【インタビュー】まぁみ「大人になった私も見てほしい」ギャル雑誌egg専属モデルがナチュラルメイクにも挑戦の1st写真集

2021.07.21

ギャル雑誌「egg」専属モデルとして活躍し、グラビアシーンにも進出し注目を浴びているまぁみが7月26日に「まぁみ1st写真集Maami」をリリース。20歳の誕生日を迎えたばかりのまぁみに今の心境を伺った。（撮り下ろしフォトあり）

まぁみにインタビューした場所は、とあるビルの高層階。窓からは新宿御苑の緑と、そのはるか先に東京スカイツリーが見えるところ。梅雨が明け、夏らしい空が広がる景色が広がっていた。
部屋に入ると、明るく元気に挨拶してくれるまぁみ。インタビューは事前打ち合わせ無しのぶっつけ本番だったけど、淀みなくスラスラと答えてくれて、自分自身の考えが明確にある聡明さを持った方だった。

「egg」ではギャルメイクのまぁみだが、今回の写真集では、後半、ナチュラルメイクにも挑戦していて、まぁみの素顔が垣間見れる。素顔と言えば、彼女がふだんどういうことを考えているのかもエッセイという形で表現されているのも見どころとなっている。

夏らしく麦わら帽子のまぁみ

まぁみインタビュー

まるで合成写真のような絶景の窓からの景色！（緑の森は新宿御苑）

■全部にこだわりました！

－写真集を発売することが決まった時のお気持ちは？

まぁみ
今年の1月に、マネージャーさんに「写真集出す？」って言われて、「えっ！？出す！！」って即答しました。
決まった時は、ほんとに嬉しかったです。夢ではあったんですが、自分は写真集を出せるレベルでは無いのかなと思っていましたから。
そして私の誕生日の、7月に出すことが決まった時も、「えっ？そんなサプライズあるの？」って思って、嬉しさが倍増しました。人生において20歳っていちばん大きな誕生日って感じがするからです。神様がくれたプレゼントだって思いました。

まぁみ

－まぁみさんのセルフプロデュースということですが、どういうところにこだわったのかを教えてください。

まぁみ
こだわってないところがないくらい、全部にこだわりました。「自分がやりたいものを悔いのないようにやろう」という私の思いを編集の担当の方も受け止めてくれて、ギャル要素もたっぷりあります。
一方で、10代から20代へ、ナチュラルで少し大人になった私も見てほしいなって思ったので、後半にかけてはメイクがナチュラルになっています。私は、いつもはギャルでナチュラルな要素は出さないので、今回は写真集ということでナチュラルな私を見せようと思って、ナチュラルメイクにも挑みました。
でも最初は、マスカラもほとんど塗ってないし、「えっ？（メイクは）これで終わり？」みたいな（笑）盛れるかな、盛れるかなって不安はありました（笑）
衣装も、私がこういうのを着たいっていうのを提案したものを用意してくださって、それで撮影に挑みました。写真集って、大人でヌーディーというイメージがあるんですけど、私はカラフルなものも着たい！っていう願望が強かったんです。で、ピンク色の外国のお人形さん風の衣裳で撮りたいって提案しました。
写真集のどのカットもお気に入りなんですが、このピンクのお人形風衣裳のカットは、私のわがままで聞いてくれるとは思ってなかったのもあり、特にお気に入りです（笑）

収録カット (C)KADOKAWA (C) Lovers PHOTO／MAKINO SHOTA

■しっとりとしてエッチなギャル。

－やりたいことを素直に表現されたというわけですね。

まぁみ
はい。写真集前半は私の好きなカラフルでポップなギャルメイク。中盤は、男の子が好きそうな少ししっとりとしてエッチなギャル。で、後半は普段は見せないナチュラルな私となっています。
私は普段は、妹キャラとして子どもっぽい雰囲気なんですが、今回は大人っぽく、ちょっとエッチに攻めたカットもあり、ポーズの角度とかも自分で考えて提案するようにしました。

収録カット (C)KADOKAWA (C) Lovers PHOTO／MAKINO SHOTA

－そういう意味では、eggの撮影の時と、今回の写真集とでは、ポーズとかも違う感じですか？

まぁみ
ぜんぜん違いますよ！eggでは、裏ピースや私の「ちゃおすマーク」など、そういうポップなポやーズなんですけど、写真集は、女性も男性も見るし、且つ、本を出すということは私のことを知らない人も見るかもしれない。だから、いろんな私を見せたいなって思って、ポーズもグラビア寄りにしたりとか、水着など衣裳に合わせて、表情やポーズを変えることもしました。

－そういったポーズはぜんぶ自分で？

まぁみ
はい。いっぱい画像検索しました。そうして事前に自分がやりたいポーズを決めていきました。それで撮影当日、カメラマンさんにも直接それを提案しました。そしたら「いいじゃん！」って言っていただいたので嬉しかったです。

－まぁみさんの以前のインタビューを拝見した時も思いましたが、セルフプロデュースということで、自分をどう見せるか？ということをとても深く考えられてますよね。

まぁみ
ほんとですか？嬉しい！やっぱり人に見られる時って、自分が一番可愛い姿で見られたいっていう思いが強いからこそ、メイクもどんどん濃くなるし、ギャルをやってなかったら、写真集を出す機会なんてなかったでしょうし、だから自分がやりたいことをやってきて良かったなって今でも思います。

まぁみ

■20歳になって思うこと。

－さて、7月9日に20歳の誕生日を迎えられましておめでとうございます。あらためて10代を振り返ってみていかがでしょうか？

まぁみ
私は、ふだんはあんまり自分の気持ちやプライベートのことは話さないタイプなんですけど、この写真集には、昔の私の話とか、いろんな思いをエッセイにまとめたんです。
昔は友だちもいないし、可愛くないって思われていた時もあって、辛い思いをしたこともあったんですけど、今はこうして写真集も出せて、私のことを多くのファンの方が可愛いと認めてくれる環境になって、とても恵まれているなと思いました。なので、書店で私の写真集を見かけて驚いてくれたら嬉しいなって思います（笑）

－20代の抱負ってなにかありますか？

まぁみ
19歳と20歳って響きがぜんぜん違うと思っています。19歳の私はやりたいことをそのままわがまま言ってやってました（笑）ほんとに自分優先で生きてきたんですけど、20歳は、上とか下とか関係なく、いろんな人をちゃんと見て、自分自身も発言含めてちゃんとした人になりたい。身体が大人になると共に、心もちゃんと大人になれるようにしたいなと思います（笑）

－なるほど。ただ、セルフプロデュースという点においては、わがままな部分も大切なことがあると思います。

まぁみ
そうですね。とりあえずギャルはまだ止めないと思います（笑）

■一人の時間が楽です！

－先日、Twitterでゴルフの話もされてましたが、最近、プライベートでハマっていることはありますか？

まぁみ
食べ物ではミカンにハマっていて、食べる量もとても多いんです。７個入りのパックを２つ一度に食べたりとか。更にミカンジュースの瓶を一本飲み干したっていう（笑）
ただ、基本的に私は飽き性で、短いサイクルでブームが変わることが多いです。写真集にもそれが表れていて、ページごとにいろいろ変わっていきます。
好きな食べ物や趣味もコロコロ変わっていて、先日はゴルフにハマっていたんですけど今はもう違うんです（笑）
で、今は、車の免許を取る決心をして、ちょうど昨日、教材を買って、教習所の申込みもしてきました。自動車の免許を取ったら、それも大人への一歩かなって思って。

－基本インドアということですが、旅行とかで行ったみたいところはありますか？

まぁみ
旅行だったら山登りしてみたいです。車の免許を取れたら、一人で車で山まで行ってハイキングしたいです。そういう一人行動が好きですね。この写真集にエッセイとしても書いているんですけど、昔から友だちを作るのが苦手なんですよね。一人の時間の方が楽です（笑）
あと、コロナ禍がほんとうに収まったら、フェスに行ってパワーをもらいたいです。

－渋谷区観光フェローをされてますが、渋谷という街についてどう思いますか？

まぁみ
今はギャルが少なくなったので、またギャルブームが訪れてほしいですね。今回の写真集ではギャルの部分もありますから、「このメイク可愛いじゃん」って、これをきっかけにギャルがまた増えてくれると嬉しいな。

■最後にメッセージ

－最後に、改めて写真集の見どころと、発売を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。

まぁみ
10代と20代の節目なので、子どもの私と大人になった私が両方見られる、少し大人でエッチなまぁみが詰まっているのが見どころです。写真集のページをめくる度にいろいろと変化していく私に注目して見てほしいです。
以前から私のことを応援してくださってる方にももちろん見てほしいですし、雑誌感覚でも楽しめる写真集ですので、書店に並んでいるのを見かけて初めて私のことを知った方にも是非見てほしいです。