山形県出身の峯田和伸、橋本マナミの方言が炸裂する本予告解禁。映画『越年 Lovers』
『越年 Lovers』(12/18先行公開)より、山形県出身の峯田和伸、橋本マナミの方言も炸裂している本予告が解禁となった。
本作は、岡本かの子の傑作小説を映画化したもの。山形県のほか、台湾、マレーシアも舞台となっている。2019年11月に行われた第15回山形国際ムービーフェスティバル2019で初めて本作がお披露目された際には、多くの地元ファンが会場を埋め尽くし満席となり、地元ファンから多くの称賛を受けた。
今回解禁された予告編は、凍えそうな雪景色の中、雪にはまり動かなくなった車を動かそうとする主人公・寛一(峯田和伸)と寛一の幼馴染・碧(橋本マナミ)が再会するシーンから始まる。
「あんたら何やってんの~」と可愛らしい山形弁の葵に対し、寛一は少し驚いた様子で「…やあ」と返し、年月を経て初恋の相手に久しぶりに再会したもどかしさが感じ取れる。
しかし喫茶店で寛一が昔話を持ち掛けると、碧はそっけない様子でその場を立ち去ってしまう…。
ここでマレーシアパート、台湾パートに切り替わり、会社を出ようとしたシャオラン(ヤオ・アイニン)がエレベーター前で待ち伏せしている男・インシューにいきなりビンタされ半泣きになる様子や、亡き母の家を片付けながら「母のような人生はイヤよ」つぶやくモーリーに片づけを手伝うチェンナンが寄り添う様子が映し出される。
そしてまた、日本パートに戻ると碧が寛一に「待てって言うな。待たないよ、誰も。…行きたい時は行くの。」と言い放ち、気持ちを隠して素直になれない歯がゆさが垣間見える。
そしてそれぞれのシーンに共通するのは本心をぶつけることができない、こじれた恋心だ。
愛に生きた作家・岡本かの子が紡いだ傑作小説をもとに紡いだ、恋だけが人生じゃないけれど、こんな恋があってもいいと思わせてくれる、オトナ女子が共感せずにはいられない本作。それぞれの恋の行方が気になる予告編が完成した。
本作は12月18日(金)山形・仙台先行公開、早春全国公開予定。
映画『越年 Lovers』
《SYNOPSIS》
越年―新しい年を迎える瞬間の高揚はどこから来るのだろう。きっとそれは、新しいことが始まることへの希望。
いきなり女をビンタをした男、初恋の相手に会うために十数年ぶりに帰郷した男、亡き母の家を片付ける女。
日本、台湾、マレーシアの年越しの風景の中で不器用な3組の男女が織りなす物語。
愛に生きた作家・岡本かの子が紡いだ傑作小説をもとに、素直になれずにこじれた恋心たちを描く。
恋だけが人生じゃない。けれど、こんな恋があってもいいと思わせてくれる恋の物語。年を越えたら、新しい人生に出会えるかもしれない。
場面写真
出演:峯田和伸 橋本マナミ ヤオ・アイニン(ピピ) オスカー・チュウ(邱志宇) ユー・ペイチェン(余佩真) ウー・ホンシュウ(呉宏修) 菜 葉 菜 吉村和彬 岡野一平 結城貴史
原作:岡本かの子「越年 岡本かの子恋愛小説集」(KADOKAWA)/「老妓抄」(新潮文庫)
監督・脚本:グオ・チェンディ(郭珍弟)
製作:ジェイアンドケイ・エンタテインメント ダイバーシティメディア 花千樹電影有限公司 現代電影沖印股份有限公司 台北市文化基金会
プロデューサー:片原朋子 吉村和文 Jennifer JAO Shaun CHEN
配給・宣伝:ギグリーボックス
2019年/台湾・日本/116分/中国語 日本語/シネマスコープ
(C)2019映画「越年」パートナーズ
公式サイト:etsunen.com
12月18日(金) 山形・仙台先行公開 2021年早春全国公開
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