岡本真夜、これまで園歌がなかった「つくし保育園」に書き下ろし曲を贈り、子どもたちが歌うお披露目会開催
5月9日、「つくし保育園(岡山市)」の園児たちによる、シンガーソングライター・岡本真夜が同園に書き下ろした園歌『あした、天気になぁれ』のお披露目会が行われた。
お披露目会は、2022年5月9日(月)GW明けの朝に、「つくし保育園」の万倍園(岡山市南区)で開催。3歳から5歳まで3クラス(つき組・ほし組・ひかり組)の22名が参加して行われた。
5月9日、午前10時すぎに、万倍園の広場には1台のピアノが置かれ、由紀先生の伴奏が始まると集まってきた園児たちの元気にダンスしながら歌うその姿は、小さな天使のよう。歌詞の“手をつなごう”では手をつなぎ、“歩いてこっ”ではその場で歩く振りをして。一番小さい3歳の子どもたちは、途中ついていけなくなってもサビ部分“グー・チョキ・パパパパこんにちはっ”になると大きな声をだして、また歌い出していた。
そして最後は、全員で「岡本さんすてきな歌をありがとう!」と、岡本真夜に届くようにと、みんなで大きな声でお礼を言って終了した。
岡本真夜作詞作曲による園歌が贈られる話を聞いた、年長ひかり組の藤原有紀先生(以下、有紀先生)は、「私は、小学校の運動会の時に『TOMORROW』で旗を使って踊りました。そのことを思い出して、とても嬉しくワクワクしていました」と率直に感想を述べながら、「園児たちがこの『あした、天気になぁれ』を聞いたのが4月中旬。最初は、私がピアノを弾いて子どもたちの反応を見てみました」とのこと。
『あした、天気になぁれ』を聞いた園児たちの最初の反応は、パチパチと手を叩きながら音楽に乗るように身体を揺らすことだった。
歌詞を覚えて歌う段階では、園児たちが自ら振り付けを始めたという。有紀先生は「今まで歌ってきた曲は、大人が作った振り付けで踊ってきましたが、今回の『あした、天気になぁれ』の場合は、まったく聞いたことがない知らない曲でしたから、園児たちがこの曲を聞いて好き勝手に振り付けをして、私たち先生側が教えてもらうという新感覚を体験できました。園児たちが一番楽しく思っているのは、“今日もみんなでジャンケンポンっ”のところらしく、実際に隣の子とジャンケンしています。また“鼻歌を歌って”のところは、鼻が花に思えたのか、パっと花が咲く振り付けを考えたり、つくし保育園らしい個性的な一面もできました」。
子どもたちに話を聞いたところ「楽しくなってくる~」「覚えやすい歌だった」「グー・チョキ・パパパパってところが大好き!」など。
なかには「歌詞カードがあったけどもう覚えたから、どこかへいっちゃった」という園児も。子どもたちそれぞれの心の中に園歌『あした、天気になぁれ』はしっかり刻まれているよう。ちょっぴり涙こぼれたって、あした、天気になぁれ!小さな子どもたちの応援ソングは、笑顔になれる時間をつくった。
岡本真夜と岡山県は次の縁がある。
岡本真夜は、同県出身の竹久夢二を描いた映画「夢二~愛のとばしり(2016年公開)」のメインテーマ曲(ピアニストとして活動するmayo名義による楽曲「always love you」)を担当し、倉敷のアイビースクエアといった県内のランドマークで歌を歌うことも経験。自身のコンサートで何度も訪れている場所。
昨年は、おかやま国際音楽祭2021(9月25日~10月31日開催)にて、三要電熱工業スペシャル「岡本真夜 Anniversary NIGHT」にて、秋の夜長に来場されたゲストの心を温かく包み込んだ。
『あした、天気になぁれ』
作詞・作曲:岡本真夜グー・チョキ・パパパパ
こんにちはっ
今日もみんなでジャンケンポンっ
ちょっぴり涙こぼれたって
あした、天気になぁれ!手をつなごう 歩いてこっ
いぬさんも おはようさんっ
シャラリラ パラリラ
鼻歌を歌って水たまり ジャンプして
見上げたら 空ハレルヤ
毎日 青空だったらいいな〜くつをぬいだら 手をあらおう
むしむしバイキン さようならグー・チョキ・パパパパ
こんにちはっ
今日もみんなでジャンケンポンっ
今日のおにさんは誰かな?
みんな げんきに走れ!ごめんなさい ありがとう
仲直り ぎゅーってしよう
きのうより 仲良しに
なれてよかったいーっぱいたべよう
おおきくなるんだ
つくしの ようにね伸びてゆけぴーちくパタパタ 小鳥さん
今日のおやつはなんですか?
どんぐりコロコロまたあした
あしたも会えるかな?グー・チョキ・パパパパ
こんにちはっ
今日もみんなでジャンケンポンっ
ちょっぴり涙こぼれたって
あした、天気になぁれ!つくし げんきになぁれっ!
<岡本真夜プロフィール>
「1995年にデビュー曲「TOMORROW」で、200万枚のセールスを記録。
3rdシングル「Alone」は初のバラードとして ロングセラーとなる。
以降、「そのままの君でいて」、「サヨナラ」、「宝物」、「ハピハピ バースディ」など
CMソング・アニメ・ドラマ・映画の主題歌など次々にヒット曲を輩出。
一方で、岩崎宏美、沢田知可子、広末涼子、平原綾香などへの楽曲提供も多数手掛けており、コンポーザーとしても活躍。
2012年 3月、自身のデビュー曲「TOMORROW」を再録音し、東日本大震災で傷ついた
人々の復興のためにとALBUM 「Tomorrow」を発表。
2018年、アルバム「Happy Days」を発売。
2019年、初のEP盤「笑顔のおまじない」を発売。
2020年3月、12年ぶりのシングル「旅人よ」(歴史シミュレーションゲーム「三國志14」エンディングテーマ曲 (発売元:コーエーテクモゲームス)」を発売。
2020年5月、25周年を記念した「岡本真夜25th Anniversary BEST ALBUM〜Thnaks a million〜」を発売。(初回限定盤は6月10日発売)
2021年7月、コロナ禍で諸制限がありながら約1年遅れで有観客ライブ「岡本真夜25th “+1” Anniversary Concert 2021 〜Thnaks a million〜」を東京・大手町三井ホールにて開催。
2022年3月2日、Blu-ray・DVDにライブ音源を付けた「岡本真夜25th “+1” Anniversary Concert 2021 〜Thnaks a million〜」が発売。
また 2016年3月 ピアニスト“mayo”としてピアノインストアルバム「always love you」でデビューを
果たし今までに2枚のアルバムを発売。
現在もシンガーソングライター“岡本真夜”、ピアニスト“mayo”として活動を続けている。
2020年5月10日、“岡本真夜”デビュー25周年、
2021年3月2日には“mayo”デビュー5周年を迎えた。
公式HP:https://dreamusic.co.jp/artist/mayo-okamoto/
<つくし保育園とは>
2018年5月に開園した「つくし保育園」。待機児童解消のことも考えスタートした企業主導型保育園だ。最初は、岡山市北区に「今園」を、約1年後に同市南区の「万倍園」が開かれて、0歳から5歳までの約40名が通っている。
保育方針は「未来のキミを育てる」。遊びで「生きるために大切なこと」を 学ぶことを大切にしている。目の前にある「なぜ?」という気づきから「どうして?」という疑問につながり、考える力が備わることを目標に、保育士とともに成長できる保育園だ。大人になった時に柔軟なコミュニケーションができる人、自分の考えをどう伝えられるか相手の気持ちをどう受け入れられるか、相手のことを否定せずに理解する力を育てることをテーマとしている。
公式HP:https://tsukushihoikuen.net/
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。