
【インタビュー】ソニン「近しい国同士だからこそ、違いの刺激をもらえる」
2025年7月11日より順次劇場公開される「韓国ミュージカルON SCREEN」のオフィシャルアンバサダーを務めるソニン。自らもミュージカルに出演し続ける彼女に、韓国ミュージカルの魅力を聞いた。(読者プレゼントあり)
ソニン インタビュー&撮り下ろしフォト
‐ソニンさんご自身も、多数のミュージカル出演されていますが、そのソニンさんが思う韓国ミュージカルの魅力をお聞かせください。
ソニン
作品に出演しているどの役者さんも、歌唱力に迫力があることです。韓国語がわからなくても、観に行った皆さんは、その歌唱力に圧倒されると思います。
それぐらい韓国ミュージカルっていうと、やっぱり歌唱力すごいよねっていう定評があるんです。
同時に、役者の皆さんのエネルギーとパッションも強くて、全てにおいてクオリティの高さも感じます。それは若い俳優の方にもひと際感じますし、私たち日本のミュージカルも頑張らなきゃっていう気持ちにさせられます。特に日本と韓国は近いですから、近い国としてやっぱり刺激を受ける作品が多いですね。
‐クオリティの話がありましたけど、ミュージカルって、日本や欧米含めて国による特徴というものはありますか?
ソニン
はい。演じる方も全然違いますし、欧米人とアジア人の体格の違い、文化の違いなどで表現の仕方が違ってきますから。
そういった意味では、日本と韓国ってやっぱり近いものがあると思います。敢えて言うと、韓国の方が大胆で熱いなと思いますが、近しい国同士だからこそ、そういう違いの刺激をもらえるし、ライバルでもあり同志でもあるなと感じます。
‐韓国でミュージカルが大きく花開いたっていうのはいつ頃なんでしょうか?
ソニン
それについては私は専門家じゃないので、正確にはわからないですけど、割と最近じゃないかな。ミュージカル人気に火がついて、いわゆる観劇ファンじゃない人でも観に行くようになったのは。日本でもそうですけど、韓国でも最近は、ミュージカル専門の俳優さんじゃない、歌手やアイドルやられてる方がミュージカルに出演するようになってきています。
‐ソニンさん自身、直近でも「SIX」や「ウェイトレス」など多くのミュージカルに精力的に出演されていますが、ソニンさんにとって、ミュージカルに出演し続けるモチベーションはどこにあるのでしょう?
ソニン
これまでいろんな役を演じてきましたけど、年齢を重ねていくにつれて、その年齢に合った役が来ます。だから、それまでの向き合い方とはまた違う向き合い方に挑戦することになります。それは、表現者として今までと違う引き出しやアプローチの仕方が必要になるので、刺激が絶えないところに魅力を感じています。
あと、やっぱり若い世代の才能と出会うと、それにもすごく刺激をもらいます。インターネットなどを通して世界中から影響を受けた高いレベルの若い子たちに出会うと、私も負けていられないなと思いますし、そういう学びが絶えないのがモチベーションになっています。
‐最後に、ソニンさんが公式アンバサダーを務められている「韓国ミュージカル ON SCREEN」では、7月11日を皮切りに、全5作が順次劇場公開されますが、見どころポイントのPRをお願いします。
ソニン
韓国でも日本でもとても人気がある名作中の名作が厳選されています。
「エリザベート」を皮切りに、韓国で名優と名高い俳優たちがキャスティングされたバージョンがラインナップされているので、韓国ミュージカルを観たことがない人はもちろん、これまで観たことがある人でも、改めて観る価値があると思います。
日本の方が韓国ミュージカルを見たい、あの俳優の歌声を聴きたいと思っても、現地に行くのはなかなか大変なこともあると思います。それを日本で観れる、しかも大スクリーンでとても良い音の環境で聴けるのはほんとに贅沢だし、とても貴重な機会です。
韓国行きの飛行機のチケットを買わなくても、日本でそれを堪能できるっていうのは、ほんとに素晴らしい機会だと思います。
‐映像で観れるということは、カメラアングルの多彩さや、役者さんの表情をアップで見れるし、そして何より日本語字幕もあるそうですね。
ソニン
そうなんです!日本語字幕があることは、私は1番の利点と思ってるぐらいです。韓国まで観に行っても字幕はないですから、韓国語が理解できない方は雰囲気を楽しむしかないですからね。
あと、日本で上演されている作品を観たことがある方でも、韓国版ではセリフや歌詞が違ったりすることもあるので、その違いも楽しめると思います。
また、ミュージカルに敷居を感じていたり、詳しくない方でも、韓国のアイドルや歌手活動されている方も出演しているので、それきっかけでもぜひ観に来てみてください。「推しがこんな大舞台で演技してるんだ!」っていう、普段の活動とはまた違う発見と感動があると思います。
お試しじゃないけど、踏み出す第1歩にはぴったりだと思いますし、普段見慣れているコンサートやドラマとはまた違う魅力が詰まってるので、これを機会に是非ミュージカルの素晴らしさ、スケールをぜひ映画館で味わってみてください!
ソニン プロフィール
1983年3月10日生まれ、高知県出身。2000年に歌手としてデビュー。2003年のドラマ出演を機に、以降は俳優としても活躍している。主な出演舞台にミュージカル『ウェイトレス』、『SIX』、『ラフヘスト~残されたもの』、『キンキーブーツ』、『マリー・アントワネット』、『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』等。「第41回菊田一夫演劇賞」演劇賞、「第26回読売演劇大賞」優秀女優賞を受賞。近年は『放課後カルテ』(NTV)、『放送局占拠』『大病院占拠』『新空港占拠』(NTV)、『無能の鷹』(EX)、『となりのチカラ』(EX)、『育休刑事』(NHK)など映像作品にも出演。今年8月よりミュージカル『ある男』に出演、11月よりミュージカル『SIX』日本キャスト版のロンドン公演を控える。
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■撮り下ろしフォトギャラリー
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[インタビュー・写真:三平准太郎/スタイリスト:外山由香里/ヘアメイク:石田絵里子]
■ソニン登壇!『韓国ミュージカルON SCREEN』トークイベント
トークノーカット動画レポート
シリーズタイトル:韓国ミュージカル ON SCREEN
上映作品/公開日:
『エリザベート』 2025年7月11日(金)より公開
『ファントム』 2025年9月12日(金)より公開
『マリー・アントワネット』 2025年11月14日(金)より公開
『笑う男』 2026年1月9日(金)より公開
『モーツァルト!』 2026年3月6日(金)より公開
- 『エリザベート』メインカット
- 『エリザベート』場面写真1
- 『エリザベート』場面写真2
- 『エリザベート』場面写真3
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン
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