クロちゃん、アイマスク状態で何も知らされないまま某所で10分間放置プレイの結末は・・・

2023.02.24

2023年2月24日、某所にて、DMM TVオリジナルバラエティ『大脱出』配信開始記念イベントが行われ、アイマスクをしたまま連れてこられたクロちゃん（安田大サーカス）が、自分がどこになんのために連れてこられたのか一切知らされないまま約10分間放置プレイ状態となった。
ようやく種明かしをされたクロちゃんは・・・。

イベントレポート

■動画レポート

■フォトレポート

『大脱出』は、TBS『水曜日のダウンタウン』の総合演出として注目を集め、ギャラクシー賞やTVer年間大賞など数々の賞を受賞してきた藤井健太郎がTBS以外で初めて制作するバラエティ番組。何も知らされていない芸人たちが挑む脱出劇とは……。

ラジオ収録後、アイマスクとヘッドフォンを装着された状態で車に乗せられたというクロちゃん。その後、何もわからないまま、SHIBUYA１０９のイベント会場にやってくるとヘッドフォンだけを外したままの状態で、会場内に20分近く一人で放置された。

状況が全くつかめないクロちゃんは、多くの人々が行きかう渋谷の街中で「なんなのこれ、意図が分からない」「どこなの？寒いけど外？」と終始怯えながら愚痴をこぼしまくる。

クロちゃん

放置から約20分が経過したなか、アイマスクを取ることを許可されたクロちゃんは、周囲を見渡し「あー渋谷か！」と驚き顔。そして司会者から「DMM TV」オリジナル『大脱出』のPRイベントに参加している状態であることが告げられると「来たんじゃなくて連れてこられたんだからね。そういうイベントならきちんとした格好の方がいいんじゃないの。俺、普通にジャージだからね」と恥ずかしそうな表情を見せた。

番組では特殊な場所に捕らえられた芸人たちが、脱出を目指して奮闘する姿が映し出されるが、会場に置かれたパネルが、土の中に身体が埋められ頭だけが出ているクロちゃんが写った作品キービジュアルであることに気づくと「今までいろいろなきつい仕事をしてきましたけれど、ガチで一番きつかった」と苦々しい顔を浮かべた。

内容について問われたクロちゃんは「目隠しとヘッドフォンをされて土の中に埋められたんです。土の中だから体を動かせるかと思うかもしれないけれど、本当に全然動かないんです。しかも11月でめちゃくちゃ寒い。土って体温が奪われていくんですよ」と口をとがらせると「手と足が壊死しないように、ずっとギュギュって一生懸命動かしていました。いままで“死ぬか”“やるか”って選択肢でやってきましたけれど、こんなに“死ぬ”に近い選択肢しかない仕事はなかった。テレビでは絶対できないことをやっています」と最後は胸を張っていた。

過酷な脱出劇。いったいどのように脱出したのか、はたまた脱出できなかったのか――。クロちゃんは「土のなかに何十時間もいたんです。自分一人で何とかしなければいけないと知力を振り絞りました。そんななか目の前にスピーカーがあったので“OK Google”って声を掛けたら光がついたので、それを頼りに脱出を目指しました」と撮影を回顧。

さらにクロちゃんは「これまで肋骨にヒビが入ったままバンジージャンプをしたり、世界一臭いものを食べたり、人が結構死んでいるというアフリカのザンビアで急流下りをしたり……いろいろなことをしてきましたが、今回の『大脱出』は、精神的、肉体的のどちらもピークになるぐらいきつかった。これまでNGなしだったけれど、土の中だけはこれからNGにしたい。本当にお蔵入り寸前だったんだから」と恨み節。

本番組は、TBS『水曜日のダウンタウン』の総合演出として注目を集めている藤井健太郎が企画・演出を務める。クロちゃんにとっては切っても切り離せない人物だが「よく人から『水曜日のダウンタウン』に出て人気者になったねと言われるのですが、藤井さんにはめちゃくちゃなことやらされて腹が立っているんです」とぶっちゃけるが「でも藤井さんのおかげで、10年ぶりにリチという彼女と付き合うことができて、初めて藤井さんに『ありがとう』と言ったんです」と感謝の気持ちもあるという。

それでも「リチと付き合い始めて1週間後に土に埋められたんです。幸せになったら反比例して過酷なことをやらされるんだなと思うと……」と悩ましい顔を浮かべるクロちゃん。脱出中も「リチという素敵な彼女ができたので、何とかしないという気持ちがある一方で、彼女を作ってもらえたので、片足ぐらい差し上げないといけないのかな、なんて思いもあって。もうマインドコントロールされていますよね」と、やっぱり藤井とは切っても切り離せない存在のようだった。

つらいけれど病みつきになるような魅力がある藤井演出。クロちゃんは「いままで経験したことがないような危機的な状況。こんなことあったら面白いなと思っても、絶対無理だなと諦めてしまうようなことを『DMM TV』で藤井健太郎がやっています。本当にみんなギリギリで戦っているので、どうやって脱出できたのか、はたまたできなかったのか――皆さんの目で見届けてください」とアピールしていた。