
放送50周年の奇跡!『俺たちの旅』オリジナルキャストが集結「僕たちが並べば演出はいらない」映画『五十年目の俺たちの旅』公開記念舞台挨拶
2026年1月10日、TOHOシネマズ 日比谷にて、放送開始50周年を記念した映画『五十年目の俺たちの旅』公開記念舞台挨拶が行われた。会場は満席となり、主演兼監督を務めた中村雅俊をはじめ、秋野太作、田中健、岡田奈々といった50年前のオリジナルキャストが勢揃いし、長年の絆を感じさせる熱いトークを繰り広げた。(動画&フォト)
舞台挨拶レポート
■トークノーカット動画レポート
■フォトレポート
中村雅俊(監督、カースケ/津村浩介 役)
カースケ役を務め、今回は監督もやらせてもらいました中村です。公開が始まるまで、本当にお客さんが来てくれるのか不安だったのですが、こうして目の前にお客さんがいてくれるのを見て、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
秋野太作(グズ六/熊沢伸六 役)
ようこそお集まりいただきました。今は配信などでも見られる時代に、わざわざ足を運んでくださり、一座に成り代わりまして早くもお礼申し上げます。ありがとうございました。
田中健(オメダ/中谷隆夫 役)
寒い中お集まりいただきありがとうございます。50年目という節目を迎えられたのは、皆様の長年のご支持があってこそだと思っています。また「オメダ」に会うことができて、本当に楽しい撮影でした。
岡田奈々(オメダの妹・中谷真弓 役)
真弓役をやらせていただきました。本日、早速ご覧いただきありがとうございます。今はとても緊張していますが、この作品の集大成を皆様に見ていただけて光栄です。
初日を迎えた心境とプライベートの鑑賞エピソード
‐ 主演の中村監督、作品が公開された今の心境を改めてお聞かせください。
中村雅俊
正直、役者の時とはまた違った緊張感があります。お客さんが来てくれるのか、どういう反応をしてくれるのかと考えると、昨夜も本当に眠れなかったんですよ。でも、皆さんの拍手を聞いて、今やっと「やってよかったな」という気持ちが込み上げてきました,。
‐ 田中さんは、昨日実際に劇場へ足を運ばれたそうですね?
田中健
はい、昨日朝一番に新宿へ見に行きました。中村くんが寝られないんじゃないかと心配だったのもありますけど。そうしたら、映画が始まってすぐに感動してしまって。隣にいた家内からハンカチを差し出されるくらい泣いてしまいました。改めて、すごい作品になったなと感じています,。
中村監督の演出と「真弓」の難役について
‐ 今回、岡田さん演じる真弓は非常に難しい役どころでしたが、演出で苦労された点はありますか?
中村雅俊
真弓は亡くなった洋子の思いが憑依したような、非常に精神的に不安定なシーンがありました。そこは奈々ちゃんと随分話し合いましたね。あえてカメラ目線で芝居をしてもらう手法をとったのですが、彼女はその壁を立派に乗り越えてくれました,。
岡田奈々
『俺たちの旅』への愛が深いからこそ、その世界観であのような役を演じることに最初は戸惑いもありました。でも、中村監督の「よーい、ハイ!」という声が心地よく、現場の皆さんに支えられてやり遂げることができました,。
50年続く「俺たちの旅」の奇跡
‐ 同じキャスト、同じ脚本家で50年後に続編が作られるというのは世界でも稀だそうですね。
中村雅俊
ギネス級だと聞いています。3人がこうして揃うこと自体が奇跡ですよね。50年経って、演出をしながら「この3人でなければ『俺たちの旅』はできなかった」とつくづく感じました,。
秋野太作
僕は当初、前作を超えるものはできないからと反対していたんです。でも現場に入ったら、青空を仰いで「夢なら覚めないでくれ」と思うほど幸せな毎日でした。雅俊くんの監督ぶりも立派で、僕の杞憂に終わりましたね,。
‐ 3人で集まると、役作りなどは必要ないのでしょうか?
中村雅俊
何の演出もいりません。役作りがどうのという話ではなく、3人が並ぶだけで自然とあの頃に戻るんです。普段とあまり変わらない、芝居をしていないような感覚ですね,。
かつての思い出と作品の魅力
‐ 50年前の放送当時、人気が出始めた頃の思い出はありますか?
中村雅俊
最初は視聴率も8%くらいだったのが、徐々に20%を超えるようになりました。井の頭公園での撮影も、最初は人がいなかったのが、どんどん女性ファンが集まるようになって、土日はすごいことになっていましたね,。
秋野太作
健ちゃん(田中)たちのところにはファンが寄っていくのに、僕のところはみんな素通りしていくんだよ(笑)。でも、「グズ六」のうちわを持ってくれている人もいて、本当にありがたいことです。
‐ 多くの人を惹きつける、この作品の魅力は何だと思われますか?
中村雅俊
鎌田敏夫さんの脚本の良さ、故・斎藤光正監督が築いた演出、そして何よりこの3人のキャストの組み合わせだと思います。友情、親子、人生をどう生きるかといった「普遍的なテーマ」に野暮にぶつかって描いてきたことが、皆さんに受け入れられたのではないでしょうか。
岡田奈々
女性から見ても、この3人のような「真の友達」がいる関係性は憧れます。こんなふうに年齢を重ねられたら素敵だな、と感じさせてくれるのが魅力だと思います,。
過酷だった撮影現場エピソード
‐ 撮影現場での印象的なエピソードはありますか?
中村雅俊
ロケ地がどこも遠くて大変でした。ある湖のシーンでは「熊出没注意」の看板があって、みんなでビクビクしながら撮影したり。ラストの病院のシーンは千葉の旭市で撮ったのですが、そこでの役者たちの動きや感情のぶつかり合いは、監督として非常に手応えを感じました,。
田中健
そのシーンで叩かれる芝居があったのですが、前田亜季さんに「全力で叩いて」とお願いしたら、本当に痛くて(笑)。でも、あのおかげで良い表情が撮れたんだと思います。
最後のメッセージ
‐ 最後に、中村監督から皆様へメッセージをお願いします。
中村雅俊
50年前、ひとつの青春ドラマとして始まったこの作品が、今では「青春の金字塔」と呼ばれるようになりました。これは皆さんがこの作品を愛し、育ててくれたおかげです。
見た目は70代、80代のおじいちゃんになりましたが、映画を見ていただければ、これははっきりとした「いい青春もの」だと分かっていただけるはずです。テーマである「切なさ」もしっかり表現されています。もしよかったら、また見に来てください。そして友達にも勧めていただければ、携わったスタッフ・キャスト全員が喜びます。本日は本当にありがとうございました。
映画『五十年目の俺たちの旅』
《INTRODUCTION》
昭和を代表する青春ドラマの金字塔「俺たちの旅」が令和の時代に戻ってくる。
1975年10月にスタートした連続ドラマ『俺たちの旅』。カースケ、オメダ、グズ六が繰り広げる熱い青春群像劇は、当時の若者たちを熱狂させ、放送後も『十年目の再会』『二十年目の選択』『三十年目の運命』と彼らの人生の節目ごとにスペシャルドラマが作られてきた。
そして、放送開始50周年を迎えた今、20年ぶりの続編『五十年目の俺たちの旅』が初の映画版として製作され、カースケたち3人の物語が初めて銀幕に登場する。
カースケを演じるのは中村雅俊。今回も主題歌「俺たちの旅」はじめ、挿入歌も務める。グズ六役に秋野太作、オメダ役に田中健、さらにオメダの妹・真弓役に岡田奈々と50年前のオリジナルキャストが結集した。
企画・脚本はドラマシリーズからメインライターを務める鎌田敏夫。昭和を代表する数々の大ヒットドラマを生み出してきたベテランが令和の時代に新たな物語を紡ぐ。
本作で初のメガホンを取るのは主演の中村雅俊。これまでメインディレクターを務めてきた故・斎藤光正監督の演出を一番身近で見てきた中村監督が『旅』のテイストを銀幕に移し替えている。ドラマシリーズからの映像もふんだんに使い彼らの人生をたっぷりと振り返ることができる。
この作品は彼らの『五十年目』の物語であると同時に、彼らが歩んできた『五十年間』の物語。今も続いている彼らの青春の旅をともにする、かけがえのない【人生の一本】となる特別な作品が完成した。
《STORY》
津村浩介“カースケ”(中村雅俊)と、大学時代の同級生の神崎隆夫“オメダ”(田中健)、カースケの小学校の先輩である熊沢伸六“グズ六”(秋野太作)の3人は70代になり、付き合いはすでに50年を過ぎている。カースケは現在、従業員10人ほどの小さな町工場を経営し、オメダは現在も鳥取県の米子市長を務め、グズ六は妻のおかげで介護施設の理事長の座に収まり、それぞれ平穏な日々を過ごしていた。
そんなある日、カースケの工場にオメダがやってくる。カースケは、米子市長を務めるオメダを誇らしい気持ちで従業員に紹介するが、オメダは思いつめた様子ですぐにその場を後にしてしまう。
また別の日、カースケの工場で製作中だったポットが大量に割られる事件が起きる。その中に懐かしい砂時計を発見したカースケ。その砂時計はかつての恋人・洋子と行った思い出の地、鳥取砂丘で買ったものだった。20年前に病死した洋子を懐かしむカースケだが、グズ六から「洋子が生きてる!」と驚きの情報を耳にし…。
出演:中村雅俊 秋野太作 田中健 / 前田亜季 水谷果穂 左時枝 福士誠治 / 岡田奈々
原作・脚本:鎌田敏夫
監督:中村雅俊
主題歌:「俺たちの旅」歌:中村雅俊
配給:NAKACHIKA PICTURES
©「五十年目の俺たちの旅」製作委員会
公式サイト:https://oretabi50th-movie.jp/
公式X:https://x.com/oretabi50th_
予告編
2026年1月9日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
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