【インタビュー】原愛音「母の言葉で芸能の道1本で頑張る覚悟を決めた」
今春、高校卒業を期に、芸能活動1本で頑張る覚悟を決め福岡から上京したモデル・俳優の原愛音(はらあいね)。彼女が出演するNewDaysの新CMのこと、俳優の道に進んだきっかけなどを聞いた。
原愛音 インタビュー&撮り下ろしフォト
■至るところに自分がいる!
-NewDaysの新イメージキャラクターが決まった時のお気持ちは?
原愛音(はら あいね)
オーディションだったんですけど、選んでいただいた時はとても嬉しかったんですけど、同時にプレッシャーもありました。
実は、私はその時福岡に住んでいたので、NewDaysというコンビニについてはほとんど知らなかったんです。
なので、このCMのオーディションを受ける前に、自分で調べたら、東日本中心に展開されているコンビニで、これまでは芳根京子さんがイメージキャラクターされていたんだということを知りました。
-JRの駅や施設、そしてJR電車車内のトレインチャンネルなどで、で自分のポスタービジュアルや映像などが掲示されるのはどういうお気持ちですか?
原愛音
至るところに自分がいて、関東在住の知人からも「見たよ」って連絡いただいたり、自分が思っていた以上に展開の量がすごくて、嬉しいと同時に恥ずかしさもありました。不思議な気持ちにもなりました(笑)。
-「いい1日は、朝から」篇、「小さな幸せ見つけた」篇、「頑張った日の夜」篇と3本のCMが公開されていますが、それぞれの撮影で印象に残ったことを教えてください。
原愛音
朝篇は、実は撮影自体は夜遅くだったんですが、朝の爽やかさを表現できるように務めました。
お昼篇は、撮影で実際にパスタをいただいたんですけど、とても美味しくて、社会人としてのお昼休みでこんなに美味しいのが食べられたらいいなって思いました。
夜篇は、いちばん自分の素に近いところが出ているなと思います。母からも「いちばんらしいね」って言ってもらえました。
-今お母さんのお話が出ましたが、今回のCM出演についてご家族の反応はどうでしたか?
原愛音
決まった時は一緒になって喜んでくれたので嬉しかったです。
■高校を卒業して上京
-このCMのリリースに掲載されている原さんのコメントに「私と同じく、今年新たなスタートを切った」とありますが、原さんにとって今年は何か節目だったのでしょうか?
原愛音
はい。今年の6月に上京したんです。それまではずっと福岡を拠点に活動していたんですけど、上京したいという想いはずっと持っていて、3月に高校を卒業したのを期に上京しました。
私の同級生でも卒業後、東京の大学への進学で上京している友だちがいるので、同じような不安がある同士、寄り添いあえる存在になりたいなとも思っています。
-まだ数ヶ月ですが、東京生活はいかがですか?
原愛音
生活自体にはだいぶ慣れてきたんですけど、人の多さにはまだちょっと慣れないです(笑)
平日でも、土日の博多・天神を歩いている気分になります。ある時渋谷に行ったら人が多すぎて人酔いしちゃって自宅に帰っちゃいました。せっかくわざわざ出かけたのに(笑)
-大阪出身の私でも初めて東京来た時は人の多さに驚きましたね。コロナ禍になってからは少し減った時期もありましたけど。
原愛音
それでも多い気がします(笑)
■CMにちなんで原愛音を深掘り!
-NewDaysの今回の3本のCMにちなんで3つの質問をします。まず、「いい1日は、朝から」篇ということで、原さんのモーニングルーティンがありましたら教えてください。
原愛音
朝が弱くて、ぜんぜん起きられなくて気分も落ちているので、自分の好きな音楽をかけるようにしています。
-朝食は?
原愛音
あまり食べられなくて、食べてもヨーグルトとか、軽くフルーツをいただく程度です。
-「小さな幸せ見つけた」篇にちなんで、原さんが「小さな幸せを見つけた」と思う時は、例えばどんな時でしょうか?
原愛音
コロナ禍になってから特にアニメにハマってるんですが、お気に入り作品のポスターとかを街なかで見かけると「あ、推しがいる!幸せ♪」って思います(笑)それで今日も頑張れる!みたいな。
-最近ハマったアニメ作品は?
原愛音
ずっとシリーズが続いていたがゆえになかなか手を付けられていなかった「ONE PIECE」です。今上映中の『ONE PIECE FILM RED』が公開される少し前くらいからTVシリーズにどっぷりハマっちゃったんです。
-『ONE PIECE FILM RED』もご覧になりました?
原愛音
2回観ました!あともう2回ぐらい観に行こうと思っています。この作品、音楽もすごくいいんですよね。私、『進撃の巨人』も好きなんですが、澤野弘之さんの音楽が好きすぎて、『FILM RED』でも想像以上にすごくて感激でした。
-次に、「頑張った日の夜」篇にちなんで、夜に限定しなくていいんですが、原さんが頑張ったぞ!と思った時の自分へのご褒美はたとえばどんなものでしょうか?
原愛音
自分で頑張った!っていう日は、帰り道に大好きなアイスを買って、家に付いたらメイクを落としてお風呂に入って、そのアイスを食べながらアニメや映画を観ることです!
-それは幸せですね!
原愛音
幸せです。次の日が休みだったらもう最高です!
■俳優の道に進んだきっかけ
-芸能活動を始められたきっかけは?
原愛音
小学生の頃まで新体操をやっていて、それは好きだからというよりは、友だちがやっていたからという感覚だったのもあって、6年生くらいの時に「もうキツイしもうやめようかな」って思いつつ、モデルにも興味を持ち始めた頃、映画『ちはやふる』を観て衝撃を受けたんです。かるたの試合が始まる直前に、主演の広瀬すずさんの目元だけがアップになるシーンがありますが、このシーンがとても印象的で、大きく自分の心が動かされたんです。そして、こんなキラキラした舞台に自分も行きたい!という想いが芽生えたのが大きなきっかけです。
で、新体操は辞めて、中学生になってから今の事務所に自分から履歴書を送って入ることになり、モデルから始めて、お芝居もさせていただけるようになりました。
-そして、短編映画『デットバケーション』(2018)で初主演を務められて女優賞を受賞。『みなに幸あれ』(2021)でも主演を務められましたが、これまでの俳優活動を振り返っていかがですか?
原愛音
難しさを感じたり、辛くて悩むことはもちろんたくさんあるんですが、いざ現場に入ってお芝居をしてみると、結局「楽しかった!またやりたい!」という気持ちで終われるんです。一種の“沼”というか中毒なのかもしれません(笑)
またやりたいと思えるということは、現場のスタッフさんたち含めてとても恵まれているなと感謝の気持ちもありますし、これからも俳優を続けていけるようにさらに頑張っていきたいと思っています。
■母の言葉で覚悟を決めた
-今年4月から18歳から成人となりましたが、まさしく当事者のお一人である原さんは、これについてご自身の中で何か心境の変化などはありましたか?
原愛音
“成人”という実感はあまり無いですし、「まだ10代なのに大人?」という戸惑いもありつつ、でも選挙には行きました。
-先月8月8日に19歳になられて、10代最後の1年はこれをしたい!という特段の想いはありますか?
原愛音
私は大学には行ってませんけど、大学に進学した友だちと大学生っぽいことをしてみたいなとは思いますが、でも普段どおりに楽しく過ごせたらいいかなと思います。
-なるほど。お話を伺っていると進学せずに上京し、俳優の道でやっていくんだというご覚悟も感じます。
原愛音
それはあります。高校3年生になって皆が進路を決める時に、大学に進学するかどうか正直迷いました。それで母に相談したら、「大学に行って中途半端になるよりも自分がやりたいことに専念するのもありじゃない?」と言ってくれて、その言葉で私の覚悟が決まりました。
-尊敬されている俳優さんや、ご自身の抱負はありますか?
原愛音
尊敬しているのは広瀬すずさんですが、まだ一度もお会いしたことがないので、いつか共演できたらいいなっていう憧れがあります。
そして、私はかっこいい女性がとても好きで、アクションをやってみたいなって思っていて、アクションスクールに申し込んで行ってみたりもしているんですが、将来、そういう私を観てくれた人に勇気を与える存在になれたらいいなという想いはあります。
-好きな作品ジャンルを教えてください。
原愛音
私は読書も好きなんですが、中でもミステリー作品が好きです。でもいろんな作品を読んだり、観たりします。
-オフの日の好きな過ごし方はありますか?
原愛音
私はもともと写真を撮ることが好きなんですが、以前、Dream Ayaさんの写真の企画に参加させていただいたことがきっかけで、Ayaさんからフィルムカメラをいただいたんです。それで出かけた時に撮るようになって、それが今でもすごく好きです。フィルカメラなので、どう撮れているかもわからないし、でも現像して出来上がったのを見るのが楽しくてそこが醍醐味です。
-改めて俳優活動含めて今後の抱負をお聞かせください。
原愛音
上京してまだ間が無いんですけど、映画やドラマにもっと挑戦していきたいと思っていますし、そこで演じた役を通して“原愛音”という俳優を知っていただけるような存在になれるように頑張りたいと思っています。
■撮り下ろしフォトギャラリー
[インタビュー・写真:三平准太郎]
原愛音(はら あいね)プロフィール
誕生日:2003年8月8日
出身:福岡県
趣味特技:読書(小説や漫画)、柔軟性がある
2016年からモデルとして活動スタート。
2018年にMOOSIC LAB 2018の短編映画「デットバケーション」にて初主演を務め、短編部門にて女優賞を受賞。
その後、九州と東京を拠点に本格的に女優として活動を開始。
2020年、福岡放送開局50周年ドラマ「天国からのラブソング」で主人公の高校のクラスのマドンナ役を好演、テレビ東京ドラマ「メンズ校」7話にゲスト出演。
2021年には、ホラー映画大賞にて主演を務めた作品「みなに幸あれ」が大賞を受賞。
現在、Amazon PrimeVideoにて配信されている オリジナルドラマ「モアザンワーズ/More Than Words」の第1話に出演。
原愛音出演NewDays新CM
主にJR東日本の鉄道駅に出店されているコンビニエンスストア・NewDaysの新CMが8月23日から公開されている。
これは、新スローガン「行きも、帰りも、いつも近くに。」にあわせたもので、新たに俳優・原愛音が起用された。
新CMは、NewDaysが駅にあることで、毎日がちょっとハッピーに感じられるような日常のワンシーンを、新スローガンにあわせて、朝、昼、夜のシーン別に制作され、“私に近い”NewDaysが表現されている。
特設サイト:https://retail.jr-cross.co.jp/newdays/every_new_days/
「いい1日は、朝から」篇
「小さな幸せ見つけた」篇
「頑張った日の夜」篇
■CMカットギャラリー
「いい1日は、朝から」篇
「小さな幸せ見つけた」篇
「頑張った日の夜」篇
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