【少女歌劇団ミモザーヌ インタビュー】夏公演「Traveling Summer」は私たちと一緒に世界旅行を楽しめます!
11歳~20歳の少女たちで構成される少女歌劇団ミモザーヌ。『和』の文化を背負い、“世界でも活躍できる”新しい形のライブ・エンタテインメントを届ける彼女たちの2022年夏公演「Traveling Summer」の見どころについて、ともだりのあ、ちばひなの、いまもりまなかの3人に話しを聞いた。
少女歌劇団ミモザーヌは、令和元年5月1日に始動。11歳から20歳までの少女たちで構成され、2022年春には4期生新メンバー5名が加わった。メンバーは20歳を迎えたところで少女歌劇団から退団する事が約束されている。
スタッフには世界的なダンスカンパニー「コンドルズ」の古賀剛を始め、エンターテインメントの第一線を支える面々が名を連ね、クリエイティブの面ではウォルトディズニーやUSJなどで活躍実績のクリエイターを収集。
彼女たちのステージは、ライブパート、ストーリーを持ったミュージカルパート、吉本興業のお笑い芸人をゲストに迎えたゲームパートなど、複数のパートで構成される。
ともだりのあ×ちばひなの×いまもりまなか インタビュー&撮り下ろしフォト
■自己紹介
-まず最初に自己紹介をご自身のアピールポイントと共にお願いします。
いまもりまなか(一期生 団長 19歳)
一期生のいまもりまなかです。ミモザーヌの団長をしています。私のチャームポイントは目ヂカラです。もともと私は自分の目がそんなに好きじゃなかったんですけど、ミモザーヌに入って広井王子さんに出会って、「まなかの目は特別だよ」と言ってもらったので、それから自分の目が好きになりました。
夏公演に向けて頑張ってますので、たくさんの方に観に来ていただきたいです!
ともだりのあ(二期生 14歳)
二期生のともだりのあです。14歳の中学2年生です。私のチャームポイントはクルクルの天然パーマと表情です。メンバーや王子さんから表情が豊かだと言ってもらえます。私も夏公演に向けて頑張っていますのでよろしくお願いします!
ちばひなの(一期生 15歳)
一期生のちばひなのです。15歳の高校1年生です。私はエクボがある笑顔がチャームポイントで、皆さんにも笑顔になっていただけるような舞台になるように頑張っています!
■冬公演からの成長
-2021年冬公演で、“きくたまこと”さんが卒団されました。その2021年冬公演からの今日までの団全体の成長として感じているところは?
いまもりまなか
2021年までは、まこちゃんがいて、最年長で私たちを引っ張っていてくれたんですけど、そういう存在の方が卒団して、今度は私が最年長で団長という立場になりました。もちろん自分自身の成長もあったんですけど、団全体については、メンバー同士がパフォーマンスについてより深く話し合えるようになったことが成長した点だと思っています。
今も夏公演に向けてレッスン中なんですけど、ひとつひとつの楽曲について、テーマや大切にしたいことを全員で話し合うようにしていて、それはまこちゃんもやっていたことを引き継ぎながら、そしてさらに改善しながら実行しています。
ともだりのあ
まこちゃんが卒団してから、まなかちゃんが団長として頑張ってくれていて、よりみんなのことを見てくれるようになったのを感じてますし、逆に私たちもまなかちゃんを支えるようにしています。
ちばひなの
2人が言ったように、まこちゃんが卒団してから、みんなひとりひとりがしっかりしようという気持ちが強くなって、舞台に対する想いもしっかり考えるようになってきたと感じています。
そして、四期生が入ってきて、教えるという機会も増えた中で、教えることの大切さや意味を強く感じるようになりました。
-いまもりさんが団長として取り組まれていることは?
いまもりまなか
まこちゃんが団長としていた時、全体を大きく見てくれていたので、私も自分のことだけじゃなくて、もっと視野を拡げて全体を見るように意識をしています。
でもやっぱり一人ではどうしようもないこともあるので、副団長のたかはしまお、もうりさくらの2人と他のメンバーにも助けられながらチームがより良くなれるように頑張っています。
■2022年夏公演「Traveling Summer」の見どころ
-2022年夏公演「Traveling Summer」の見どころを教えてください。
ちばひなの
このご時世海外旅行することは難しいと思うので、私たちとお客さんとで一緒に世界旅行するのがテーマになっています。このテーマどおり、いろんな国やいろんな国の楽曲や衣裳があるので、そこを楽しんでいただきたいと思います。
-2021年冬公演を拝見しましたが、その時は、ミュージカルパートやライブパートなどバラエティ豊かな構成がとても楽しめましたが、それは今回も同じでしょうか?
ちばひなの
はい。今回はさらに楽曲ごとのストーリー性も繋がっていて、そういう点でも楽しめると思います。
-夏公演に向けての取り組み、稽古状況はいかがですか?
ともだりのあ
昨日まで10日間の合宿をしていて、朝から夜までみんなでレッスンしていたんですけど、衣裳合わせや、一度ぜんぶ流れを見てみたり、どんどん仕上がってきていて、見通しもつき始めてきています。これからはもっと細かい部分まで仕上げていくことになります。
四期生にとっては初めての公演なので、うまくいかなくて焦る部分もあったりしますが、先輩たちがリードして前に進めていってます。
-個人的な取り組みとしてはいかがですか?
いまもりまなか
前からの私の課題なんですが、今回の夏公演でもソロパートをいただくことが多い中、高音がもっと伸びやかに出せるように日々自主練していて、全体の通しでボイスの先生から「歌えてはいるけど、もうちょっと1番と2番の感情の差を見せられるようになった方がいい」というアドバイスをいただいたので、それができるように頑張っています。
ともだりのあ
私は低音が課題で、低音をしっかり強く出せるように頑張っています。最近までは、歌とダンスを別々に練習していることが多くて、いざ一緒にやってみると思い通りにいかなかったりとか、息切れしてしまったりとかしまうことがあり、もっと改善していこうと思っています。
ちばひなの
楽曲の歌詞の意味をしっかり理解して、その上で歌う取り組みをしています。ダンスだと強弱はつけやすいんですけど、歌で感情を表現するのはなかなか難しいところがあって、そこを今頑張っています。
■新しく入団した四期生
-四期生はいつから参加してますか?
いまもりまなか
3月の沖縄合宿からです。
-皆さんは先輩として、四期生に対してどう接しされてますか?
ちばひなの
とにかく四期生は可愛くて、でも甘やかすだけじゃなくて、ここは遊びの場ではないってことは、知ってもらいたいので、ダメなことはダメってちゃんと言うことを忘れないようにしています。
そして、四期生に対しては一期生がマンツーマンでレッスンする機会が多いのですが、私も一期生として教える時に、改めて言葉にして伝えることによって、自分自身でも再確認できることも増えたので、そういう意味では良かったなと思います。
ともだりのあ
私も二期生として四期生に教える立場になって、先輩になったという自覚は持つようになりました。そして、一期生が四期生にマンツーマンで教えているのを横から見ていて、自分自身が忘れていることの振り返りになることがあります。
いまもりまなか
今回の夏公演は、四期生が参加する楽曲もありますが、彼女たちにとっては初めての公演なので、練習の過程でなかなか振りが固まらない状況もある中、私は全体を見るようにして、揃ってないところや歌い方など、細かいアドバイスを丁寧にするように心がけています。
-3月から今日まで四期生の成長を感じるところはありますか?もちろんまだまだなところはあると思いますが。
ちばひなの
沖縄合宿で初めて会ってから、昨日までの夏合宿を比べてみたら、ずいぶん変わってきたと感じます。沖縄合宿の時はまだ遊び感覚が残っていたのが、今では、舞台というものを意識しているのを感じます。まだ小学6年生の子がほとんどなので、これからの成長もとても楽しみです。
■「少女歌劇団ミモザーヌ」の魅力と目標
-みなさんが「少女歌劇団ミモザーヌ」に入団されたきっかけは?
いまもりまなか
私は小学3年生から地元のダンススクールに通っていて、中学生になる頃からダンス&ボーカルグループを組んでました。それが解散することになった中3の時に、母が少女歌劇団プロジェクトのオーディション情報を見つけてくれて、受けずに後悔するよりは受けて後悔しようという想いで応募して合格いただきました。
ともだりのあ
私は家族皆がミュージカルとお笑いがとても大好きなのもあって、私自身将来ミュージカル系のお仕事ができたらいいなと思っていた時に、あるお笑い番組を観た時に、少女歌劇団募集の宣伝をしていて、そのポスターを見ると練習風景の写真に写っているメンバーがとても可愛くて、楽しそうで、私も入りたいなと思って応募しました。
-お笑いが好きということは、吉本さんはぴったりですよね。ミモザーヌの公演は、お笑い要素もありますし、それこそ吉本所属のお笑い芸人さんがゲストで出演してくれますし。
ともだりのあ
そうなんです!
ちばひなの
幼稚園の頃から地元のダンススクールに通っていました。そして舞台を見ることが大好きで、私もやってみたいなと思うようになっていきました。
そういう中、ダンススクールの先生から「少女歌劇団プロジェクト」のことを教えていただき、ぜひやってみたい!と思って応募しました。
-「少女歌劇団ミモザーヌ」の魅力をご紹介ください。
ちばひなの
メンバーの個性が豊かで、ひとりひとりはぜんぜん違うんですけど、いざ演目を行う時、ひとつにまとまるところがまず大きな魅力です。そして、もうひとつ私が思うのは、観てくれているお客さんも感じていただけると思いますが、ミモザーヌの成長を私たちとお客さんと一緒に感じられるというところです。
-りのあさんは、以前のインタビューでは「私たちの“楽しい!”という気持ちをより多くのお客様に伝えられるところがミモザーヌの魅力です」とおっしゃってましたが、もしほかになにかあればお願いします。
ともだりのあ
はい。ミモザーヌはいろんなことに挑戦していて、たとえば毎公演、昔の楽曲カバーにも挑戦していて、世代が上上の世代の方でも「懐かしい曲!」と楽しんでいただけるし、フレッシュな曲もあって、広い世代の方に楽しんでいただけるのが魅力です。
いまもりまなか
2人が話してくれたことに加えて、最近だと、日舞やフラメンコなど、普通だったら体験する機会が少ないようなジャンルのレッスンもミモザーヌではやらせていただいているので、そこがまず観てくださる方にとっても魅力だなと思っています。
公演は、たくさんの楽曲をライブとして歌うことはもちろん、それだけじゃなくて、ストーリー性のある構成になっていて、動物シリーズも含めて、バラエティ溢れるジャンルのものをお届けできるところが魅力です。
-「少女歌劇団ミモザーヌ」は今後どうなっていきたい!と思っていますか?
いまもりまなか
将来的には「少女歌劇団ミモザーヌ」が世界進出できるようになりたいと思っています。今でも外国語の曲に挑戦しているので、世界の人に知ってもらえたら嬉しいなと思っています。
ともだりのあ
もっといろんなことに挑戦していきたいなと思っていて、最近、FM大阪さんで「よふかしミモザーヌ」というラジオ番組が始まったんですけど、今後はテレビ番組にも出演してもっと多くの方に知っていただけたらなというのが今の目標です。
-今お話に出た「よふかしミモザーヌ」という番組について少しご紹介ください。
ともだりのあ
毎週木曜25時30分からの25分番組で、エンタメの歴史を学んだり、広井王子さんが書かれたラジオドラマを披露したりしています。声だけで演技することの難しさも感じています。ミモザーヌの舞台でもお芝居しますが、それは表情や身体の動きもあっての演技ですから。
ちばひなの
ヒップホップ、ジャズだけじゃなくて、日舞やフラメンコなど、いろんなジャンルのダンスをやっていますので、私たちの舞台を通して、ふだんなかなか見ることのできないものを皆さんに届けれる団になっていきたいと思います。
■友だちの反応
-「少女歌劇団ミモザーヌ」での活動について、お友だちからはどういう反応がありますか?
いまもりまなか
私は最近、「ビリギャル」の表紙(「カドブン夏フェア2022」にて販売される文庫本 『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版]』に期間限定で巻かれる表紙と同じサイズの帯)を飾らせていただいたんですけど、それをミモザーヌの公式SNSで告知したら、たくさんの友だちが「買ったよ」って写真を送ってくれました。今回の夏公演も何人か来てくれて、友だちも家族もすごく応援してくれています。
ともだりのあ
家族が応援してくれているのはもちろん、学校の友だちで、ミモザーヌの団歌の「ミモザのように」を教室で歌ってくれた子がいて、「覚えてくれてるやん!」ってすごい嬉しい気持ちになりました。
ちばひなの
家族や友だちからミモザーヌのこの曲が好き!って言ってくれたり、一緒にダンススクールに通っていた友だちのひとりは、YouTubeにあがっている動画を観てダンスを覚えてくれる子もいて、応援してくれているのを感じてありがいなと思います。
■好きなこと
-みなさんの今の好きなことや普段の過ごし方を教えてください。
いまもりまなか
最近は動物の動画を見ることが好きで、中でもハリネズミの動画が特に好きです。
はじめは猫や犬だったんですけど、気づいたらハリネズミに行き着いてて、SNSなどのリールでも全部ハリネズミになっています(笑)
普段レッスンで忙しいんですけど、携帯でその動画を見るのが癒やしの時間になっています。
家ではのんびりするのが好きなので、映画やドラマを観たり、音楽を聴いたりして過ごしています。
ともだりのあ
私は最近美容にハマっていて、毎日パックしたりしています。家でゆっくりできる日は、「ドラえもん」が好きなので、溜まった録画をイッキ見するのが好きです。
ちばひなの
ずっと好きなことなんですけど、空の写真を撮ることと、動物が大好きです。
空の写真は、真っ青な空よりも、夕方なんかのちょっと色に染まった雲がある空が好きです。ふと空を見上げた時にそういう雲があったらすぐに写真を撮っているので、携帯の写真フォルダには空の写真でいっぱいです(笑)
同じくらい動物の写真もいっぱいあるんですが、私はウサギと犬とチンチラを飼っていて、レッスンが忙しくて大変な時も、家に帰ってペット達に会うと、すっごい癒やしになって、辛かったことも全部忘れます。
-では合宿なんかで何日も家に帰れない時は寂しいですよね。
ちばひなの
寂しいです・・・。そういう時は家族に写真を送ってもらったりしています。
■夏公演を楽しみにされている方へメッセージ
-最後に夏公演を楽しみにされている方々へのメッセージをお願いします。
いまもりまなか
2022年夏公演「Traveling Summer」は、私たちと一緒に世界旅行を楽しむということもそうですし、1部はストーリー性のある内容になっていて、2部からはちょっとストーリーからは離れて、レビューショーのように、いろんな楽曲を立て続けに披露していきます。また動物シリーズもあるので、小さなお子さまから、ご年配の方まで広い世代の方に楽しんでいただける公演になっていますので、ぜひともたくさんの方に観に来ていただきたいです!
ともだりのあ
今回は衣裳がすごく多くて、楽曲ごとに衣裳変えするので、楽曲との組み合わせにも注目して楽しんでいただきたいです。
-楽曲ほとんどで衣裳変えするということは、事前に衣裳合わせはもちろん、本番も着替えが大変ですね。
ともだりのあ
そうです。裏ではうわ~っ!ってなってます(笑)
ちばひなの
今回は四期生にとって初めての公演になるので、フレッシュさを感じることができますし、新曲もたくさんある中で、既存曲がレベルアップした姿も観ていただけたらなと思います。
-ちなみに四期生のだけのコーナーはあるんですか?
いまもりまなか
紹介コーナーがありますし、もしかしたら四期生+αの楽曲もあるかも?です(笑)
-そのへんは是非劇場に確かめに来てくださいということですね。
いまもりまなか
そうです。是非よろしくお願いします!
■撮り下ろしフォトギャラリー
[写真・インタビュー:三平准太郎]
■プロフィール
ともだりのあ(Rinoa Tomoda) 二期生 14歳
ニックネーム:りのあ
出身:兵庫県
生年月日:2008年4月14日
血液型:不明
身長:160cm
好きな食べ物:マカロン、みかん
好きな映画:トゥルーマンショー、ナイトミュージアム
好きな本:はなのすきなうし
好きな学科:体育、理科
趣味:映画を見る、お笑いを見る
特技:2歳から習っていたバレエ
ちばひなの(Hinano Chiba) 一期生 15歳
ニックネーム:ちばちゃん
出身:大阪府
生年月日:2006年8月21日
血液型:O型
身長:162cm
好きな食べ物:ドライフルーツ、お味噌汁
好きな映画:バケモノの子
好きな本:死神の精度
好きな学科:体育
趣味:空の写真を撮ること、ダンス
特技:バトントワリング、動物をさわること
~活動歴(受賞歴)~
日本バトン協会 技能ライセンス 4級
第25・26回マーチングバンド・バトントワリング 京都府大会 金賞
関西バトントワリングコンテスト
ソロトワール 入門・初級・中級・上級 金賞
トゥーバトン 入門・初級 金賞
いまもりまなか(Manaka Imamori) 一期生 団長 19歳
ニックネーム:まなっち
出身:京都府
生年月日:2003年7月1日
血液型:B型
身長:162cm
好きな食べ物:いちご、納豆、長芋、チョコレート、チーズ
好きな映画:塔の上のラプンツェル、最強のふたり
好きな本:ビリギャル、桜のような僕の恋人
好きな学科:音楽、体育
趣味:ギター弾き語り、お菓子作り
特技:ゆびぐにょぐにょ
~活動歴(受賞歴)~
2014 写シンデレラダンス部門グランプリ
2015 Diable カタログモデル
2016・2017 NTV 汐留ロコドル甲子園決勝進出
SunRise(ダンス&ヴォーカルユニット)
TORACO KIDSダンサー
うめだ阪急15代目シュガプリモデル
舞台「はっぴ ーえんど」ヒロイン
少女歌劇団ミモザーヌ 2022年夏公演「Traveling Summer」
大阪公演 2022年8月18日(木)
会場:東大阪市文化創造館
①12:30開場/13:30開演/15:30終演
②16:30開場/17:30開演/19:30終演
応援芸人:①ミルクボーイ ②アキナ
東京公演:2022年8月23日(火)
会場:大田区民プラザ
①12:30開場/13:30開演/15:30終演
②16:30開場/17:30開演/19:30終演
応援芸人:①横澤夏子 ②オズワルド
少女歌劇団ミモザーヌ公式サイト:https://showjokagekidan.com/
△チケット購入は上記サイトから。
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