【ドラマ「最高の生徒」インタビュー】私たちの間でしか作れない空気感が映像に表れている！

2023.09.15

日本テレビ系列で現在放送中のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」とクロスオーバーするZドラマ「最高の生徒～余命1年のラストダンス～」のキャストらが、9月2日に開催された「マイナビ TGC 2023 A/W」のランウェイを歩いた。本記事は、「最高の生徒」チームより、畑芽育、山下幸輝、みとゆな、志田こはく、杢代和人、齊藤なぎさ、菊地姫奈への現地インタビュー。

この２つの物語は、鳳来高校を舞台に同時進行し、「最高の教師」は３年Ｄ組内のイジメなどの様々なトラブルと成長を描き、「最高の生徒」は、その隣のクラス３年Ｃ組の１つのグループ内の成長を描く。

「最高の生徒～余命1年のラストダンス～」キャストインタビュー＆撮り下ろしフォト

菊地姫奈／齊藤なぎさ／山下幸輝／畑芽育／杢代和人／志田こはく／みとゆな

‐先ほど、ランウェイを歩かれ、さらにダンスも披露されましたがお客さんの反応はいかがでしたか？

畑芽育（伴ひかり／ばんひかり役）
最高でした！歓声も大きかったです！

‐「最高の教師」チームのときと比べてどう感じましたか？

山下幸輝（藤原大志／ふじわらたいし役）
勝ちですね（笑）でも僕たちが楽しんでやっていたのがお客さんに伝わったと感じられたので良かったです！

TGC「最高の生徒」ステージ

‐本日（9月2日）、第７話が放送され、いよいよ最終章に突入しましたが、皆さんそれぞれで印象に残っている撮影エピソードをお聞かせください。

みとゆな（鍋島聖衣良／なべしませいら役）
私は、このドラマが初めてのお芝居なんですが、周りの方から、１話と７話の私の演技を見比べて、すごい成長しているって言っていただけますし、私自身も感じています。
中でも、この７人が一緒にお芝居をするシーンは私もグッときますし、私の成長も感じていただけると思うので是非注目して見ていただきたいです。

‐みとゆなさんは、第１話から見せ場のシーンがありましたね。

みとゆな
はい。そのときと比べると、第６、７、８話ではさらに進歩できたなと思っています。

志田こはく（二色愛未／にしきまなみ役）
シリアスで悲しいシーンの撮影で、カメラが回っていないときに、畑さんが涙を流して泣いていたんです。なんでなんだろう？と考えていたら、畑さんが、共演者１人１人の顔を見ていたんです。私にも会釈して笑ってくれて、そのときに私たちのことが大好きなんだなって思って、「私も大好きだよ！」って思いながら、そのシーンを撮り終えました。

杢代和人（木下幹太／きのしたかんた役）
同世代でお芝居する環境は、とても貴重な場ですし、座長（主演）として畑さんが引っ張ってくれてきた中、７話（9/2放送）にもなってくると、みんながそれぞれ出せる最大限のパワーをぶつけ合うシーンもあるので、そこに是非注目して見ていただきたいです。

畑芽育
撮影が始まる前からみんなでダンス練習を始めて、私が21年間生きてきた中で最も濃い夏になったと思えるぐらいとても凝縮された夏でした。みんなに対しての愛情も募っていくばかりで、今も話になった７話のそのシーンの撮影が終わった後も、カットかかっているのにみんな涙が止まらないし、私はみんなにところに駆け寄ってハグするしかなくて、抱きしめたい気持ちでいっぱいでした。
それぐらいすごく情熱を込めて、みんなと一緒になって作品づくりをしているなと感じられていて、大切な仲間たちができた大好きな作品です。

後列：菊地姫奈、志田こはく、みとゆな／前列：畑芽育、齊藤なぎさ

山下幸輝
今日のTGCでもそうですし、撮影のときも、ただみんなとしゃべっている時間がとても楽しいんです。物語では、伴ひかりの病気のことがフィーチャーされていて、内容的には苦しいんですけれど、このみんなと一緒にいることが楽しくて、もっともっとしゃべっていたいです。

齊藤なぎさ（美山志乃／みやましの役）
１話からずっとですが、私自身のも含めて、胸に響くセリフがたくさんあって、私がどんどんと役に入り込んでいっているのを感じています。志乃となぎさの境目が無くなっていくような。それはこれまで経験したことがない体験だなと思いますし、この７人と出会えたのは奇跡だなと感じています。

‐境目が無くなっていくというのは、なぎささんが役に寄っていっているということですか？

齊藤なぎさ
寄っていってます。志乃が私で、私が志乃という感覚です。

菊地姫奈（加賀凛／かがりん役）
１話の撮影から、いろんなところでロケをして、いろんな体験ができて、このメンバーがどんどん大好きになって愛おしいみたいな感じです。７話から最終話までどんどんシリアスになっていきますが、セリフはもらっているんですけれど、演じていないのに、涙が出てしまうような感じで、これからの見せ場を是非楽しみにしてほしいです。

山下幸輝
自分の普段のプライベートで、自分のことを考えている時間が無くなってきました。なんかずっとみんなのことを考えている。

全員
（うんうんと頷く）

山下幸輝
みんなのこともそうだし、僕が演じている藤原大志のこと、この作品のこと、スタッフさんのこと、このドラマに関わっているみんなのことしか考えられない感じ。それは、役に入り込むというか、物語の中に居るという感覚です。

杢代和人／山下幸輝

‐最後に、最終話までの見どころを視聴者も皆さんへメッセージをお願いします。

畑芽育
なぎさちゃんも言っていたように、私もひかりなのか、畑芽育なのかわからなくなるぐらい、それはみんなも共通していて、良い意味で苦しみながら台本と向き合ってとても一生懸命になっています。
私たちの間でしか作れない空気感みたいなものが、映像に表れていると思うので、物語もそうですけれど、それぞれのお芝居や眼力（めぢから）だったりするものから伝わってくるなにかを感じてもらえたら嬉しいなと思います。