藤原大祐、誕生日の今日、初めてカメラの前で演技した映画『愛のまなざしを』についてコメントを寄せる。
万田邦敏監督の新作、仲村トオル×杉野希妃×斎藤工×中村ゆりの映画『愛のまなざしを』(11/12公開)より、予告編&追加場面写真及び、2019年7月29日に本作の貴志の息子・祐樹役で人生初めてのオーディションを受け、本作で初めてカメラの前で演技をしたという、本日が18歳のお誕生日の現役高校生・藤原大祐のコメントが届いた。
これまでも強烈な自我を持つ女性を軸に、狂気ともいえる愛を描いてきた鬼才・万田邦敏監督が、カンヌ国際映画祭にてW受賞した『UNLOVED』、比類なき傑作『接吻』に続き、共同脚本・万田珠実との3度目のタッグを組んだ本作では、亡き妻への思いを捨てきれない男と、その男に恋をする女の、嫉妬と復讐と救済の劇が描かれる。
予告編
追加場面写真
●祐樹役:藤原大祐 コメント
人生初めてのオーディションで掴んだ役で人生初めての現場ということで、「愛のまなざしを」は初めて尽くしの作品です。
役作り、お芝居、カメラの前に立つ、全てのことが新鮮で魅力的に感じたのを覚えています。
作品の内容は当時高校1年生だった僕には明確に理解することはできていませんでしたが、漠然と大人の作品だと理解をして挑んでいました。
全てのことにおいて右も左も分かっていなかったので、自分の中で解決しようとするのはやめて、現場に身を委ねていました。そんな僕を優しく包み込んでくださった大先輩のキャストの皆様と温かい現場のおかげで役者としての自覚を持つことができた作品だったので、僕にとって凄く大切な作品の一つです。撮影をしたのは2年ほど前だったので、正直自分のお芝居がどうなっているのか非常に不安だったのですが、完成した作品で、上手い下手ではなく、初めての芝居に対してがむしゃらにぶつかっている当時の僕を見ることができたので、不思議と過去の自分に刺激を貰ってもっと頑張ろうと思えました。
作品全体としては、光の見えないトンネルの中に迷い込んでいくような内容なので、笑えるような作品ではないのですが、観てくださる方も一緒に生暖かいトンネルの中に入ってその気持ち悪さを楽しんで頂きたいです。
11月12日(金)の全国公開を前に、『愛のまなざしを』特製スマホ壁紙3種類(仲村トオルさん×杉野希妃さんバージョン、斎藤工さんバージョン、藤原大祐さんバージョン)付きムビチケオンライン券 (電子チケット)が、下記ムビチケオンライン販売ページにて一般 ¥1,500(税込)で販売中。
https://mvtk.jp/Film/071890
映画『愛のまなざしを』
INTRODUCTION
『UNloved』『接吻』の鬼才・万田邦敏監督による愛憎サスペンス。
愛するほどに、それは奪われていく――
これまでも強烈な自我を持つ女性を軸に、狂気ともいえる愛を描いてきた鬼才・万田邦敏監督が、カンヌ国際映画祭にてW受賞した『UNloved』、比類なき傑作『接吻』に続き、共同脚本・万田珠実と三度目のタッグを組み、「愛」の本質を見つめ、人間の性とエゴをあぶりだした愛憎サスペンスが誕生した。
精神科医・貴志を演じたのは、万田監督作品『UNloved』『接吻』でキーパーソンを好演した仲村トオル。貴志からの愛を渇望する綾子役は、監督、プロデューサーとしても精力的に活動する杉野希妃が演じ、女の業を表現した。死んだ姉に焦がれ、綾子の登場により翻弄されるも真実をつかもうとする内山茂役には、監督、プロデュースなど肩書を超えて活躍する斎藤工。
映画やドラマ、舞台でしなやかな演技力が光る中村ゆりが、六年前に亡くなった貴志の妻を演じる。貴志の息子・祐樹役として十代の繊細な心の揺れ動きを表現した藤原大祐は、オーディションで役を掴み、本作で映画デビューを飾っている。その他、片桐はいり、ベンガル、森口瑤子など、ベテランが脇を固める。また音楽を長嶌寛幸が担当、愛の不確かさを見事表現した。
愛なのか、憎しみなのか、もはやその区別さえ失ってしまった境界線に生きる男女の物語は、多くの映画作家により綴られてきた。その線上に位置づけられることになるであろう『愛のまなざしを』は、女の愛の強靭さを見抜き、その覚悟を見せつける、強烈な愛の物語となった。
STORY
憎しみは愛を征服する――
亡くなった妻に囚われ、夜ごと精神安定剤を服用する精神科医・貴志(仲村トオル)のもとに現れたのは、モラハラの恋人に連れられ患者としてやってきた綾子(杉野希妃)。
恋人との関係に疲弊し、肉親の愛に飢えていた彼女は、貴志の寄り添った診察に救われたことで、彼に愛を求め始める。いっぽう妻(中村ゆり)の死に罪悪感をいだき、心を閉ざしてきた貴志は、綾子の救済者となることで、自らも救われ、その愛に溺れていく…。
しかし、二人のはぐくむ愛は執着と嫉妬にまみれ始め、貴志の息子・祐樹(藤原大祐)や義父母との関係、そしてクリニックの診察にまで影響が及んでいく。
そんな頃、義弟・茂(斎藤工)から綾子の過去について知らされ、さらに妻の秘密までも知ることとなり、貴志は激しく動揺するのだった。自身の人生がぶれぬよう、こらえてきた貴志のなかで大きく何かが崩れていく。
失った愛をもう一度求めただけなのに、その渦の中には大きな魔物が存在し、やがて貴志の人生を乗っ取り始める。かたや綾子は、亡き妻にいまだ囚われる貴志にいらだち、二人の過去に激しい嫉妬をいだく。彼女は貴志と妻の愛を越え、極限の愛にたどりつくために、ある決断を下すのだった――。
出演:仲村トオル 杉野希妃 斎藤工 中村ゆり 藤原大祐
万田祐介 松林うらら
ベンガル 森口瑤子 片桐はいり
監督:万田邦敏
脚本:万田珠実 万田邦敏
プロデューサー:杉野希妃 飯田雅裕
エグゼクティブプロデューサー:市橋浩治 五老剛 小野光輔 佐藤央 有馬一昭 長嶋貴之
コエグゼクティブプロデューサー:阿部毅 小金澤剛康
コプロデューサー:阿部正彦
アソシエイトプロデューサー:小川貴弘 江守徹 高藤丈也 富澤豊
企画:和エンタテインメント
配給:イオンエンターテイメント 朝日新聞社 和エンタテインメント
製作:「愛のまなざしを」製作委員会(朝日新聞社 ENBUゼミナール 和エンタテインメント イーストブロー イオンエンターテイメント はやぶさキャピタル)
2020年/日本/日本語/102分/英題:Love Mooning/HD/カラー/Vista/5.1ch/
(C)Love Mooning Film Partners
公式サイト:aimana-movie.com
公式Twitter:@aimana_movie
公式Facebook:@aimana.movie
2021年11月12日(金)より全国劇場にて公開!
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