【インタビュー】人のためにプロデュースもやってみたい！志田友美が自身の写真集制作を通して思ったこと

2021.05.06

人気アイドルグループ、「夢みるアドレセンス」元メンバーで、抜群の美ボディスタイルで魅せる、ファッションモデル・女優の志田友美の写真集『志田友美写真集 RESTART』が5月12日発売。小６ぶりにショートヘアにし、“心機一転”とした写真集に込めた思いについて伺った。

本写真集は、男性ファンはもちろん、女性ファンからも美しいと言われる、鍛え上げた美尻はもちろん、魅せる美脚、驚異の股下と、ランジェリー姿や水着姿が満載で大人美ボディを惜しげもなく披露している。
また、「幼少期」「岩手」「夢アド、アイドル」「モデル」「ライフスタイル」「筋トレ」「性格」「食事」「ファッション」「笑顔」の10テーマのエッセイも掲載、等身大の志田を知ることができる。

志田友美インタビュー

■心機一転！小6ぶりにショートヘア

－タイトルにある“RESTART”に込めた思いをお聞かせください。

志田友美
3つの意味があります。7年ぶりの写真集ということ。１年半前にアイドルを卒業して、ソロの志田友美として第二の活動を始めていること。そして、写真集のために、ロングからショートに13年ぶりに髪の毛を切って心機一転したことです。

－13年ぶりということは小学生以来ですよね。髪をショートにされたその思いは？

志田友美
小6ぶりですね。写真集を出すにあたって、ショートにしてみたらという案が出て、確かにファンの人にとっても新鮮かなと思い、決心しました。

－川原大地さんという方にカットしてもらったそうですが、何かこだわりが？

志田友美
大地さんには以前からヘアカットしてもらってたんですが、彼はショートやボブが得意分野と聞いてましたので、ショートにするって決めた時に、真っ先に大地さんにお願いしました。
そしたらすごい気合いを入れて考えてくれて「美容人生の中でいちばんやり甲斐を感じた」とも言っていただけたんです。そんな思いを伺ってすごく嬉しかったです。

■自分の好きなものを詰め込んだセルフプロデュース

－撮影に臨むにあたって、改めて取り組まれたことはありますか？

志田友美
写真集のお話をいただいてから撮影までに１ヶ月しかなかったんですが、その期間でみっちりパーソナルジムに通ってトレーニングしつつ、食生活も変えて身体を絞りました。この写真集のテーマのひとつとして「ヘルシーな写真集」があるので、痩せすぎて不健康にはならないように。

－写真集の内容についてはどのように決めましたか？

志田友美
スタッフさんとの打ち合わせの時から自分のやりたいイメージを決めていて、男性だけでなく女性にも楽しんでもらえることを考えて、衣裳、メイクから、すべてセルフプロデュースです。衣裳はデニムや、身体のラインがわかるものを選んでますし、自分の好きなものを詰め込んでいます。
本の帯の太さ、フォントスタイル、色、全部こだわってますし、写真セレクトも全部私がやりました。納得がいくまで時間かけて選びました。

志田友美

－カメラマンの槇野翔太さんとの撮影はどうでしたか？

志田友美
槇野さんは、すごく優しい方で、ありのままを撮ってくれる感じでした。
あと、シャッターを切る間隔がとても短いので、トータルで2万枚くらい撮ったんですよ。だからその中から選ぶのが大変でした（笑）

－撮影時期が2月頃だということですが、季節的に寒かったですよね？

志田友美
三浦半島や横浜で撮ったんですけど、寒くて、凍えながら撮ってました。でも好きな海での撮影があったので頑張りました。

■いたずらっ子だった少女時代

－初めてエッセイに挑戦され、幼少期から現在の活動などをテーマに書いているそうですが、たとえば幼少期はどんな女の子でしたか？

志田友美
いたずらっ子でした。親の車のマフラーに雪を突っ込んで・・・っていう、いたずら大好きな天真爛漫な女の子でした。

■若い子たちに、岩手県の魅力を伝えたい

－芸能界デビューのきっかけとなった「ピチモオーディション」に申し込んだ経緯は？

志田友美
小５の時、入院をすることがありまして。そして、友だちがお見舞いに来てくれた時に持ってきてくれたのが「ピチレモン」っていう雑誌で、それに応募用紙がついているのを見て、「やってみたい！キラキラしてみたい！」って思って、そのまま病室で写真を撮って応募しました（笑）

－その応募がきっかけで、第16回ピチモオーディショングランプリ受賞されました。東京に出てから、岩手の方言とかで苦労することはありましたか？

志田友美
イントネーションの苦労がありました。ドラマの撮影で、イントネーションを指摘されてもなかなか直らなくて、何回もカットになったり。

－「希望郷いわて文化大使」としてはどんな活動をされてますか？

志田友美
今はなかなか岩手に行けないので、SNSで岩手の良いところを発信しています。また、岩手関連のCMも出演させていただいています。
そういう活動を通して、特に若い世代にもっと岩手の魅力を知ってもらいたいと思って岩手の魅力を発信しています。

－ニコニコ超会議に出展している岩手県の「いわて希望チャンネル」生放送ブースにも出られてましたね。

志田友美
そうです。まさかの達増拓也知事と共演ですよ。岩手県に推してもらうために（笑）

■仮面ライダーシリーズ出演はとても大きな経験

－先日、東映より「仮面ライダー50周年」企画が発表されました。改めて、志田さんにとって仮面ライダーシリーズ出演の経験はどういうものでしたか？

志田友美
16歳で『仮面ライダー鎧武/ガイム』でヒロイン高司舞を演じさせてもらうことになったのは、私にとってとても大きな経験でした。
毎日毎日撮影が続いてとても大変な中、監督も厳しい方で、私の精神も鍛えられましたし、とても成長できた１年間でした。

－岩手ではガンライザーシリーズ（テレビ岩手制作）にも出演されていますね。東北地域以外では伝わりづらいかもしれませんが。

志田友美
（ガンライザーの歌を口ずさんで）そうなんですよね。でもガンライザーはめちゃくちゃ人気なんですよ。また脚本が素晴らしいので、大人から子供まで幅広い世代に見ていただけると思います！

■人のためにプロデュースすることもやってみたい

－写真集の帯に「これからの新しい人生を歩み始める」とありますが、今後の抱負があればお聞かせください。

志田友美
あっという間なんですが、24歳になったので、とにかく20代はいろんなことにチャレンジして、失敗したりも繰り返して、自分に合うものを探してみたいです。
そして、今までは、自分がアイドルとして表に立ってきたんですけど、裏に立って人のために何かしてみたいと、写真集のセルフプロデュースをして思うようになりました。

－最後に写真集のおすすめカット含めてメッセージをお願いします。

志田友美
おすすめカットは全部ですね。全部なんですけど、中でも、お尻が見えているカットですね。
この写真集を作るにあたって、男女どちらにも見てほしいという気持ちがあって、それを一番に考えて作りました。0から100まで全部セルフプロデュースなので、そこをふまえた上で見てください！

■撮り下ろしフォトギャラリー

[写真・インタビュー：金田一元／構成：桜小路順]

志田友美（YUUMI SHIDA）プロフィール
ファッションモデル・女優。女性向けファッション誌『Popteen』(角川春樹事務所)の専属モデルを経て、現在も人気モデルとして多方面で活躍中。
『仮面ライダー鎧武／ガイム』(テレビ朝日系)でヒロイン・高司舞を演じた。人気アイドルグループ「夢みるアドレセンス」元メンバー。
身長161cm、股下77.5cmで驚異の美脚を誇る。

『志田友美写真集 RESTART』
著者：志田友美
撮影：槇野翔太
定価：本体2,500円＋税
仕様：B5判／96ページ
ISBN：978-4-04-605115-8
発行：株式会社KADOKAWA
発売日：2021年5月12日(水）