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漂流ポスト

“心の復興”を描く映画『漂流ポスト』より、追加場面写真&予告編到着。キャストコメントも。

震災で大切な人を亡くした人の“心の復興”を描く映画『漂流ポスト』(3/5公開)の予告編、追加場面写真が解禁となった。合わせて、中学時代の美しい日々を演じた神岡実希と中尾百合音よりコメントが届いた。

予告編

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追加場面写真&コメント

●神岡実希(香月恭子 役)
こんにちは。神岡実希です。この度は、映画『漂流ポスト』がアップリンク渋谷さんにて公開されることとなり、とても嬉しく思っております。この作品の撮影をしたのは今から3年以上前、高校生の時でした。これから女優として活動して行こう!と思っていた時期だったので、恭子はどういう人なのか、どうしたら作品が良くなるのか、また園美役は同じ事務所の中尾百合音ちゃんだったので、どうしたら百合音ちゃんとお話しできるか、当時すごく考えていました。また、常に自然体を意識して撮影に参加させて頂いていた事を覚えています。観てくださっている方の目にどう写っているのか気になりますが、、、笑

でもこうしてスタッフさんとたくさんお話しして思い出に残っている作品が、海外の映画祭で多くの賞をいただき、私自身もロンドン国際映画祭にて外国語部門最優秀助演女優賞をいただき、本当に光栄に思います。見知らぬ地で誰かの目や心に留まり、評価していただくというのは本当に嬉しいことです。これを励みに、もっともっと多くの作品に出演したいという気持ちを持つことができました。海外と同じように、次は日本でこの作品が、多くの方の目や心に留まり、3.11という大きな自然災害を思い出してくれたら、少しでも救われる人がいてくれたら、大事な人を大事にしようと、そう思って頂けたら、嬉しいなと思います。

●中尾百合音(池淵園美 中学時代 役)
映画『漂流ポスト』が東日本大震災から10年の年に世界中を旅して様々な方々の目にふれて、沢山の賞をいただき、再び私たちのもとに帰ってきてくれた事を大変嬉しく思います。

2011年、当時小学1年生だった私の東日本大震災の記憶は、学校のグラウンドや自宅の周りが液状化で泥だらけ、小学校の体育館に母と姉と一緒に避難して、揺れがひどくて怖くて眠れない夜を過ごした。という断片的な記憶だけでした。

撮影当時、中学2年生だった私が演じたのは「園美」の中学時代役でした。台本をいただいてから、撮影で使用する手紙を本当の友人宛に重ね合わせて書いたり、当時の私の友人を「恭子」と重ねあわせたり、中学生の普通の日常を友人と楽しく過ごすことに専念して撮影にのぞんでいました。

『漂流ポスト』という映画を通して、「生と死」「人と人との絆」「生きている」ということ、「突然の悲しく辛い出来事」に人はどう向き合っていくのかをあらためて考えていただけたらと思っております。
この作品が一人でも多くの方に届きますように。

映画『漂流ポスト』

STORY
東日本大震災で親友の恭子を亡くした園美は、心のどこかで死を受け入れられず日々を過ごしていた。
ある日、学生時代に恭子と埋めたタイムカプセルが見つかる。
中には『将来のお互い』に宛てた手紙が入っていた…。蘇る美しい思い出と罪悪感。
過去と向き合う中、震災で亡くなった大切な人へ届けたい言葉・伝えることができなかった想いを綴った手紙が届く【漂流ポスト】の存在を知った園美は、心の復興を遂げることができるのか・・・

出演:雪中梨世 神岡実希 中尾百合音
藤公太 永倉大輔
監督・脚本・編集・プロデュース:清水健斗  撮影監督:辻健司  録音:田原勲
メイク:大上あづさ  制服:下山さつき  音楽:伊藤明日香
撮影協力:赤川勇治 漂流ポスト3.11 配給:アルミード
(C)Kento Shimizu
2018/日本/カラー/30分/シネスコ/ステレオ
公式サイト:https://www.hyouryupost-driftingpost.com/
公式ツイッター:@hyouryupost
公式Facebook:hyouryupost.film

3月5日(金)よりアップリンク渋谷にて他全国順次公開

漂流ポスト

 

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