藤岡弘、50年の意義と未来を語る『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』完成報告イベント@トキワ荘
2021年7月12日、トキワ荘マンガミュージアム(東京都豊島区)にて、映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』完成報告イベントが行われ、内藤秀一郎(仮面ライダーセイバー/神山飛羽真)、駒木根葵汰(ゼンカイザー/五色田介人)、鈴木福(謎の少年 役)、そして本作への出演が明らかになった藤岡弘、(仮面ライダー1号/本郷猛)登壇。
50周年を迎えた仮面ライダーシリーズの意義を振り返ると共に、原作者石ノ森章太郎が若かりし頃に過ごしたトキワ荘の前で、石ノ森章太郎から託された仮面ライダーの未来について明かした。
イベントレポート
-仮面ライダー50周年、スーパー戦隊45作品というWアニバーサリー作品『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』に出演された率直なお気持ちは?
内藤秀一郎(仮面ライダーセイバー/神山飛羽真)
このWアニバーサリー作品のトップに自分が立つと最初に聞いた時は、正直不安しかなかったんですけど、自分も仮面ライダーセイバーとして、1年間やらせてもらったので、クランクインまでにその不安な気持ちは消して、「自分がこの記念すべき作品の顔になるんだ」という気持ちに変えて臨みました。
駒木根葵汰(ゼンカイザー/五色田介人)
素直にラッキーという気持ちでした。ちょうど45作品目という節目に受かったので。恵まれているなと思いましたし、嬉しさ全開でした。
鈴木福(謎の少年 役)
僕は、3、4歳の頃から仮面ライダーとスーパー戦隊はずっと観てきて、(出演が決まったことは)本当に嬉しかったです。
5年前の、仮面ライダー45周年の雑誌のインタビューの時に、「5年後には17歳になるので、どんな役でもいいので、仮面ライダー作品に出たい」って言っていたのが、まさか本当にこんな大きな役をやらせて頂けるなんて思ってもいなかったので本当に嬉しいです。
■トキワ荘を訪れての思い
-ここトキワ荘マンガミュージアムは、仮面ライダー、スーパー戦隊のヒーローたちを生み出した石ノ森章太郎先生が青春時代を過ごしたというまさに本作の聖地です。改めてその場所に来た今のお気持ちをお聞かせください。
内藤秀一郎(仮面ライダーセイバー/神山飛羽真)
ここでヒーローの物語が生まれた、そしてライダーが生まれた、そして今ここにいる僕・仮面ライダーセイバーが生まれたっていうのを思うと、感動もそうですし、この場所には僕は感謝の気持ちがあります。
やはり、この場所がなかったら、今の自分がいないと思っているからです。
駒木根葵汰(ゼンカイザー/五色田介人)
初めて来たんですけど、何か初めて感がなくて親戚のおばあちゃんちに来たみたいな感じがあります。
2階に、昔の部屋が再現されたんですけど、さっき、この3人で探検みたいに見学し、こういう感じだったんだ話をしてました。居心地がよかったです。
鈴木福
僕の大好きな仮面ライダー、スーパー戦隊というものを、ここでじゃないですけど、石ノ森章太郎先生が描かれたからこそ、今に繋がって、僕が一生好きでいれられるものが産まれることになりました。ですので、石ノ森先生とシリーズを繋げてくださった関係者の方々には感謝しかないです。
ちなみに、石ノ森先生がここに住まれていたのが、高校卒業後すぐっていうことで、今の僕とも近い年齢だっだんだなぁと思うと、ちょっと何か感じるものがあります。
■藤岡弘、登場!
-ここで超重大発表を行わせて頂きます!なんとこの方の出演が決定いたしました!!
藤岡弘、(仮面ライダー1号/本郷猛)
トキワ荘をバックに感慨深いものがあります。
50年前、ここから石ノ森先生の作品、仮面ライダーが生まれたと思いますと、ちょっとこみ上げてくるものがありますね。
初代仮面ライダー1号、本郷猛を演じました藤岡弘、です。よろしくお願いします。
-藤岡さんは、石ノ森章太郎先生とお会いになったことがあると存じますが、思い出に残っていらっしゃるエピソードなどありましたら是非教えてください。
藤岡弘、
当時で一番思い出に残ってるのは、一緒に撮影した時のことです。イソギンジャガーだったかな。それを監督なされた時に、「藤岡君、子ども達に焼き付いた感動と思い出は、子どもの一生を左右するから真剣に取り組んだ方がいいよ」って言われたことです。
それと、「先生、仮面ライダーはいつ死ぬんですか?」って私が尋ねたら、笑いながら、「仮面ライダーは永遠に死なないんだよ」と。その言葉が私の心に焼き付いております。
-ヒーローの原点である藤岡さんから、令和のヒーローの内藤さんと、駒木根さんにアドバイスをお願いします。
藤岡弘、
仮面ライダーをこれから背負っていくわけです。ヒーローとして、これから日本や世界の未来を背負っていく多くの子どもたちに与える影響力を考えて、そこを自覚してもらいたい。愛と正義と勇気と感動と希望と夢。これを伝えていくヒーローとしての責任が伴うということです。
それも石ノ森先生が僕に託されたものではないかなと感じております。
君たちもそれをしっかりと胸に刻み込んで頑張ってくれよ!頼むぞ!
内藤秀一郎&駒木根葵汰
ありがとうございます、がんばります!
-鈴木さんはいかがですか?
鈴木福
初めて藤岡さんにお会いしたのは、僕が小学1年生の時で、そして10年後の今、大好きな仮面ライダー、スーパー戦隊の作品の中で初めて共演させていただけて本当に嬉しいです。
撮影の時から、藤岡さんからは仮面ライダーへの愛が強く感じられて、僕も仮面ライダーとして未来に伝えられる人になりたいって思いました。ありがとうございました。
■トークノーカット動画
藤岡弘、のまだまだ熱いトーク、そしてそれを受けての若いキャストの反応など、イベント全編は次のトークノーカット動画に収録。
■フォトギャラリー
[写真・動画・記事:桜小路順]
『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』
内藤秀一郎 駒木根葵汰
山口貴也 川津明日香 青木 瞭 生島勇輝 富樫慧士 岡 宏明 市川知宏 アンジェラ芽衣 庄野崎 謙
増子敦貴 (声の出演) 浅沼晋太郎 梶 裕貴 宮本侑芽 佐藤拓也 福圓美里
横田真悠 / 知念里奈 榊原郁恵
鈴木 福 谷田 歩
奥野 壮 高橋文哉 鈴木勝吾 水石亜飛夢
(声の出演) 関 俊彦 遊佐浩二 てらそままさき 鈴村健一 小山力也 稲田 徹 M・A・O 神谷浩史
石丸謙二郎 宇梶剛士
(声の出演) ささきいさお 谷中 敦 / 誠 直也
原作:石ノ森章太郎 八手三郎
脚本:毛利亘宏 ゼンカイジャー監修:香村純子 監督:田﨑竜太
音楽:渡辺宙明 大石憲一郎 山下康介 アクション監督:宮崎 剛 特撮監督:佛田 洋
主題歌:「SPARK」東京スカパラダイスオーケストラ(avex trax)
製作:「スーパーヒーロー戦記」製作委員会(東映/テレビ朝日/東映アニメーション/東映ビデオ/ADKエモーションズ/東映エージエンシ―/バンダイ)
ⓒ石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
ⓒ2021 テレビ朝日・東映AG・東映
公式HP:movie-rider50-ranger45.com
公式Twitter: @toeiHERO_movie
本予告編
2021年7月22日(木・祝)全国公開
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