松岡昌宏「メンバーのお父さんぷりを見てみたい」仲村トオル「昔からあぶ刑事なんです」「連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル」完成披露試写会イベント
2024年7月30日、東京国際フォーラムにて、WOWOW「連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル」完成披露試写会イベントが行われ、松岡昌宏、仲村トオル、泉里香、池田鉄洋、内片輝監督が登壇。本作にちなんで、まだ明かしたことのない秘密などを明かした。(フォト&動画レポ)
イベントレポート
■動画レポート
※1週間期間限定公開
■フォトレポート
松岡昌宏(佐良正輝 役)
またこのシリーズが帰ってまいりました。今回もとても大変なことになっております。是非皆さん楽しんでください。
仲村トオル(能馬慶一郎 役)
能馬慶一郎という役を演じたんですが、能馬慶一郎という役名はとても画数が多くて、何度か書類にサインをするというシーンがあったんですけど、いつも画数が多いなって思いながら、仲村トオルの方が書きやすいなって思いながら、それを一切表情に出さずに演じるという難易度の高いハードルを越えたつもりです(笑)
泉里香(皆口菜子 役)
今回は降格する側としてジンイチ(警視庁人事一課)チームに配属されたわけなんですが、皆口が戦う姿を皆さんに楽しんでいただければいいなと思っています。
池田鉄洋(須賀透 役)
私が挑戦したことがない新しい役だった1stシーズンを経まして、私、おじさんのファンがつきました。SNSにおじさんファンからのファンメールみたいなのがいっぱい来るようになって、本当にこの作品に出てよかったなと思っておりますが、今日はそのイメージを崩さないようにクールにいきたいと思います。
内片輝(うちかた あきら)監督
シリアスなストーリーで笑うところがひとつもない話なんですけども、トークの方はぜひ楽しんでください。
‐まず初めに松岡さんにお伺いいたします。前作の好評を受けて続編の制作が決まったということですけれども、その話を聞いたときのお気持ちは?
松岡昌宏
正直、しんどいなと思いましたね。1stシーズンの時に、かなりボロボロになったものですから、あれをまたやるのかっていうことですよね。皆さまに認めてもらって嬉しい気持ち半分と、またできるかなという不安もありました。
‐今回のシーズン2は、さらに重厚なシーンが多くなりパワーアップした内容ですが、撮影を終えてみて、いかがでしたか?
松岡昌宏
やはり大変でした。クランクアップの日にスタッフの皆さんにお伝えしたんですけど、やはり自分が今まで経験してきた中で1番か2番に大変な作品です。じゃ、もう1個は何だって言うと1stシーズンです(笑)
‐それだけ大変な役だということですが、前作から3年ぶりに佐良正輝役を演じられましたが、今回は佐良の部下として水口と浜中文一さん演じる毛利が加わって、捜査情報漏えいという巨大な事件に向き合うことになります。今回、松岡さんが佐良という役との向き合い方や現場の雰囲気など、前作と違った点があれば教えてください。
松岡昌宏
現場の雰囲気は相変わらずで緊張感のある現場でして。このイケテツ(池田鉄洋)さんが真面目にやるぐらいですから。
それほどの緊張感のあるシーンを撮っていくときに、内片監督と山本監督は、きちっと説明をしていただけるので、前後のシーン、役のモチベーションなどのディスカッションをができて、淡々と撮影を進めることができました。
‐続いて、仲村さんにお伺いいたします。主人公佐良正輝を冷たく見守り、一切表情を変えない能馬。視聴者からは究極のツンデレという声もあり、非常に人気のあるキャラクターですが、そんな能馬を演じるにあたって難しかったところや、現場で印象に残っているところを教えてください。
仲村トオル
1stシーズンの時、僕は6話を3日間で撮ったんですけど、その時、能馬という役は内片監督に作ってもらって、そのことはほとんど何も考えずに必死にセリフを言った3日間でした。でも、何もないからこそ中身が見えないみたいなキャラクターになったなと思っています。
今回、2ndシーズンに取り組むにあたって、当時の自分をもう一回見直して、なんとなく自分のモノマネをするみたいなところから入っていきました。
‐今、自分のモノマネをするというお話ありましたが、能馬と仲村さんご自身で似ている点はありますか?
仲村トオル
似ているのは背の高さと顔ですかね。
松岡昌宏
(笑)
仲村トオル
あと、内面的に言うと、そういうシーンはないんですけど、たぶん衝動買いはしないところが、能馬と似ているような気がします。
能馬が買い物してるシーンはないんですけど、彼もきっと衝動買いはしないし、僕自身も衝動買いはしないです。
松岡昌宏
そんなドラマじゃないです(笑)
仲村トオル
能馬は、ものすごく情報収集して、よく考えてから買い物をすると思うので、そこは僕と似ていると思います(笑)
‐続いて泉さんにお話をお伺いいたします。前作では不正を疑われ降格されていましたが、本作では一転、ジンイチ(警視庁人事一課)に抜擢された水口役を演じられました。前回と変わって、今回は追う側ということで、撮影前や撮影中にどのようなことを意識して演じられましたか?
泉里香
衣装合わせの時に、監督から3年ぶりに同じ役をするっていうことは、すごく成長を感じられると思うっていう言葉をいただきました。
今回、水口は降格する側としてジンイチチームで動くことになるんですけど、彼女は心が強くて、情熱があるキャラクターなので、演じるにあたって少しでも弱く見えないように、気が強く見えるようにっていうのを心がけてました。少しでも気を抜くと監督から指導が入りますし(笑)
‐前作から立場が変わるということで、難しさももちろんあったと思いますが、実はある制作スタッフから泉さんは前作以上に楽しんで撮影をされていたという密告を受けました。前作と比べて楽しいと感じたこと、やりがいを感じられたことがありましたら教えてください。
泉里香
私はこの現場が大好きで、撮影に入るのがすごく楽しみだったんです。というのも、前回の1作目で私は体当たりで挑んだシーンがあって、とても思い入れのあるこのドラマだったので、またこうして先輩方とご一緒できるのもすごく楽しかったし、勉強にもなったからです。
もちろん、撮影現場は厳しさに溢れる現場でしたが、私としてはとても貴重な経験をたくさんさせていただいたので、撮影期間の3ヶ月は、あっという間でしたし、また次もって思うぐらい、楽しめました。
‐また次もっていうことで、今、松岡さんの表情たちょっと・・・
松岡昌宏
もうちょっとお時間もらっていいですか?まだボロボロなんで(笑)
泉里香
(笑)
‐続いて池田さんにお話をお伺いいたします。ジンイチといえば、この人無しでは語れない降格のプロであり、サイボーグのように異様な存在感を放つ男・須賀透。容赦なく佐良を問い詰めるシーンも本作の見どころかと思いますが、実際に現場での松岡さんとのやり取りや関係性というのも、劇中のように緊迫感あふれるものだったんでしょうか?
池田鉄洋
1stシーズンでの松岡さんとのシーンは、車の中で会話するというのが多くて、待ち時間もその車の中で過ごしてたんですけども、二人とも、役に染まっていたのもあって、会話がなくじっとしている時間が長かったんです。なので、率直な印象としては、松岡さんってすごくストイックで怖い方なんだなって。
1stシーズンが終わって、その後、ドラマ「家政夫のミタゾノ」(2023年/第6シリーズ)で共演することになって、三田園の松岡さんと会っちゃったから、もう全然緩んじゃってですね、あの松岡さんを知っちゃったから、ついつい、今回も本番直前まで松岡さんとか話しちゃうんですよ(笑)
なので、撮影に入る時に気持ちを立て直すのに結構時間がかかったというか。松岡さんのせいですよ!
松岡昌宏
すごいもらい事故だ(笑)
‐続いて、内片監督に伺います。前作に引き続きメガホンを取られましたが、2ndシーズンの製作が決まった際はどのような感想を持ちましたか?
内片輝監督
すごく楽しみでした。ストーリーとしては、前回積み残している斎藤の事件を描けること、そして何より今日登壇されている皆さんのキャラクターにまた会えるからです。
明かしたことのない過去
‐本作では、話が進むにつれて、能馬慶一郎や須賀透の隠された過去が次第に明らかになっていきます。皆さんにとってまだ明かしたことのない過去をひとつ教えてください。
松岡昌宏
これです!
(会場驚)
松岡昌宏
暑かったので坊主にてみました!
仲村トオル
言えないことはたくさんあるんですけど、言えることで言うと、内片監督とUSJに行ったことがあります。
松岡昌宏
マジですか!?どのタイミングで?
仲村トオル
9年前です。
あと、20年前に僕の長女が泉里香さんと写真を撮っていただきました。
泉里香
そうなんです。前作では仲村さんにお会いするシーンがなかったんですけど、今回ようやく仲村さんにお会いできて、そのお話ができた時がすごく嬉しかったです。
‐では泉さんの秘密は?
泉里香
この撮影終わってから座長の松岡さんが、ジンイチチームをおいしいご飯に連れていってくださいました。ありがとうございます。
松岡昌宏
前回はコロナ禍で行けなかったので、今回は食事ぐらいしましょうよっていうことでさせてもらいました。
誰を降格したい?
‐本作の魅力は何といっても降格のシーンです。皆さんがもし誰でも降格できるとなった場合、誰を降格しますか?
池田鉄洋
6歳と8歳の娘がいるんですが、親離れを始めたようで「一人で買い物行くから絶対に付いてこないで」っていうのをなんとか降格したいなっていう気持ちでいっぱいです。
松岡昌宏
今のイケテツさんの話を伺って思ったのは、やっぱり(TOKIOの)メンバーですかね。メンバーの父親の姿というのは、自分はまだ見たことがないんです。城島さんと国分さんは、どういうお父さんっぷりをしているんだろうって。どうも城島さんがメロメロ♡らしいので、その姿は見てみたいですね。多分あの人は俺に子供を会わせたくないと思いますけども(笑)
仲村トオル
ちなみに僕は、娘を降格しようとしたことあります。
娘が小学校1年のとき、まず駅で改札を通ったのを確認して、その後、バスに乗り換える駅まで車で行って、娘がバスに乗ったのを確認して、車でバスに併走して確認しようとしたら、娘にバレて、「恥ずかしいから帰って」と言われました(笑)
松岡昌宏
降格が下手だったんですね。
仲村トオル
はい、僕は昔から「ちょっとあぶない刑事」だったんです(笑)
松岡昌宏
とんでもなくうまい!(笑)
‐最後に、これから本作をご覧になる皆様へ代表して松岡さんよりメッセージをいただきたいと思います。
松岡昌宏
前作から3年経って、一体何が変わったのか、そして何が変わらないのか。深いところまで一生懸命みんなで頑張ったつもりです。ぜひ楽しんでください!
■フォトギャラリー
[記事・写真・動画:三平准太郎]
「連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル」
松岡昌宏主演の大ヒットサスペンス、待望の第2シーズン!
警察内の不正を取り締まるプロ集団・警視庁人事一課(ジンイチ)、シリーズ史上最大の戦いへ。
《INTRODUCTION》
2021年8月に放送・配信され、大ヒットを記録した本格サスペンス「密告はうたう警視庁監察ファイル」。“警察の中の警察”とも言われ、警視庁職員の不正を取り締まるプロ集団・警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係の知られざる内部捜査を描き、「警察が警察を追う」緊迫感が多くの視聴者を魅了した。
早くも最終話放送直後から続編を望む声が数多く寄せられていた本作だが、この度、満を持して第2シーズンの制作が決定。俊英・伊兼源太郎による渾身の続編小説「ブラックリスト 警視庁監察ファイル」「残響 警視庁監察ファイル」の2作を原作に、前作よりもスケールアップしたエンターテインメント作品として制作する。
主演を務めるのは前作に続き松岡昌宏。人事一課所属となって2年が経過し、監察係の主力となった佐良正輝(さら・まさき)が、一通の密告文に端を発し、警察全体を揺るがす“組織の陰謀”と対峙することになる……。
前シーズンに引き続き、仲村トオル、泉里香、池田鉄洋、戸塚祥太らが出演するほか、今シーズンから新たに浜中文一、マキタスポーツら濃厚かつ実力派なキャストたちが加わった。
容疑者は全員警察官。従来の警察ドラマとは一線を画す、重厚なサスペンスが幕を開ける!
《STORY》
ある日、警視庁人事一課(通称:ジンイチ)に1通の密告文が届く。捜査二課が追う特殊詐欺犯罪の捜査情報が何者かによって漏洩しているとされ、捜査を指揮する管理官の関与をもにおわせる内容だった。
ジンイチに配属されて2年がたつ佐良(松岡昌宏)は、上司の能馬(仲村トオル)と須賀(池田鉄洋)に呼び出され、実態解明の指揮を執ることを命じられる。
1年前にジンイチに配属された皆口(泉里香)、班長の原西(マキタスポーツ)、そして新たに異動してきた毛利(浜中文一)とともに、管理官の行動確認(尾行)を開始する。
管理官の不可解な行動から、ある推論を立てる佐良。しかしそんなさなか、捜査資料の情報がネットで拡散され、佐良たちも危険にさらされる事態に発展する……。
出演:松岡昌宏
泉里香 池田鉄洋 浜中文一 マキタスポーツ / 宇野祥平
戸塚祥太 宮崎秋人 猪塚健太 水澤紳吾 谷田歩 飯田基祐 山本未來 / 眞島秀和 渡辺いっけい 仲村トオル
監督:内片輝 (「連続ドラマW 殺人分析班」シリーズ、「連続ドラマW 孤高のメス」ほか)
山本大輔(「連続ドラマ W 邪神の天秤 公安分析班」「マイホームヒーロー」ほか)
脚本:鈴木謙一 (「連続ドラマW 両刃の斧」「連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~」ほか)
原作:伊兼源太郎『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』『残響 警視庁監察ファイル』(実業之日本社文庫刊)
音楽:大間々昂
プロデューサー:井口正俊 下田淳行 星野秀樹
制作プロダクション:ツインズジャパン
製作著作:WOWOW
WOWOWで2024年8月11日(日・祝) 午後10:00放送・配信スタート【第1話無料放送】
TVer/FODで最新話無料見逃し配信
TVer/FODで最新話無料見逃し配信
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。