ピコ太郎とオリラジ、国際協力活動をPR グローバルフェスタJAPAN

2017.10.01

2017年9月30日、東京・お台場センタープロムナードで開催されたグローバルフェスタJAPAN 2017に、ピコ太郎とオリエンタルラジオが登壇し、国際協力活動のひとつ「持続可能な開発目標(SDGs)」(エスディージーズ)をPRした。
ピコ太郎は、７月に国連本部で初披露した「SDGs版PPAP」をライブ初披露。オリエンタルラジオは、藤森慎吾の私生活を例に取り、SDGsの目標について紹介した。

「グローバルフェスタJAPAN」は、10月6日の“国際協力の日”に合わせて開催され、国際協力活動を行う政府機関やNGO、企業等が一堂に会する日本最大級の国際協力イベント。
来場者は、ODAを含む国際協力の現状などに直接触れることができる。
2017年は、9月30日・10月1日の二日間にわたって、東京・お台場センタープロムナードで開催された。
様々なゲストを招いたステージイベントや、約50店に及ぶ各国料理のフードコーナー、参加・体験型のイベントや展示などが来場者を迎えた。

ピコ太郎 SDGsで日本と世界を元気にしよう

グローバルフェスタJAPAN 2017の重要テーマとして「SDGs＝持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」(エスディージーズ)がある。
これは先進国・開発途上国を問わず、すべての国々が取り組むべき世界共通の目標で、日本も外務省が取り組んでおり、そのPRとして、2017年7月、ピコ太郎が国連本部で「SDGs版PPAP」を披露したことが報道されたことも記憶に新しい。
「SDGs版PPAP」は、SDGsをPRするために作られた替歌「PPAP（Public-Private-Action-for-Partnership）× SDGs」だ。
今回、グローバルフェスタJAPANでは、その時以来２度目、ライブとしては初披露。
ピコ太郎は「まだサスティナブル（Sustainable）ってうまく発音できないんです。曲は40秒なんで失敗したら最初からやり直します！」と言って会場に多数詰めかけた観客の笑いを誘っていた。

オリエンタルラジオと楽しく学ぼう国際協力！

「SDGsって17個も目標あるの？多すぎるよ！国連ってマジメすぎじゃね？」とつっこむ中田敦彦に対して、「17個ってちょうどいいと思うよ！」と終始、国連や外務省をヨイショする藤森慎吾のふたり。
漫才風に、国際協力について日々の生活でどういうことができるかを紹介した。
更に、外務省の美人担当者が登壇すると、またまたヨイショする藤森慎吾。それに対して、「役職を聞いてへつらうな！」と中田敦彦。
その後、合コン三昧？の藤森慎吾の私生活をモデルに、SDGsとは？と解説。
「居酒屋で仕事帰りの働く女性を見かけると魅せられる」という藤森慎吾。それはSDGs No.5の目標「ジェンダー平等を実現しよう」に当てはまる。なぜなら働く女性を応援することは経済効果など様々な利点があると、外務省の原琴乃さんが解説した。
そんなお笑いたっぷりのオリエンタルラジオのステージで、SDGsについての理解を深めた。

持続可能な開発目標(SDGs)とは

2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
SDGsは開発途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
（写真は、グローバルフェスタJAPAN 2017会場で紹介された国際救助犬）