こだわり抜いたロケ地京丹後の海が“奇跡のブルー”に。『映画 太陽の子』メイキング画像解禁
柳楽優弥×有村架純×三浦春馬『映画 太陽の子』(8/6公開)より、こだわり抜いたロケ地に幼馴染み3人の青春が溢れ出すメイキング画像が解禁となった。
7月22日(木・祝)は海の日。もともとは1876年に明治天皇が東北巡幸された後、7月20日に横浜港に入港
されたことにちなみ1941年にこの日を「海の記念日」と定められたのが始まり。<海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日>とされている。その後、海の記念日を祝日にしようという運動が広まり、1996年に7月20日が海の日として祝日に制定、さらにはハッピーマンデー制度によって2003年からは7月の第3月曜日を海の日とする移動祝日へと改正。本来なら今年は7月19日(月)が海の日となるはずだったが、東京オリンピック開催に伴い開会式前日の7月22日が海の日になるという、【2021年特例の祝日】となった。
そんな海の日にふさわしい、本作のロケ地でもある京丹後の美しいブルーを捉えたメイキング画像が解禁された。
京都府は盆地にあるため、海のイメージを持つ人はそう多くないかもしれないが、実は南北に長く伸びており、北部は日本海に面している。京丹後、天橋立、伊根、舞鶴など、透明度の高い北部の海は、関西屈指ともいわれ、多くの作品のロケ地として人気の地。
今回解禁された場面写真には、原爆研究の密命を受けた科学者の修と幼馴染の世津、そして戦地から一時帰郷した修の弟・裕之が、束の間の休息で訪れた海での様子が映し出されている。この海のシーンは、悩みや葛藤を抱える3人が子どもの頃に戻ったかのようにはしゃぎ、友情を再確認する、本作を語る上でとても重要なシーンとなっており、真剣に監督の言葉に耳を傾ける柳楽・有村・三浦や、撮影の合間に楽しく過ごす3人の様子をとらえている。
実はこのロケ地探しは一筋縄ではいかず、かなり苦労したことを黒崎監督が明かす。「なかなか、これぞという浜辺が見つからなかったんです。別のエリアの海を探したこともあったんですけど、京都の海といえば京丹後の海。やっぱりその土地で探すのがいい」とこだわり抜き、なんとスタッフが兵庫の近辺から京都を超えるあたりまで海岸線をしらみつぶしでロケハン!やっとの思いで、異国情緒思わせる、エメラルドグリーンがかった独特なブルーをした京丹後の浜辺を見つけ出した。「日本の海の色じゃないブルーが出ていて不思議だなぁと思っていたら、地元の方が“この時期じゃないと見られないブルーだよ”と教えてくれて、ラッキーだったなと思いました」と監督が語るように、撮影が行われた9月半ばから下旬にかけてしか見られない、“奇跡のブルー”であったことが判明!類まれな美しさだからこそ、戦時下を懸命に生き抜く3人の青春が刹那に輝く印象的なシーンとなっている。
『映画 太陽の子』は、8月6日(金)より全国公開。
メイキング画像
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『映画 太陽の子』
僕らは、未来を作っていると思ってた――悩んで、泣いて、笑った3人の300日!
ストーリー
戦況が激化し、最終局面を迎えた1945年の夏。軍から密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室で研究に勤しむ実験好きの若き科学者・石村修(柳楽優弥)と研究員たちは、「今研究しているものが完成すれば、戦争は終わる。世界を変えられる」と、託された国の未来のために情熱的に原子核爆弾の研究開発を進めていた。
研究に没頭する日々が続く中、建物疎開で家を失い、修の家に住むことになった幼馴染の朝倉世津(有村架純)。
時を同じく、修の弟・裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰宅し、3人は久しぶりの再会を喜んだ。3人でのひとときの幸せな時が流れる中、戦地で裕之が負った深い心の傷を垣間見た修と世津。
一方で物理学研究の楽しさに魅了されていた修も、その裏側にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていた。そんな二人を力強く包み込む世津はただ一人、戦争が終わった後の世界を考え始めていた。
それぞれの想いを受け止め、自分たちの未来のためと開発を急ぐ修と研究チームだが、運命の8月6日が訪れてしまう。日本中が絶望に打ちひしがれる中、それでも前を向く修が見出した新たな光とはーー?
柳楽優弥 有村架純 三浦春馬
イッセー尾形 山本晋也 ピーター・ストーメア
三浦誠己 宇野祥平 尾上寛之
渡辺大知 葉山奨之 奥野瑛太 土居志央梨
國村隼 田中裕子
監督・脚本:黒崎博
音楽:ニコ・ミューリー
プロデューサー:コウ・モリ 土屋勝裕 浜野高宏
エグゼクティブプロデューサー:井上義久 山口晋 佐野昇平 森田篤 松井智 有馬一昭 東原邦明
共同プロデューサー:山岸秀樹 松平保久 淺見朋子
ラインプロデューサー:小泉朋 撮影:相馬和典 照明:鈴木岳 録音:弦巻裕 美術:小川冨美夫 衣装:宮本茉莉 ヘアメイク:永江三千子 スクリプター:天池芳美
助監督:柿田裕左 制作担当:篠宮隆浩 キャスティング:おおずさわこ 編集:大庭弘之 サウンドデザイン:マット・ヴォウレス カラリスト:アロン・ピーク
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
制作:KOMODO PRODUCTIONS 宣伝:KICCORIT 配給:イオンエンターテイメント
製作:「太陽の子」フィルムパートナーズ
Presented by ELEVEN ARTS STUDIOS / NHK
(C)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
公式サイト:https://taiyounoko-movie.jp/
特報
8月6日(金)、未来へ
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