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カムイのうた

【インタビュー】吉田美月喜「日本にこんな差別があったという事実を知ってショックを受けた」映画『カムイのうた』

全てに神が宿ると信じ、北海道の厳しくも豊かな自然と共存して生きてきたアイヌ民族の実話に基づいた物語を描く映画『カムイのうた』(1/26公開)。実在する人物をモデルに作られた本作の主人公を演じた吉田美月喜に、本作の撮影秘話について話を聞いた。

北海道の先住民として独自の文化を築いてきたアイヌ民族は、やがて和人(大和民族)によって差別と迫害の日々を余儀なくされる。生活の糧であった狩猟・サケ漁が禁止され、住んでいた土地を奪われ、アイヌ語が禁止され、土人と呼ばれ差別されるのだ。同じ民族ではないという理由だけで。
文字を持たないアイヌ民族は、自らの文化を口伝えで伝承するという独特の文化を持っている。それがユーカと呼ばれる叙事詩。このユーカを日本語に翻訳し「アイヌ神謡集」として後世に残した実在の人物・知里幸惠をモデルに彼女の壮絶な生涯を描いた作品が誕生した。

吉田美月喜 インタビュー&撮り下ろしフォト

■実在した人物をモデルに描かれた物語

‐映像がとても美しい作品だと感じました。一方でテーマが難しいと捉える人がいるかもしれない本作ですが、出演のきっかけについて教えてください。

吉田美月喜(北里テル 役)
オーディションで決めていただきました。

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吉田美月喜

‐本作で描かれている物語を読まれた時、どう感じられましたか?

吉田美月喜
脚本を読んだとき、日本にこんな差別があったという事実を知ってショックを受けたというのが最初の印象です。アイヌ文化のことは学校で少し触れただけの知識で、そういう事実をぜんぜん知りませんでした。。

‐実在の人物・知里幸惠(ちり ゆきえ)さんをモデルとした“北里テル”という女性をどのように捉えて演じられましたか?

吉田美月喜
菅原監督から言われていたことは、「知里さんのことはもちろんちゃんと知っておいてほしい。でも、撮影現場で、ようい、アクション!となった瞬間からは、テルとして居てほしい」。
知里さんについて、本やインターネットで調べている段階では、19歳でこんな決断をするなんて、同じ19歳の私にはできないなって思いました。
でも、北海道に行って、「知里幸惠銀のしずく記念館」を訪れたときに、知里さんが恋人へ宛てた手紙や、その恋のエピソードのお話を聞くと、初めて等身大の19歳の女性を感じることができました。ここで知れたことは、役作りにおいてとても大きかったなと思っています。

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北里テル(演:吉田美月喜) ©シネボイス

‐その上で「テルとして居てください」という監督の言葉の意味はどういうことでしょうか?

吉田美月喜
テルは、知里幸惠さんをモデルとした役ではあるけれど、知里幸惠さんではないので、「知里さんだったらこう考えるだろう」じゃなくて、「吉田さんが思うテルだったらこう考える」として動いてほしいということです。
もちろん、知里さんがどういう人生を歩んだかというのは、私が知れる限りでは学びましたが、その上で「テルならどうするか?」ということを考えながら演じる、ということです。

‐菅原監督から「テルはこうだ」という演出はあったのでしょうか?

吉田美月喜
監督は、「こうしてくれ」という断定はあまりしない方なんですが、テルがそのとき置かれた状況を整理して伝えてくれることありました。たとえば、テルが孤独を感じるシーンがいくつかあるんですが、どういう状況で孤独を感じているのかとか。
そして、私がそれを呑み込んだのを確認してから「ようい、アクション」としてくれるんです。

‐なるほど。結果として、吉田さんの内から出ているテルを監督が受け止めてくれたということですね。

吉田美月喜
はい、そういうことです。その上で監督は「今のは良かったよ」とちゃんと伝えてくれるので、そこはとても安心できましたし、今ので良かったんだって思えた上で次の撮影に進めたのはとてもありがたかったです。

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■難しかったユーカとムックリの取り組み

‐劇中、吉田さんは、アイヌの言葉はもちろん、ユーカ(アイヌ民族に伝わる叙事詩の総称)も歌われていますが、その取り組みはどのように?

吉田美月喜
特にユーカは難しかったです。いただいた音源を聴いて、紙に書き込んでひたすら練習をしました。そして、北海道に行って撮影が近くなると、アイヌの方が指導に来てくださって、ちゃんと厳しく見てくださいました。
ユーカは、教訓を含んだ童話のような内容なんですが、物語なので、一文一文それぞれに込められた感情の抑揚があるんです。ここは明るいシーン、ここは暗いシーンだというように。
そういう物語性があるものなので、音源そのままを再現するというよりは、私自身がもっと自由になって表現してくださいと言われました。

‐感情以前に、一つ一つの言葉の発音も難しいですよね。片仮名でふりがな付けてもその通りじゃなさそうでしたし。

吉田美月喜
難しいですね。それこそ知里幸恵さんもテルもそうですけれど、(日本語に)訳すときにローマ字表記をします。

‐知里幸惠さんが実際に執筆された「アイヌ神謡集(しんようしゅう)」(=知里幸恵が編纂・翻訳したアイヌのユーカ)のことですね。

吉田美月喜
そうです。アイヌの人たちは文字を持たない民族なので、ユーカは口承文学なんです。それを文字として残そうと、そしてアイヌの人たちのことを広く伝えようという想いから知里さんが執筆されたそうです。
そのとき、ローマ字なら表記できるかもしれないと思い、膨大な量にも関わらず、実際にそれを行動に移されたのは、すごい力だなと思います。

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‐もうひとつ。劇中、吉田さんが演奏する「ムックリ(=“口琴”と呼ばれる楽器の一種)」がとてもかっこいいのですが、この楽器の演奏のコツは?実はかなり難しいのでは?とも感じましたが。

吉田美月喜
ありがとうございます。そうなんです、けっこう難しい楽器なんです。
撮影前、新大久保にあるアイヌ料理のお店に通って、そこでムックリを教えてもらいました。ムックリは竹の棒を紐で引っ張って、弁を揺らすだけの楽器なんですが、ほんとうに自由度が高い楽器で、口の開け方、息の吸い方・吐き方、喉奥の開き方、舌の動かし方で、音を変えていきます。
アイヌの人々は、動物の鳴き声とか、風の音、川の音など、自然の音を表現するために使っていたそうです。

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ムックリを演奏するテル(演:吉田美月喜) ©シネボイス

‐やろうと思えば、人間の言葉っぽくも鳴らせるとか?

吉田美月喜
できます。「アイヌ アイヌ アイヌ」と言いながら鳴らすと、私が好きな音になって、これは確か劇中でも使われていたかもしれません。

‐調べたら、ムックリのような口琴と呼ばれる楽器は、形は違えど世界のあちこちにあって、ロック音楽にも取り入れられたり、ボコーダー(人間の声を機械音声等に再合成する楽器・シンセサイザー。テクノなどによく使われる)の音にそっくりだという話を見つけました。

吉田美月喜
そうなんですね。ムックリは自分の口の動きで音を自由に変化させられますから、(ボコーダー)と似ている点があるのかもしれません。

‐改めて、ムックリも現代のロックやポップス、それこそテクノやハウスミュージックなんかに取り入れたら面白そうだなって感じました。ちなみに、「ど根性ガエル」という1970年代に放送されたアニメ作品のオープニング曲のイントロの音は、ムックリの音だそうです。

吉田美月喜
そうなんですか!?今度見てみます!

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■冬のシーンは予定になかったけど・・・

‐大正時代を舞台としたこの作品ですが、撮影全体を通して印象に残っていることはありますか?

吉田美月喜
まず、北海道の料理がとても美味しかったことです(笑)近所のスーパーで買い出しもしたのですが、、じゃがいもがなんでこんなに美味しんだろう?って思うぐらい美味しかったり。そして、空気がとても綺麗でした。
衣裳は当時の袴ですし、アイヌ民族が生活しているセットの中に入っていくと、役に入りやすかったなというのは強く印象に残っています。
そして、元々は夏のシーンの撮影だけの予定で、いったん撮影は終わりましたが、その後、急遽冬のシーンも追加で撮ることになったんです。
夏のシーンは2022年の夏に撮って、追加となった冬のシーンは2023年の1月。数ヶ月ぶりの撮影で「テルに戻れるか?」と不安を覚えました。特に夏の撮影は1ヶ月間北海道に行きっぱなしだったのもありましたし。
でも、再度北海道に行って、着物を着て、カメラの前に立つと、スッとテルに戻れました。それが自分でも驚きでした。

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北里テル(演:吉田美月喜) ©シネボイス

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‐望月歩さん(一三四/ひさし 役)、島田歌穂さん(テルの伯母イヌイェマツ 役)との共演はいかがでしたか?

吉田美月喜
この作品の現場は、ほんとうに話しやすい方ばかりでした。望月さんとは初めましてでしたが、最初からとても気さくに話しかけてくれて、本人は人見知りだとおっしゃっていましたが、ぜんぜんそんなことを感じませんでした(笑)本読みの段階で、この作品のお芝居の取り組みについて、お互いが考えていることを知ることができましたし、それは本番の撮影で大いに活かされたなと感じています。

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北里テル(演:吉田美月喜)、アイヌの青年一三四(演:望月歩) ©シネボイス

吉田美月喜
島田さんは、ミュージカルでも大きな実績がある方なので、最初は緊張していたんですけれど、お会いしたらとてもフレンドリーな方で、劇中の2人の関係のように温かく見守ってくださいました。。
島田さんがユーカラを歌うシーンに私も一緒にいることが多いんですが、間近で聴いていると、島田さんの温かさとユーカラの物語性を感じられてすごいなと感じました。それは、島田さん自身がとても愛情深い方で、だからこそ歌の世界でも輝かれているんだなとも思いました。最近も、島田さんのコンサートに行かせていただきました。

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叔母イヌイェマツ(演:島田歌穂)、アイヌ語研究第一人者の兼田教授(演:加藤雅也)、北里テル(演:吉田美月喜) ©シネボイス

‐島田さんは『カムイのうた』のエンディングも歌われていますね。

吉田美月喜
そうなんです。私、そのことを知らなくて、試写の時にエンドロールで流れたのを聴いて初めて知って驚きました。旦那さんの島健さんと一緒に作られたそうで、私がコンサートに伺ったときも、島さんが弾くピアノに合わせて島田さんが歌われていました。

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■注目してほしい冒頭の朗読シーン

‐今、試写のお話が出ましたが、冒頭の吉田さんの朗読シーンを完成した作品をご覧になっていかがでしたか?

吉田美月喜
冒頭の朗読は、知里幸惠さんが執筆された「アイヌ神謡集」の序文の朗読なんですが、知里さんがどんな気持ちでこの序文を書かれたのかとか、いろいろ考えて、何回も練習を重ねた上で録音に臨みました。
朗読シーンで映し出される壮大な北海道の大自然の映像は、このシーンのために撮影されたそうなんですが、この映像に埋もれてしまわない朗読になるように。監督からも「もっと良くなると思う」と励まされて、リハーサルを挟んで、2回目の録音でOKとなりました。

‐この序文の内容は現代にも通じるメッセージになっていますね。そして、映画全体について、完成した映像をご覧になっていかがでしたか?

吉田美月喜
演じているときは、どうしてもテルの主観になっていますが、完成した作品を通して客観的に観てみると、アイヌの人々の文化を壊してきた和人がいたという歴史的事実に改めて恐ろしさを感じました。

‐最後に、これから『カムイのうた』をご覧になる方へのメッセージをお願いします。

吉田美月喜
アニメ作品の影響もあり、今改めてアイヌ文化に注目が集まっているので、友達と話していても「アイヌのことはわかるよ」って言ってくれます。アイヌの文化は、ほんとうに美しくて素晴らしくて、モノのひとつひとつに神が宿っているという考え方は、私たちも学んでいかなくてはならないと思います。でも、それだけじゃなくて、歴史的背景として差別があったという事実もあります。そういうことを伝える作品に私が参加できたことは、嬉しさと同時に責任感も感じますが、この映画を通して、こういうことがあったんだよということを知っていただけたら嬉しいです。

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吉田美月喜 プロフィール
東京都出身。20歳。
2017年にスカウトされ、芸能界デビュー。
その後、日本テレビ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」、TBS日曜劇場「ドラゴン桜」、Netflix オリジナルドラマ「今際の国のアリス」などの話題作に出演。
2023年には、日本テレビ「沼る。港区女子高生」、フジテレビ「クライム・ファミリー」にてメイン出演をし、映画「あつい胸さわぎ」、舞台「モグラが三千あつまって」では主演を務め、注目を集めた。
今年は舞台「デカローグ」デカローグ7「ある告白に関する物語」にて主演・マイカを演じることが決定している。

■撮り下ろしフォトギャラリー

[インタビュー・写真:三平准太郎]


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映画『カムイのうた』

《INTRODUCTION》
本作は、全てに神が宿ると信じ、北海道の厳しくも豊かな自然と共存して生きてきたアイヌ民族の実話に基づいた物語です。北海道の先住民として独自の文化を築いてきたアイヌ民族は、やがて和人(大和民族)によって差別と迫害の日々を余儀なくされます。生活の糧であった狩猟・サケ漁が禁止され、住んでいた土地を奪われ、アイヌ語が禁止され、土人と呼ばれ差別されるのです。同じ民族ではないという理由だけで――。
文字を持たないアイヌ民族は、自らの文化を口伝えで伝承するという独特の文化を持っています。それがユーカと呼ばれる叙事詩。このユーカを日本語に翻訳し「アイヌ神謡集」として後世に残した実在の人物・知里幸惠をモデルに彼女の壮絶な生涯を描いた作品が誕生しました。

主人公北里テルを演じるのは、世界で大ヒットしたNetfilix オリジナルドラマ『今際の国のアリス』やTBS『ドラゴン桜』、NTV『ネメシス』といった人気ドラマに出演、映画『あつい胸さわぎ』では主演を務め、若手実力派俳優として注目度急上昇中の吉田美月喜。
テルに思いを寄せるアイヌの青年一三四(ひさし)を2015年公開の映画『ソロモンの偽証』での怪演で一躍注目され演技派として活躍している望月歩が演じています。
そしてテルの叔母イヌイェマツを演じるのは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』で世界的に脚光を浴びた島田歌穂。本作の主題歌も担当しています。
更にテルに自分の言葉でアイヌの文化を後世に残すことを勧めたアイヌ語研究第一人者の兼田教授を加藤雅也が、その妻を清水美砂といったベテラン俳優たちが演じ、本作に重厚感を与えています。
そして本作のメガホンをとった菅原浩志監督は「アイヌ神謡集」の序文をダイナミックな映像で表現。四季折々の北海道の雄大な自然美をスクリーンに投影させ、自然と共存したアイヌの歴史を描き、「天真爛漫な稚児のように」を失いつつある現代の自然と文化に警鐘を鳴らしています。北海道という広大な大地が織り成す豊かな自然は、その恵みのもと全ての人類が共生するという自由の象徴として捉えることができるでしょう。

《STORY》アイヌの心には、カムイ(神)が宿る――
学業優秀なテルは女学校への進学を希望し、優秀な成績を残すのだが、アイヌというだけで結果は不合格。その後、大正6年(1917年)、アイヌとして初めて女子職業学校に入学したが土人と呼ばれ理不尽な差別といじめを受ける。
ある日、東京から列車を乗り継ぎアイヌ語研究の第一人者である兼田教授がテルの伯母イヌイェマツを訊ねてやって来る。アイヌの叙事詩であるユーカラを聞きにきたのだ。伯母のユーカに熱心に耳を傾ける教授が言った。「アイヌ民族であることを誇りに思ってください。あなた方は世界に類をみない唯一無二の民族だ」
教授の言葉に強く心を打たれたテルは、やがて教授の強い勧めでユーカを文字で残すことに没頭していく。そしてアイヌ語を日本語に翻訳していく出来栄えの素晴らしさから、教授のいる東京で本格的に頑張ることに。
同じアイヌの青年・一三四と伯母に見送られ東京へと向かうテルだったが、この時、再び北海道の地を踏むことが叶わない運命であることを知る由もなかった…。

出演:吉田美月喜、望月歩、島田歌穂、清水美砂、加藤雅也
監督・脚本 菅原浩志 プロデューサー:作間清子 主題歌:島田歌穂
製作:シネボイス
製作賛助:写真文化首都「写真の町」北海道東川町
配給:トリプルアップ
©シネボイス
公式サイト:kamuinouta.jp

予告編

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2024年1月26日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷他、全国順次公開

カムイのうた

主題歌「カムイのうた」MV

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歌:島田歌穂
作詞:菅原浩志(『カムイのうた』監督)
作曲:島健(ピアニスト、音楽プロデューサー ※島田歌穂の夫)

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  • コメント ( 2 )

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  1. hana

    知里幸恵さんの『銀の滴』はお金持ちのアイヌが貧乏なアイヌを虐める詩です。にも関わらず虐めをしたのは和人に歪曲されています。
    知人の祖母は知里幸恵と同級生であり、生前、幸恵さんは皆の憧れの的だったと何度も聞かされたと言っています。
    公金を使って何故、先祖を貶めるような映画を作るのか理解に苦しみます。
    このような捏造が軽蔑へとかわるのです。
    アイヌ関連に補助金が出るからと言って祖父母の名誉を傷つけられることに怒りを感じます。
    作られた差別を煽るのをもう止めてください!

  2. masato

    この映画は一方向の主張を基にした史実と違う内容です。
    現在、普通に生きるアイヌ系の人々が以前はアイヌの血筋を躊躇いもなく話すことが出来たが、今は出来なくなりました。それは捏造された歴史観で異常なアイヌ賛美、また開拓者等への異常な冒涜に対する行為が普通に生きるアイヌ自体が穢されれてるからです
    それがアイヌに対する軽蔑に変わって来ているからです。
    共生社会の実現と云いますが分断社会を作ってるのがこの映画でもあり、東川町の様なアイヌ利用した様々な取り組みです。
    先ずは多面的に北海道の歴史を調べてください。
    台詞ある「アイヌというだけで教育受けることも許されんのですか」は真っ赤な噓です。
    知里幸恵さんの二人の弟である真志保氏は東京大学を出て北大教授に、高央氏は小樽商大を出て教師になっています。
    ところで、この映画で日本国民に自虐史観と贖罪意識を植え付ける目的は何でしょう?
    追伸
    海外の、とりわけ白人国家で映画祭で受賞するのは当然です。
    植民地支配で栄華を誇っていた国々は日本もアイヌを侵略したという史実は捏造であっても都合が良く、歓迎するものです。

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