“ヒップホップ何でも屋”SITEのマンガ家デビュー作となるコミック第1巻発売

ラップグループ「SD JUNKSTA」のメンバーであり、“ヒップホップ何でも屋”として名高いSITE(Ghetto Hollywood)氏のマンガ家デビュー作となる「少年イン・ザ・フッド」1巻が発売となる。

本作は、2018年末に募集された“週刊SPA!連載マンガ家大募集”という公募企画にて、最終日に駆け込みで一枚絵を送付されたことがきっかけで連載決定した。
異色作と言える本作では、昨今のミーハーなMCバトルブームに終止符を打つ、リアルでアンダーグラウンドでハードコアな青春グラフィティ巨編が描かれていく。
グラフィティ、HIPHOPのミュージックビデオ制作、ライター業(東京ブロンクス名義)など、幅広い活躍を見せる、SITE氏の真骨頂が感じられる作品となっている。

◆帯コメントは、PUNPEE、舐達麻(LifeStash)が推薦!

PUNPEE
They Live We Sleep…We Live They Sleep!SITE君が仕掛けるファーイースト青春狂騒曲。サカエさんとワン切りしあいたい人生でした。

舐達麻(LIFE STASH)
たかだか大麻ガタガタぬかすな

少年イン・ザ・フッド

少年イン・ザ・フッド

コミック「少年イン・ザ・フッド」1巻

イントロダクション
2019年現代。郊外の都市に暮らす高校1年生のヒロトは、廃屋で、大量のテープ、VHSなどガンジャを吸いながら暮らすドゥビという男と出会う。ドゥビの職業はクラブDJ。「現在、第一線で活躍するラッパーはマブダチ」と語るが……。
多国籍ギャング、ヤクザ、半グレ、グラフィティ、不良の先輩……etc. 現在の最危険地帯・ヒップホップを取り巻く多様な人たちが登場。伝説のミックステープを巡って、2016年と1996年の事件が交錯する。ドラッグ描写やグラフィティの描き方、フリースタイル・ラップの秘訣まで網羅した、リアルなHIP HOPマンガ。

ストーリー
「これは僕のフッド(地元)で起きた映画みたいな本当の話」(第1話、冒頭より)
団地に住む“何者でもない”少年が、謎のDJやグラフィティライターの同級生に出会い、平凡な日常が鮮やかに塗り変わっていく――。
著者自身の実体験をベースに、’96年と現在という2つの時代を行き交うストーリーにはカルチャーだけではなく、団地、薬物、在留外国人といったシリアスな社会問題も絡んでくる。
市立星屑高校に通う高校一年生である森村玄人。学校では不良集団のパシリ扱いを受けていたが、同じ団地に住む謎のDJドゥビに出会い、その日常に変化が訪れる。

少年イン・ザ・フッド

第1話、冒頭より。

著者:SITE(Ghetto Hollywood)
出版社: 扶桑社/発売日:2020年9月2日/定価:本体1,300円+税
予約サイト:https://amzn.to/33l30j1

<著者プロフィール>
’79年東京都渋谷区生まれ。HIPHOP特殊情報機関「Ghetto Hollywood」主催。中学時代からHIPHOPに傾倒。’98年からはグラフィティライターとしても活動し、ラップグループ「SD JUNKSTA」のメンバーでもある。その他A&R/PV制作など“ヒップホップ何でも屋”として活動中。’19年より週刊SPA!で自身初の漫画作品「少年イン・ザ・フッド」を執筆中。

SITE(Ghetto Hollywood)

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