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『はい、泳げません』公開直前イベント

長谷川博己×綾瀬はるか「○○できないこと」映画『はい、泳げません』公開直前イベント

2022年5月25日、e-sports銀座にて、映画『はい、泳げません』公開直前イベントが行われ、映画初共演でW主演の長谷川博己、綾瀬はるか、渡辺謙作監督が登壇。撮影当時のことを振り返ると共に、作品名「はい、およげません」にかけて「○○できないこと」について、フリップで発表した。(動画&フォト)

イベントレポート

■トークノーカット動画

YouTube player

動画概要欄には、見どころチャプターを記載しています。

■フォトレポート

背面に設置されたLEDに水面が揺れる大きなプールが映し出された幻想的なステージ上に、長谷川博己、綾瀬はるか、渡辺謙作監督が登場。

『はい、泳げません』公開直前イベント

綾瀬はるか/長谷川博己/渡辺謙作監督

長谷川博己(小鳥遊雄司 役)
映画のイベントは4、5年ぶりです。こうやって戻ってこられて嬉しいです。

『はい、泳げません』公開直前イベント

長谷川博己

綾瀬はるか(薄原静香 役)
ようやく公開できるので楽しみにしています。

『はい、泳げません』公開直前イベント

綾瀬はるか

▼8年ぶりの共演

-長谷川さん、8年ぶり共演の綾瀬はるかさんの印象は?

長谷川博己
ますます華々しさがあり、素晴らしい、頼れる共演者です。久し振りでも違和感なく、すっと楽しくやらせていただきました。

『はい、泳げません』公開直前イベント

綾瀬はるか
ずっと仲良くさせてもらっているので。台本を読んだ時、小鳥遊(長谷川)の役はぴったりだなと思っていたので、一緒に楽しくやらせていただきました。一点を突き詰める感じ、こだわるところ、あとは…最終的にもがいているところをみんなに支えてもらうところがぴったり。
(長谷川に目線をうつして)良い意味ですよ!(笑)

『はい、泳げません』公開直前イベント

▼プールでの撮影

長谷川博己
なるべく沈んでいなければいけないので、息を抜いた状態は苦しかったですね。
泳ぐのは好きなので、どうしたら泳げない人を演じられるかは悩ましいところでした。水を嫌いになる感覚が難しかったですね。

綾瀬はるか
私は9割がプールでの撮影だったので、監督もスタッフもみんな水着で、なんだか部活の延長で映画が出来上がっていった感じでした。
週に2回のペースでクロールを練習してましたが、突然監督から「4種目やって」と言われて、さらに練習を頑張ったんです。
でも、結局そのシーンは使われなかったんですよね・・・

『はい、泳げません』公開直前イベント

渡辺謙作監督
メイキングで使うかも・・・(苦笑)

『はい、泳げません』公開直前イベント

渡辺謙作監督

▼師弟関係の長谷川博己&綾瀬はるか

-綾瀬さんの水泳コーチっぷりはいかがでしたか?

長谷川博己
先生っぽかったんですけど、なんというか…超人的な部分がある役なので、そこが彼女の持っている雰囲気とマッチしていて完璧でした。たまに怒られたいですね(笑)

綾瀬はるか
“小鳥遊”は何を言っても良い返しがくるので、張り合いがありました。

▼フリップトーク:「○○できないこと」

ここで、作品名「はい、およげません」にかけて「○○できないこと」について、フリップで発表。

長谷川博己
「洋服が捨てられません」
服や靴を買うのが好きで、どんどんクローゼットが埋まっていって。いつか衣装でも使えるかな?と思って断捨離もできず。もう部屋も服だらけなんです。

『はい、泳げません』公開直前イベント

長谷川博己

綾瀬はるか
私も同じです!私も捨てられないから、衣装にも使えるからとっておいてもいよね。

『はい、泳げません』公開直前イベント

綾瀬はるか
「(カマキリを)触れません」
子どもの頃からカマキリはバリっとしてそうで触れないんです。

『はい、泳げません』公開直前イベント

長谷川博己
この作品では、無理やり水に入って克服しようとするじゃないですか。それと同じで、思いっきりカマキリを触ったり、いっそのことカマキリに噛まれてみるとか。そうすると慣れるかもしれません。

綾瀬はるか
今度カマキリに出逢ったらやってみます(笑)

『はい、泳げません』公開直前イベント

▼最後にメッセージ

渡辺謙作監督
(長谷川の出演シーンの多さについて)どこを見ても長谷川さんのいろいろな表情を見ることができる映画です。

『はい、泳げません』公開直前イベント

綾瀬はるか
小鳥遊さんの過去と向かい合っている姿がずしっときますが、映像で見ると重くなりすぎず不思議な気持ちになる、見たことのない映画だなと思います。

『はい、泳げません』公開直前イベント

長谷川博己
「記憶と再生」の映画です。記憶と向き合って再生していくというか、そういうことを誰が観ても感じられる、普遍的な良い映画なんじゃないかと思います。ファンタジーっぽいところもあって、ジブリ作品に近いかな。是非、幻想的で美しい世界を映画館という異界の中で楽しんでくれたらと思います。

『はい、泳げません』公開直前イベント

『はい、泳げません』公開直前イベント

■フォトギャラリー

[写真:金田一元/動画・記事:桜小路順]

映画『はい、泳げません』

「もし僕が溺れたらどうなりますか?」
「大丈夫、私が助けます。」
傷ついた人生に光を灯す、切なくてちょっとおかしい感動作。

INTRODUCTION
2020年代を代表する大ヒット恋愛映画『花束みたいな恋をした』の製作プロダクション・リトルモアが今年の6月に新たに届けるのは、泳げない男と泳ぐことしかできない女の、希望と再生の物語。
原作は、第23回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞しドラマ化もされた著書『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』や、第10回小林秀雄賞受賞の『ご先祖様はどちら様』等で知られるノンフィクション作家、髙橋秀実の同名エッセー。映画『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した映画監督の渡辺謙作が、物語として大胆にアレンジを加えて脚本化、監督もつとめた。
主演をつとめるのは、長谷川博己。水に顔をつけることもできないほどのカナヅチなのに、頭でっかちな言い訳ばかりするカタブツな哲学者・小鳥遊雄司(たかなしゆうじ)を演じる。新たな明智光秀像を国民に残したNHK大河ドラマ「麒麟がくる」主演以降、初の主演作品となる長谷川は、水を怖がりジタバタと足掻くコミカルな姿から、過去の喪失と向き合い苦しみながらも必死に前を向こうとする精悍な横顔まで、幅広い表情を本作で惜しみなく魅せている。
そんな主人公に水泳を教えるコーチ・薄原静香(うすはらしずか)を演じるのは、綾瀬はるか。泳ぎを教えることに情熱をかける一方で泳ぎ以外は不器用な変わりモノのコーチを、輝くような表情で見事演じている。
かつて綾瀬が主演をつとめたNHK大河ドラマ「八重の桜」で長谷川と夫婦役で共演した2人だが、映画では本作が初の共演となる。大河ドラマ主演俳優の夢の共演が、本作で実現した。本作は2022年6月に公開となる。

STORY
大学で哲学を教える小鳥遊雄司(たかなしゆうじ)は、泳げない。水に顔をつけることも怖い。人間と水の関係についての頭でっかちな理屈ばかりをこねて、水を避けてきた雄司はある日、ひょんなことから水泳教室に通い始めることになる。訪れたプールの受付で、強引に入会を勧めたのが水泳コーチ・薄原静香(うすはらしずか)だった。静香が毎日教える賑やかな主婦たちの中に、体をこわばらせた雄司がぎこちなく混ざる。
その日から、陸よりも水中の方が生きやすいという静香と、水への恐怖で大騒ぎしながらそれでも続ける雄司の、一進一退の日々が始まる。
泳ぎを覚えていく日々の中で雄司は、元妻の美弥子との過去の出来事や、シングルマザーの恋人・奈美恵との未来など、目をそらし続けていた現実とも向き合うことになる。それは、ある決定的な理由で水をおそれることになった雄司の、苦しくも再生の日々だったーー。

出演:長谷川博己/綾瀬はるか
伊佐山ひろ子 広岡由里子 占部房子 上原奈美/小林薫
阿部純子/麻生久美子
監督・脚本:渡辺謙作
原作:髙橋秀実『はい、泳げません』(新潮文庫刊)
製作:東京テアトル、U-NEXT、ホリプロ、ヒラタオフィス、リトルモア
製作プロダクション:リトルモア
配給:東京テアトル、リトルモア
宣伝:ヨアケ
©2022「はい、泳げません」製作委員会
公式サイト:hai-oyogemasen.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/hai_oyogemasen

6月10日(金)TOHOシネマズ 日比谷 ほかにて全国ロードショー

はい、泳げません

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