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ドキュメンタリー映画『想像』

「他者への想像」が希薄化した現代に。演劇カンパニー「チェルフィッチュ」のドキュメンタリー映画『想像』

世界的に注目される演劇カンパニー「チェルフィッチュ」の舞台裏を収めたドキュメンタリー映画『想像』が5月28日より公開。このたび、特報映像が解禁となった。

演劇カンパニー「チェルフィッチュ」は、演出家・岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして1997年に設立。独特な言葉と身体の関係性を用いた手法が評価され、現代を代表する演劇カンパニーとして国内外で高い注目を集めている。その日常的所作を誇張しているようなしていないようなだらだらとしてノイジーな身体性は時にダンス的とも評価される。

岡田利規は、“想像”という営みを重要視し、演じる俳優にも想像を求める。そして俳優達の徹底的な想像によって生み出された動作や発話は、観客のイマジネーションをも膨らませる豊かなクリエーションへとつながっていく。

映画『想像』は、その岡田率いる演劇カンパニー「チェルフィッチュ」の代表作「三月の5日間」のパリ公演に向けてのリクリエーションを通じて、岡田と若き俳優達の“想像”の過程とその行方を、やはり徹底的な“想像”に基づく独自の手法で迫った新感覚ドキュメンタリーだ。
「他者への想像」が希薄化した現代への痛烈な批評性を持つ本作は、鑑賞者が想像の持つ大きな力を自らの中に再発見を促し、鑑賞者自らの想像とその先の“実践”をもたらすことになる。

映画『想像』特報

なお、舞台「三月の5日間」は、2003年3月、アメリカ軍がイラク空爆を開始した日を含む5日間の若者達の日常を描いたもの。
若者のしゃべり言葉をそのまま書き起こしたような戯曲と、そうした言葉によって引き出される無意識な体の動きを過剰に誇張した身体とのスリリングな関係性が、それまで当たり前とされてきた劇構造を根本から覆し、日本現代演劇の転機として語られる。
2005年第49回岸田國士戯曲賞を受賞し、2007年クンステン・フェスティバル・デザールにて海外初演以降、世界30都市以上で上演。また同作の小説版を含む小説集が第2回大江健三郎賞を受賞した。

映画『想像』

出演:板橋優里/チェルフィッチュ/岡田利規 監督:太田信吾
共同出資:株式会社プリコグ、株式会社エムマッティーナ 助成:文化芸術振興費補助金(記録映画)
配給:アルミード
2021年/日本/カラー/HD/ステレオ100分
(C)ハイドロブラスト

2021年5月28日(金)よりアップリンク吉祥寺、
5月29日(土)より横浜シネマ・ジャック&ベティ他ロードショー!

ドキュメンタリー映画『想像』


演劇カンパニー「チェルフィッチュ」各サイト
HP:https://chelfitsch.net
Twitter:https://twitter.com/chelfitsch
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