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ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間

『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間』オンラインイベント開催

新型コロナウィルスの影響で公開が延期となっていた映画『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間』の公開日が7月24日(金・祝)に決定した。また、公開を記念たLGBTQ をめぐるトークイベントがオンラインで開催される。

本作は、9年間にわたりカメラが追ったひとりの若者の変化と成長の記録したNHK番組版がギャラクシー賞候補になるなど大きな反響を呼んだドキュメンタリーの劇場公開版となる。

女性として生まれたが、自分の性に違和感を持ち続けていた小林空雅(たかまさ)さん。13歳のとき、心は男性/生物学的には女性である「性同一性障害」と診断される。
そして、17歳の時に出場した弁論大会では、700人もの観客を前に、男性として生きていくことを宣言。
そして若干20歳で性別適合手術を受け、戸籍も男性に変えた。本作はそんな1人の若者の9年間の変化と成長を描いた《こころの居場所》についてのドキュメンタリーだ。

■公開記念オンラインイベント<LGBTQをめぐる教育現場での9年間の変化>

公開日が正式に7月24日(金・祝)に決定したことを受けて、LGBTQをめぐるオンラインイベントを公開前の7月15日(水)に開催され、ゲストとして教育現場でこの問題に取り組んできた鈴木茂義氏と常井美幸監督が登壇する。

日時:2020年7月15日(水)20:00~21:00
開催形態:Zoomでのオンライン(YouTubeとの連携あり)
イベント申込ページ:https://bokuzero-event004.peatix.com/
登壇:鈴木茂義氏(LGBT 教師の会、虫めがねの会)、常井美幸監督
趣旨/概要:
この映画で描かれているように、この9年間でLGBTQをめぐる環境は大きく変わりました。
監督の常井美幸さんが取材を始めた9年前のTは“性同一性障害”とイコールのイメージでかつ「女(男)じゃなかったら男(女)」という二元論が支配的でした。
しかし今は、Xジェンダーという概念を中心に二元論への問い直しが急速に進んでいます。
また、LGBTQの枠を越え、性役割そのものへの問い直しも進みつつあるように観察できます。
さらに、この半年のコロナ感染症の影響で、仕事の仕方から生活のスタイルまでガラッと世界が変わろうとしています。
あらゆる常識が変わろうとしている今、教育現場の観点から、LGBTQの過去・現在・未来についてお話を伺えたらと思います。

【プロフィール】
鈴木茂義(すずき・しげよし) 公立小学校非常勤講師。上智大学文学部非常勤講師。
自治体の相談員。専門は特別支援教育、教育相談、教育カウンセリングなど。
文教大学教育学部卒。14年間の正規小学校教諭として勤務を経て現職。教員19年目。教育研究会や教育センターでの講師経験も多い。
オープンリーゲイとして、学校に勤務しながらLGBTや教育に関する講演活動を行い、性の多様性やより良い「生き方」「在り方」について参加者と共に考えている。

鈴木茂義

シゲ先生

映画『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間』

場面カット

出演:小林空雅、八代みゆき、中島潤
監督:常井美幸/コ・プロデューサー:両角美由紀
音楽:上畑正和/編集:吉田浩一/アート:伊藤ともこ
宣伝:岩井秀世/製作/配給 : Musubi Productions
(C)2019 Miyuki Tokoi
公式サイト:https://konomi.work/
公式Twitter:https://twitter.com/soratokonomito

アップリンク渋谷にて7月24日(金)よりロードショー!以降全国順次

ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間

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