、YouTubeを見て編み物のやり方を覚えているんです、といった話を色々していました。
原作から脚本へのバトン
‐本作は、監督の中でとても大切な作品だと思いますが、本日初日を迎えられて改めてどんなお気持ちでしょうか?
酒井麻衣監督
まず、原作の芥川先生にこの物語を作ってくださってありがとうございますとお伝えしたいです。
そして、脚本の岡田先生にバトンが渡り、原作の良さもありつつ、萌の目線で描かれる物語で、家族や親友からの愛と、生きざまの物語になっています。
毎日がこんなにかけがえのないものなんだということを実感できる物語になっているので、皆さんに是非観てほしいなと思います。
‐監督の目線で、キャストの皆さんの現場の雰囲気はいかがだったでしょうか?
酒井麻衣監督
本当にいい雰囲気でしたね。高校生メンバーの方々は和気あいあいと、すごく瑞々しいんです。先ほどの好きな色の話のように、私たちが忘れかけていたような綺麗な心でいてくれるんですよ。その姿を見ているだけで心が洗われますし、物語に澄んだ空気が生まれると思いました。
‐本作は公開までに全国で約2万人の大規模な試写会が行われています。當真さん、後ろのボードに寄せられた感想で、何か気になるコメントはありますか?
當真あみ
見渡してみると「すごく泣いた」と言ってくださっている方がたくさんいるなと思います。コメントをくださっている方々が、年齢や性別関係なくいろんな人だと考えると、届けたい方に届いているのかなと感じました。
ORANGE RANGE「トワノヒカリ」
‐主題歌のORANGE RANGEさんによる書き下ろし楽曲「トワノヒカリ」を聞いて、どのようにお感じになりましたか?
當真あみ
作品を観て最後にこの曲を聴くと、本当に映画の延長線上にある曲だと感じました。
歌詞の内容もこの作品にとても寄り添っていて、日向君の気持ちが感じられるなと思いました。
映画を観て泣いた後に、この曲を聴いて心がふっと持ち上げてもらえるような、そんなとても優しい曲です。エンドロールの最後まで堪能していただきたいです。
‐監督は「トワノヒカリ」を聞いていかがでしたか?
酒井麻衣監督
初めて聴いた時、萌ちゃんと日向君がストロベリームーンを見に湖に行く情景が思い浮かびました。その2人の儚さと強さ、前を向いて生きているという思いを感じました。
企画トーク:残り2ヶ月で叶えたい願い
劇中、主人公の萌が「ストロベリームーン」を見たいと願うことにちなみ、2025年の残り2ヶ月で叶えたい願いが登壇者全員に質問された。
伊藤健太郎
小さい頃から空を飛びたいという想いがあるので、スカイダイビングに行けたらいいなと思っています。
中条あやみ
この映画を本当にたくさんの人に見ていただくことが願いです。
伊藤健太郎
えっ?大人の回答をしてズルイ(笑)
池端杏慈
私はまだこの映画を1回しか見れていないので、この2ヶ月の間にあと5〜6回は観に行きたいです。
田中麗奈
私の娘(5歳)が「『ストロベリームーン』を観たい」と言っているので、一緒に連れて行って観たいと思います。
酒井麻衣監督
この映画は、高校生に注目されることが多いと思う中で、大人パート、つまり大人になった日向君たちや両親の気持ちがすごく伝わってくる映画なので、親御さん世代に見てほしいなと思っています。
伊藤健太郎
みんな真面目な回答でズルイ!!
齋藤潤
僕も空を飛びたいです(笑)
伊藤健太郎
おっ!
齋藤潤
でも、一番の願いはこの映画がロングランになって、年を超えて2026年にも渡ってほしいということです。
伊藤健太郎
・・・(笑)
當真あみ
私も死ぬまでには一度空を飛びたいと思っているのですが(笑)、この2ヶ月で言うと、ふと思ったのが、萌ちゃんみたいに何かに恋できる期間が欲しいなと。好きなものを見つけて、何かに熱中できる時間が欲しいです。
あとはやっぱり、この映画を一人でも多くの方に見ていただけるように頑張っていきたいと思います。
ストロベリームーンくす玉開花
イベントの終盤、公開初日を祝うため、ストロベリームーンイメージした「くす玉」が登場た。當真と齋藤が共同でくす玉を見事に開花させ、映画の公開を客席全体からの「公開おめでとう!」の声でお祝いした。
最後のメッセージ
酒井麻衣監督
毎日生きてる中で、本当にかけがえのない時を過ごしているんだなと、この物語に教えていただきました。
自分のことはもちろん大切にしていただき、目の前にいる大切な人のことも大切にしたいと思える作品になっていると思います。より多くの人にこの映画が届くように願っております。
當真あみ
この作品は、本当にピュアな初恋に、友情に、家族の愛と、いろんな形の愛が詰め込まれた作品です。
そしてこの作品には、今舞台上に立っている俳優の皆さん、そして携わってくださったスタッフの皆さんの愛もこもっている作品です。
本当に温かさに溢れていて、心が癒やされるような、そんな作品になっていると思います。是非、皆さんがまっすぐ感じ取るように作品を見ていただけたらいいなと思います。今日はありがとうございました。
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映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』
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