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狂のぶ

公開中映画『狂武蔵』のスピンオフムービー『狂のぶ』がYouTubeにて期間限定公開中

『狂のぶ』主演は『狂武蔵』の77分ワンカット唯一の芝居シーンに出演している森本のぶ

8/21より公開されている映画『狂武蔵』。同作にも出演している俳優・森本のぶが主演を務める、『狂武蔵』のスピンオフと銘打った『狂(くるい)のぶ』をYouTube上に期間限定公開しているが、再生回数6000回突破記念として1週間の公開延長が決定した。

スピンオフの元となった映画『狂武蔵(くるいむさし)』は、主演の坂口拓が、9年前に行われた77分のワンシーン・ワンカット撮影、400人斬りに挑んだアクション時代劇で、撮影開始直後から指を骨折、最終的には肋骨も折る激しい死闘が注目されている。なお、今回の劇場公開にあたって、前後にドラマパートが追撮され、山﨑賢人が共演している。
そのスピンオフムービーとして公開された『狂のぶ』は、『狂武蔵』にリスペクトしつつ、主演した森本のぶの俳優人としての熱い思いが込められている。

■森本のぶと坂口拓の出逢い

坂口拓といえば、ウェイブと呼ばれる「ゼロレンジコンバット」をマスターし、“リアル”アクション道を追求することで知られ、近年では『RE:BORN』(主演)や『キングダム』(左慈役)に出演している、今の映画界で本物のアクション俳優と言える稀有な存在。
その坂口拓主演の『狂武蔵』のスピンオフ作品を企画・公開した森本のぶと坂口拓との関係から紐解いてみよう。

森本のぶについて、坂口拓は、自身のYouTubeチャンネル「たくちゃんねる」で、次のように語っている。

坂口拓
映画『狂武蔵』(の9年前のオリジナルカット)で唯一、芝居場面をやってくれた“森本のぶ”さんって人がいるんだ。俺が77分1カットで1回だけ休憩する場所があったんだよね。その(森本の)芝居を撮ってる時に俺が裏に入って3~4分休む。彼から(その時の)話を色々と聞きたいなあって。まさに生きる証人だからね。

森本のぶが坂口拓と知り合ったのは、山口雄大監督の紹介がきっかけだという。森本が、『極道兵器』(2011年/監督:坂口拓・山口雄大)のヤスジ役として出演する前に、山口雄大監督と坂口と顔を合わせる機会を何度か得たことで、『狂武蔵』出演へのオファーにつながっている。

アクション時代劇である『狂武蔵』で吉岡一門を演じる多くの役者たちは、もともと園子温監督の初時代劇映画『剣狂-KENKICHI-』のために、坂口と共に、1年以上に渡り、剣術訓練をしてきた。しかし、残念ながら『剣狂-KENKICHI-』は、撮影直前に製作が中止となったため、せっかくの訓練やスタッフの努力を“無”にしたくないという坂口拓の思いから、『狂武蔵』が撮影されたという経緯がある。

森本のぶは『剣狂-KENKICHI-』にも出演予定で、「クランクインの直前、インするのか中止になるのか、ぎりぎりまでクランクインを願っていたのですが、願いは叶わず落胆した。」と当時を振り返っている。
しかし『狂武蔵』を撮影する事になり、また気持ちを新たに撮影に挑んだという。「一度きりの長回しの中、坂口拓さんの休憩ポイントの芝居シーンという事で、9年も前になりますが、あの緊張感は、今でも鮮明に覚えています。」と語っている。

■スピンオフムービー『狂のぶ』誕生のきっかけ

映像業界で一番弱い立場にあるのは、無名の俳優達!

その後、森本のぶと坂口拓は、それぞれのYouTubeチャンネルにお互い出演するなどのコラボレーションを実現。
その中で森本が今回のスピンオフ企画『狂のぶ』を持ち出す。内容は、宮本武蔵に斬られた吉岡一門400人の中で、たった独り生き残った“無名”の侍「森本のぶ吉」(森本のぶ)を主役としたもの。坂口拓にはいろいろといじられつつも、製作と公開が実現することとなった。
その思いについて森本のぶは次のメッセージを寄せている。

森本のぶ(『狂のぶ』主演・森本のぶ吉 役)
『狂のぶ』を創ったきっかけは、『狂武蔵』に出演させていただいてる事もあり、坂口拓さんの「たくちゃんねる」でYouTubeチャンネルコラボさせて頂いた事がきっかけで、狂武蔵スピンオフを撮ろうという事になり、何本か短編映画を撮ってもらっていた片山享監督にお願いしました。
最初は、かなりざっくりした感じで77分草木を切り続けながら、思いの丈を叫ぼうか?なんて話をしていましたが、物理的にも体力的にも、もたないだろうという事で、後半10分ほどを1シーン1カットにして等身大の森本のぶとして、『狂のぶ』を撮ろうという流れになりました。
俳優を始めて今年で20年になります。この20年間に色んな事がありました。
叫びたくても声を上げられず、強いものに対して心では怒ってても、良い顔をしたりしていました。
映像業界で一番弱い立場にあるのは、無名の俳優達ではないかと思っています。
いつチャンスが来るのかもわからないチャンスを待ち続けて、皆死に物狂いで努力をしています。
俳優で食べる事が出来ず辞めて行った仲間、今も苦しんでる仲間が沢山います。
終盤の台詞で仲間の名前を呼ぶ下りは、僕の俳優人生で実在する仲間の名前をあげさせてもらいました。
その仲間が殺されたのは、ある意味『強い存在』=『宮本武蔵』に重ね合わせ、心の声を腹の底から叫ばせていただきました。いわば、『強い存在』に対する俳優代表の言葉です。
そしてこの映画にはその『強い存在』は存在しません。自分達で声をあげれば、やれる時代になった事を証明出来る作品になれれば幸いです。

狂のぶ

森本のぶ(森本のぶ吉 役)

坂口拓に挑戦状叩きつけてみた(森本のぶちゃんねる)

映画『狂のぶ』

狂のぶ

※暗殺覚悟※宮本武蔵(坂口拓)へ本当の挑戦状
宮本武蔵に斬られた吉岡一門400人
たった独り生き残った『無名』の侍の壮大な物語が、今始まる…
吉原一門最後の生き残り 森本のぶ吉のスピンオフムービー‼
8/21公開映画『狂武蔵』スピンオフ

出演:森本のぶ 田山由起 谷手人 平山繁史 市川貴之 比佐仁

企画/製作:オフィスMORIMOTO
脚本:片山享 森本展弘
撮影/照明:片山享
録音:丹雄二
助監督:田屋潤子
MA:丹雄二
カラコレ:片山享
編集:片山享
制作プロダクション:Yプロダクション
制作担当:谷口昭仁
制作進行:小林夏江 木村政隆 阿内克仁
撮影協力:小美玉市 やすらぎの里小川 稲田神社
監督:片山享

『狂のぶ』フルバージョン(2020年/20min45sec)


期間限定公開:8/20(木)~9/3(木)(予定) ※1週間延長!

▼森本のぶ(主演)コメント
宮本武蔵vs吉岡一門400人という『狂武蔵』の話があり、自分自身が演じた森本のぶ吉からスピンオフの話ができないかと思った。
役者を始めて20年。出会った役者仲間を振り返ったら、共演だけでも400人は超えている。無名の役者を含めたら2000人以上いると思う。そんな仲間のことを想ってのシーンも存在する。
そんな自分の20年の役者人生における“無名役者・森本のぶ(本人談)”と“無名侍・森本のぶ吉”を重ね合わせて出来た作品。特別な役作りはしておらず、自分の20年間が作品にこめられている。

▼片山享(監督)コメント
最初に『狂のぶ』の話を聞いた時、のぶさんは正気じゃないなと思いました。しかし、ものすごく賛同しました。
最後まで観ていただいた方は分かると思いますが、あそこまでやっておいて、もはや爽快感すら感じるラストシーン。僕も同じ俳優として、このバイタリティには頭が下がります。だからこそ本気で応えねばと思いました。
しかも、のぶさんもコメントで言っていますが、実際の俳優人生と、この『狂のぶ』をリンクさせるということをやっていて、そりゃあまぁホントにそうなんですタイトルの通り、我々俳優は「狂ってる」んです。けど、人間なんです。気持ちがあるんです。前を向こうと必死なんです。なんかそんな姿が、背景が透けて見えてくるような、そんな演出ができたらと心がけました。それがこんなに反響をもらって嬉しいです。もちろん『狂武蔵』という映画の影響は多大なるものではあると思いますが。
僕も俳優ですから、俳優が俳優とタッグを組んで映画を撮ったんです。
そりゃ人間が出ます。そして、人生が出ます。この『狂のぶ』を見て、少しでも頑張ろうって思ってもらえたら俳優冥利に尽きるってことなんだと思います。僕は出ていませんが…
まぁラストは僕なりの表現で言いますと、人生そんなもん、だからこそ、頑張る価値があるということです。
『狂のぶ』1週間延びました。少しでも多くの方に観ていただけたら幸いです。そして、いつか、スクリーンで観れることを望んでます。のぶさん!お願いしますね!

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