日向坂46・松田好花「お父さんは恥ずかしそうでした」1st写真集『振り向いて』発売記念会見【完全】レポート

2024年5月28日、講談社にて、日向坂46・松田好花 1st写真集『振り向いて』発売記念会見が行われ、松田本人が登壇。留学から8年半ぶりに訪れたバンクーバーで撮影した写真集の想いなどを語った。

発売記念会見【完全】レポート

‐お気に入りカットのポイントは？

松田好花（日向坂46）
このカットは、実際の学校で撮影させていただいたんですが、日本の学校の制服ではあまりないようなデザインで、海外チックな衣装を選びました。この衣装を着て、実際に講義室みたいなところで、実際の撮影は私一人ではあったんですけど、他にもお友達とかが座ってるような設定で、その場で即興で「遅いよ」とか言ったり、挙手して「先生！ちょっと質問があるんですけど」みたいなことを言いながら楽しんで撮影していました。その中の割と素の私なんじゃないかなということでお気に入りです。あと、写真集の中で唯一メガネをかけたカットでもあるので、そういった点でもお気に入りです。

‐これまでいくつかの先行カットが公開されていますが、周りの友だちやご家族からの反応で反響が大きかったのは？

松田好花
反響が大きかったのは和装カットです。
今回は海外での撮影だったんですが、私が京都出身ということで和装のカットも入れたんです。しかも洋館で。まさしく海外でしか撮れないような雰囲気の和装のカットが撮れたので、両親は二人とも京都出身ということもあって、京都の様子を少し感じられるような部分があることに意外性があったみたいで、いいねって言ってくれました。

‐ロケ地にバンクーバーを選んだ理由は？

松田好花
バンクーバーを選んだ理由の一つとして、中学と高校の間の春休みに、私の通っていた学校主催でバンクーバーにホームステイするという企画がありまして、いいきっかけだと思って申し込んだんです。留学って、自分からだと勇気がいりますので。
その時にバンクーバーに訪れて、かなり思い入れが深くなった土地になったということと、さらには坂道グループでまだ写真集の撮影で行かれた方がいないということで選ばせていただきました。

‐8年半ぶりにバンクーバーに訪れてみていかがでしたか？

松田好花
最初の印象は、「あれっ？こんな感じだったっけ？」ってなって、学生時代に1度訪れてからもう8年半経って、多分なんですけど空港自体が改装されてる気がして、なんとなく見覚えのあるような、ないようなみたいなところが結構多くて、1度訪れてはいるけど新鮮な感覚がありました。
あと、当時のホストファミリーの方と連絡が取れたということもあって、お邪魔させていただけたんです。留学当時は生まれたての赤ちゃんだった子が、もう9歳になっててて、時の流れを感じました。でも、お家は当時のままの状態で、香りとかからもすごく思い出が蘇ってきました。
ホームステイに来た当時は、まさかアイドルになって写真集の撮影で再び訪れるとは思ってなかったなって。想像もつかない人生を歩んでいるなと思いました。

‐バンクーバーの撮影での一番の思い出は？

松田好花
やっぱりホストファミリーに再会できたことです。留学当時、携帯電話は持っていたんですけど、ホームステイに来た時に連絡先をちゃんと交換できていなくて。でも、メモに書いたホストファミリーの電話番号の写真は、これまで幾度もしてきた携帯の機種変更を経ても残っていて、その一つの電話番号を頼りに、今回、実際に再会することができたんです。やっぱりそれが嬉しかったですし、いざ再会した時は思わず涙が出てしまうほどでした。

‐バンクーバーへの留学が今のアイドル活動に活かされていることはありますか？

松田好花
あの時、勇気を出してホームステイでカナダに行っていたからこそ、今こうやってアイドルをやって写真集を出しますってなった時に、カナダを選べたことは、過去の自分の行動によって自分にとっての思い出の地が増えたっていう意味ではすごく行って良かったなって改めて思いました。
そして、当時の自分にとって、人様の家に泊まらせていただくこと、それも言葉が通じるかどうかわからない不安の中で乗り越えられたっていうのは、今でもアイドル活動していく中で、海外のファンの方とかもたくさんいらっしゃるので、そういった時にコミュニケーションを取りやすくなれるようになったんじゃないかなって思います。

‐グループ初のバンクーバーでの撮影ということで、メンバーへの自慢はされましたか？

松田好花
自慢になってるかちょっとわからないですけど、ホームステイで行った時に友達とお揃いで購入したパーカーがあったんですけど、それと全く同じデザインのものが8年半経ってもお土産ショップに売っていて、それを全色買ったよっていう自慢をしました（笑）
メンバーへのお土産としては、パーカーはちょっとさすがに全員分はスーツケースに入らないなっていうことで（笑）、メープルクッキーを買いました。
あと写真集チームの皆さんからは、最終日の夜の打ち上げで、サプライズでジャケットをプレゼントしていただきました。私がお土産屋さんで「これかわいいな。買おうかな？」って思ってたジャケットだったのもあって、とても嬉しかったので、（日向坂46の）リハーサルに着て行ってメンバーに自慢しました（笑）

‐撮影期間を終えて、心境の変化などはありましたか？

松田好花
約1週間の撮影で、1日に何着も着て、撮影のスケジュールがタイトだったこともあって、ちゃんと乗り越えられるかなとか、あと、初日、2日目あたりは天候が怪しくて雨が降ったりしていた中での撮影だったので、1週間の中でちゃんと晴れてくれる日があるのかなとか、いろんな意味で不安とか心配がありました。でも、無事にだんだんと晴れてくる日が多くなって、最終日とかは撮りたいねって言ってた夕景をバックにしたカットを撮ることができて、おかがで心も晴れました。

‐ちょっと気が早いんですけど、もし2nd写真集が決まったとしたら、今度はどこで撮影したいですか？

松田好花
今回は秋のカナダで撮影したので、気温も１桁台のかなり寒い中、薄着での撮影とかも多く、寒さとの戦いみたいなところはあったので、次はその寒さの心配をしないでいいような、カラっとした南国に行けたら嬉しいです。

‐今回の写真集をご自身の言葉で一言で表すと？

松田好花
一言というか一文字なんですけど“素”です。ページをめくるたびに、私自身もこんな自分の表情があったんだと思った瞬間があったり、普段家で鏡を見る時とか、写真を撮られてちょっとポーズを決めてる時の自分しか知らなかったので、ふとした瞬間の自分の顔を見て、「あ、これは“素”がとても表れてるな」と感じたので、“素”です。

‐松田さんの下のお名前が“好花（このか）”、“好きな花”と書きますが、町中で思わず振り向いてしまう花はありますか？

松田好花
先日、滋賀県に行ったときに、黄色いコスモスを見かけて、思わず振り向いてしまって、最近カメラを買ったこともあって、これは撮りたいと思って、思わず足を止めて振り向いて黄色のコスモスを撮影しました。

‐完成した写真集をメンバーやご家族の方はご覧になりましたか？

松田好花
家族は、つい先日東京に来てくれていたこともあって、その時手元にあったので、私の目の前で両親が見てくれたんですが、メンバーには発売してからまだ会えていないので、これからが楽しみです。

‐ご家族の反応は？

松田好花
無言でじっくり見ていて、「何か言ってよ」って聞かないと教えてくれませんでした（笑）「感想とかお気に入りのページとかないの？」ってこっちが聞いてやっと教えてくれるみたいな（笑）
お父さんはちょっと恥ずかしそうでした。

‐今回の写真集を自己採点するとしたら？

松田好花
“びっくり仰天”です！（笑）

‐どこにびっくりされましたか？

松田好花
私自身も知らない（自分の）顔があってびっくりしたっていうのと、初めての写真集ということで、普段の活動では着ないような衣装やポージングは、ファンの方にとってもびっくりなことがたくさん起こる写真集じゃないかなと思ったので、びっくり仰天です！

‐最後にメッセージをお願いします。

松田好花
私にとって写真集は、アイドルになっていつからか夢見ていたものでもあり、いざこうして今日発売日を迎えることができて、こんなに多くの方に知っていただくことができたんだなと実感しています。
改めまして、この1st写真集『振り向いて』を、より多くの方に手にとっていただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします！

■フォトギャラリー

[記事・写真：三平准太郎]

松田好花 1st写真集「振り向いて」

《概要》
見る人みんなが癒されるトレードマークのような笑顔を、カナダ・バンクーバーにて200%開放！
坂道メンバーで初となる撮影地・バンクーバーは、松田好花本人にとっては忘れられない思い出の地。その撮影で体験した新鮮な感動に寄り添えば、誰しもが心動かされること間違いなし！
笑いあり、涙あり、バレエあり、制服あり、和装あり、ドレスあり、パジャマあり、ビーチあり、プールあり、水着あり、ランジェリーあり、バスタイムあり…！ 多趣味で好奇心旺盛な松田好花が今やりたいことをすべてやり切り、その魅力のすべてを詰め込んだ、最高純度の写真集が出来上がりました！

著書：松田好花
価格：2,400円（税込）
発売日：2024年5月28日
ISBN：978-4065359099
出版社：講談社